メカニカルスイッチ

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メカニカルスイッチ

UHKにはメカニカルスイッチが採用されている。PCにそなえつけのキーボードとは大分異なった感触なので,実際に購入するまえに他の商品で確かめるのがいいだろう。

キーボードのスイッチ

普及品のキーボードは,デスクトップであればメンブレン,ノートPC内蔵のものであればパンタグラフが一般的である。これは,ゴムの板をつぶすようにして,導線を接触させることにより通電する。

メカニカルは,一つ一つのキーにバネ仕掛けのスイッチが搭載されており,打った時の感触がよい。かわりに,全てのキースイッチを一つ一つ生産しているので高い。

静電容量無接点方式は,HHKBや東プレRealforceなどにしか搭載されていない,メカニカルとも違う打ち心地のキー。価格帯としては最も高い部類にはいる。キーボード以外では, ATMのスイッチなどに使われているようだ。

 

メカニカルの「軸」

メカニカルスイッチがメンブレンなど他のキーボードと違うのは,同じメカニカルでもバネの種類や構造を変えることによってさまざまな感触のものが販売されていることだ。

この「軸」を生産している会社は,Cherry,Kailh,Gateonなど。

Cherryはドイツの会社で,Kailh,GateonはCherry互換のスイッチを作っている中国の会社。とはいっても感触はそこまで違わないようだ。

 

UHKでの軸選び

UHKでは6種類の軸から選ぶことができる。以下にそれぞれの特性を示す。キーが押された事をPC側が認識する時のキーの重さの事を押下圧と呼び,一般的なメンブレンキーボードで60g前後とされている.

  • 赤軸:押下圧45g,底まで打ち込むと60g前後。押し込んだ長さに比例して重さが増えていく「リニア」と呼ばれるタイプ。軽いキータッチ。
  • 黒軸:押下圧60g,底まで打ち込むと80g前後。赤軸と同じリニアタイプ。強く叩かなくても反応するメカニカルの特性と,反発力の高さを活かして撫でるように打つといいとされる。
  • 青軸:押下圧45g,押していく途中でカチカチというクリック感があり,メカニカル特有の打ち心地。音は他の軸に比べて大きいため,静かな場所での作業には向かない。
  • 茶軸:押下圧45g,青軸に比べるとずっと小さいが,わずかなクリック感がある。このようなわずかなクリック感は特別に「タクタイル」と呼ばれている。
  • クリアー軸:押下圧65g,タクタイル感あり。茶軸を重くしたものと推測される。
  • 緑軸:押下圧80g,クリック感あり。青軸を重くしたものと推測される。

赤,黒,青,茶軸については,Diatec社のメカニカルスイッチのページ でスイッチの動きをアニメーションで見ることができる。クリアーと緑については,殆んどの店に置いていないと思われるため,メカニカルが初めてならば選ばない方が無難だろう。

試し打ち

残念なことにUHKは店頭で打っていないためそれ自身の打ち心地を確かめることはできない。

しかし,CherryやCherry互換のキーを使ったキーボードは大きな家電量販店に置いてあるため,それらを試しうちすることである程度自分の好みが予測できる。6種類のうち,赤,黒,青,茶の4軸はメカニカルキーボードのコーナーがあれば置いてあることが多い。前節最後でもいったように,クリアー軸と緑軸はそもそもキーボード自体が少なく,店頭にも殆んど置かれていないはずだ。既にそうした軸のキーボードを持っていないのであれば,あえて選択する必要はないと思われる。

店頭以外の試し打ちについては,情報系の会社の場合,同僚にメカニカルキーボードを使っている人がいたら貸してもらうのもありかもしれない。

関東圏でキーボードを多く扱っている店(情報求む)

新宿・池袋の家電量販店比較  すこし情報が古いが,大きくは変わっていないと思われる。

秋葉原の家電量販店比較 上と同じサイトの秋葉原版。秋葉原の方がゲーミング系は強いようだ。

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