アヌニトゥム - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について
1.イシュタルの戦闘面 アヌニトゥム / イシュタル・アヌニトゥムは、アッカドの女神。古バビロニア時代の叙事詩では、戦争の女神。マリ王国の予言報告書にその名が見られる。また、バビロンに言及したアッカド王朝時代のシャル・カリ・シャリ王の年名に「シャル・カリ・シャリがバビロンにアヌニ
1.イシュタルの戦闘面 アヌニトゥム / イシュタル・アヌニトゥムは、アッカドの女神。古バビロニア時代の叙事詩では、戦争の女神。マリ王国の予言報告書にその名が見られる。また、バビロンに言及したアッカド王朝時代のシャル・カリ・シャリ王の年名に「シャル・カリ・シャリがバビロンにアヌニ
戦闘女神 戦闘女神としての性格も極めて強い。シュメル神話『ギルガメシュとアッガ』で戦闘面を強調する形で名が引かれており、バビロニア時代からはイシュタル・アヌニトゥムという、女神の軍事能力面を強調した称号で呼ばれることもある(※「古代オリエント事典」では "アンヌニートゥ" をイシ