ABSなどのフィラメントを利用してモデリングをする場合、プリンタ周囲の温度をある程度高めにしておくと安定すると言われています。このため、高価なプリンタはプリンタ周囲に囲いがあるのが普通です。特に冬場は囲いがなければ造作出来なくなるそうです。
prusa i3をはじめとした 3D printer 用に囲いを自作するのが世間では流行しているようです。特に ikea lack table という1000円程度の家具と3D printerで作ったパーツを組み合わせた作例がよくアップロードされています。
そもそも欧米人は ikea lack table の改造が大好きなようで、「ikea lack table hack」で検索すると、3D printer enclosure 以外の多くの作例が発掘されます。
初期のモデル。パーツも小さく制作は簡単。ただし高さが足りないなどの理由でMMU2Sへの対応が難しいようです。プリンタのメンテナンス性は確保されているように思われます。
私も作ってみましたが、ikeaが掘った穴を利用して作製すると、板を入れる四方の空間の横幅が3mmほど長めになったのでupper corner のパーツのねじ穴の位置を修正したりしました。ドア部分のパーツも環境に応じて結構修正しないといけない感じです。また、左奥の足から配線を通す設計になっていますが、下記のV2モデルのごとく台に穴を開けた方が無難です。
MMU2Sに対応したモデル。上蓋が開閉するような構造にしてしまった驚きの作品ですが、パーツ数が多いだけでなく大型でプリンタの底部へのアクセスが初期モデルよりも悪そうな印象があります。
作例
・https://rabbit-note.com/2019/06/29/original-prusa-mk3-enclosure/
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