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概要[]
敵プレイヤーに倒されてしまいそうになった時、必死に命乞いを始めるプレイヤーが時折見受けられます。本ページでは、命乞いの及ぼす効果・及び代替策について考察致します。
命乞いの実態[]
命乞いが行われるのは、主に装備が不十分な状態で圧倒的な戦力を持った敵に追い詰められてしまった時です。"No No No(イヤだイヤだイヤだ)"・ "Pls no(お願いやめて)"などのメッセージとして発信されます。ある程度立ち向かえる程度の装備を持ったプレイヤーは、倒されるか奇跡的に敵を倒してしまうかするまで全力で戦うか逃げようとする傾向にあるので、わざわざ立ち止まって命乞いのメッセージを送るのは本当にどうしようもない場合に限られるのだと考えられます。
命乞いに効果はあるか[]
結論としては、命乞いの効果は(相手の嗜虐心を刺激すること以外に)ほぼありません。
そもそも、なぜ敵プレイヤーは襲ってきているのでしょうか。主な動機としては、"自衛(相手を追い払って安全を確保したい)"・"物欲(相手を倒して資源やスコア・経験値などを入手したい)"・"快感(自分より弱いプレイヤーをいたぶるのが楽しい)"が挙げられます。
このうち、命乞いで許してもらえる可能性があるのは、相手が自衛目的で襲ってきている場合のみです。しかしながら、仮に相手が自衛目的で襲ってきているのなら、あなたが相手を攻撃せずに逃げようとしている段階で見逃してもらえているはずなのです。逃げるあなたを執拗に追跡している場合、相手の動機は物欲あるいは快感であると分析できます。そして、この分析は命乞いをすることの無意味さを示しています。
まず物欲が動機である場合について考えてみましょう。もし現実の追い剥ぎ強盗のように、「命が惜しかったらそこに金を置いていけ。」と脅すなどの方法で物資などを奪える仕様であれば、アイテムなどを渡すことで命だけは見逃してもらうことができるかもしれませんが、残念ながらTaming.ioにそうした仕様は存在しません(*強いて言えばアップルシューターで回復させるくらいですが、これだけで満足してくれる敵など存在するはずがありません)。したがって、物欲を動機に襲撃してくる相手を説得する術はありません。あなたの命乞いなど1ゴールドの価値もないのですから、立ち止まってメッセージを入力する暇があったら少しでも逃げた方がずっとマシと言えるでしょう。
次に、快感が動機である場合について考えましょう。あなたが逃げたり命乞いをしたりするのを見て、相手はさぞ優越感に浸っていることでしょう。そこで「大袈裟に怖がる演技をすれば、自分を倒さずとも満足してくれるのではないか。」とお考えになるかもしれませんが、残念ながらこうした嗜虐的な欲求にはキリがありません。どれほどあなたが怖がろうと、「もう十分怖がってくれたから満足したよ、帰っていいよ。」と見逃してくれる可能性はほぼないのです。あなたを限界まで怖がらせた挙句に容赦無く倒すことで、相手の目的はやっと成就するのです。
さらに、敵が見逃してくれそうにない別の理由として、相手の不安感が挙げられます。そもそも自分より弱い相手をいたぶることを楽しんでいるプレイヤーの多くは、自分の戦力にさほど自信がないと考えられます(*もし「俺は最強だ。」と心の底から信じ切っているのなら、自分に匹敵する強力な敵に挑むことを楽しみとするでしょう)。したがって、相手にしてみればあなたを見逃すことで、将来強力な装備やペットを用意してあなたが復讐に来るのが何よりも怖いのです。そこで、あなたが弱いうちに倒してしまうことで復讐されるリスクを減らそうと考えるのが自然な成り行きであると言えます。以上のことから、快感を理由に襲ってくるプレイヤーに命乞いをすることは全くの無意味です。
もっとも、相手の気まぐれで見逃してくれる可能性もなきにしもあらずですが、少なくともあなたが命乞いをすることによって見逃してくれるチャンスが大きくなるとは考えられません。したがって、命乞いは時間と労力の無駄であると結論付けられます。
命乞いする暇があったら・・・[]
それでは、絶体絶命の状況から逃れるためにはどのような方法があるのでしょうか。
1つ目は、建築物の設置です。ブーストパッドやスパイクをタイミングよく設置することで、逃げるための時間稼ぎが可能です。
2つ目は、オブジェクトの間に逃げ込むことです。大型の動物に騎乗している相手は、木がたくさん生えた森などを通り抜けるのは少し困難です。したがってオブジェクトが密集した場所に逃げ込むことにより、相手を引き離しやすくなります。
3つ目は、相手のチームに参加することです。相手がチームに所属している場合、自分もそのチームに入ってしまえば(自分がチームから追い出されるか、相手がチームを抜けるかしない限り)相手は手出しができなくなります。もっとも、当該チームのリーダーがあなたの参加申請を拒否してしまえばそれまでですが、藁にもすがる思いで参加申請を行ってみるのはただ死を待つよりはずっとマシであると言えるでしょう。
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