組織

ページ名:組織

 

月の欠片の都アポプス

協議会

大師父の代理として街の管理を行う組織、各種ギルド、街の名家、大企業等の代表が定期的に集まり街の方針を決めている。

名を連ねる組織としては、ティドアー家、ローライト家、シーン神殿、魔導機管理組合、警備隊、商業組合、水道局、農耕ギルド、ヌードル研究所等が挙げられる。

またあくまで大師父の代理組織であるため、大師父の直径の弟子の家系であるティドアー家が実質的な協議会の代表と考えられている。

 

ティドアー家

大師父の弟子であり、占術師の家系

代々当主は大師父の元で修行を受け、絶大なウィザードとして名をアポプスの歴史に残す名家中の名家である。

最も特殊な伝統として、当主代替わりの際しその占術の内容について一切虚言が許されないギアスを衆人環視の中、大師父から直接掛けられるというものがある。

これは呪いであると同時に、ティドアー家当主の占術は絶対であるという宣言でありその影響力を大としている根幹を成している。

しかし、先代当主が急死し修行不足の当代当主に代替わりした為、占術は兎も角ウィザードとしてはいまいちらしく、本来当主から直接手ほどきがされるはずのその一人娘も街の大ウィザードであるアールグレイ魔法教室に通うことになっている。

 

ローライト家

かつてアポプスにおいて多くの功績を残した武門の家系。

アポプスだけでなくゴルドガムも含めて警備隊以外の所謂個人的もしくは組織的な警備のレンドリース組織の管理をしている家系、つまるところ傭兵の元締めである。

(ここで言う傭兵とは冒険者組合に未登録の、純粋に戦闘のみに特化した者を指す。)

 

シーン神殿

アポプスにおける主神である月神シーンを祀る神殿。

孤児の受け入れや炊き出し、更にはアンデッド等の討伐、更に新月期の祈祷等を行っている。

 

夜火の番

不磨晶剣クアルソ・ビッカーを盟主とする月孔の信徒と呼ばれるテロ組織に対抗する為に作られたシーン神殿の上位派閥にして秘密結社

その役割は主に街の住人達に知られるべきでない月孔の信徒達への対処であり、引いてはアポプス全域に対しての守護である。

また、かつての月孔の信徒達の遺跡や、また秘するべきダンジョンへの対処もこの組織の役割であり、やることが多い割に人材不足で非常に困っている。

 

魔導機管理組合

一般的な魔導機協会とは完全に独立したアポプス独自の組織

その役割は、魔導器の発掘、管理、修復、販売のみならず一部の魔導機械そのものの製造も行っている。

性質上、警備隊とは関係性が深く、組合は魔導機械の供与、及び調整を警備隊に行い、警備隊はその魔導機械のテストや、発掘現場での組合員の警護、物品の護衛等を行っている。

錬金術に関しては、取り扱っているがその性質上怪しい人間には売り出さなかったりと管理は厳しい。

 

 

商業組合

アポプス内の商人を管理する組織

主にアポプス内の商品の適正価格、新商品の安全面での審査、交易品の流入集出の監視、交易における大規模キャラバンの統括、商人に関するトラブル解決等を行っている。

警備関係の代表に元冒険者であるいかれ拳のオブシウスを擁し、その関係で冒険者への依頼も多い。

依頼に関しては公平かつ適性であるものの依頼元としてはシビアだと評判。

 

 

水道局

アポプスにおける貯水湖、上下水道の管理を行う組織。

砂漠の地であるアポプスの特性上、身元に対し非常に厳しい審査基準によって選ばれた者のみが在籍を許されている。

(後述の理由からその殆どがエルフである。)

また、地下上下水道はアポプスの黎明期に大師父によって設計されたダンジョンそのものであり、街の水量の推移に応じてその構造を組み換え、放流や貯水を行う為、特に深層に関しては教育を受けた職員以外の立ち入りは非常に危険である。

 

 

農耕ギルド

街の1/4を占める農耕畜産地区を持つアポプスにおける食糧生産を管理する組織

ここのギルドで管理生産する食料はアポプス市街のみならず多くの外部の集落へも輸出されアポプス全土における食事上の要といえる場所である。

その生産効率は魔導機械を用いたラクシア全域でみても屈指のものであり、他の街では類を見ない先進的な農業が行われている。

現在においては隆盛を極めているが、かつての農耕ギルドはそうではなく、アポプス内の各組織で見ても下から数えた方が早い程度には貧乏であった為、かつてを知っている現在の組合長は非常に貧乏性であり職員達のもっと儲けようというチャレンジ精神に対しかなり消極的な姿勢を見せているとのこと。

 

警備隊

警備隊総督ドゥーマー男爵が率いる街の防衛を主とする組織。

所属隊員のほぼ全員が魔動機械であるガンを主な武装とし、集団連携による戦闘訓練を受けている。

その戦闘力はおおよその区分けで以下の通り。

下級:Lv3程度 一般隊員級

中級:Lv5以上 小隊長級

上級:Lv7以上 中隊長級~大隊長級

またドゥームを始めとする魔導機械への搭乗訓練も行っており、エースパイロットが乗った場合の戦闘能力は遺跡に残されたものを遥かに凌駕する…らしい。

基本的に専守防衛であるがそれは砂漠の広大さに対し万年人手不足である為であり、攻勢に出る為のきっかけがあれば何かしらのアクションを起こすだろうと言われている。

 

冒険者組合

アポプス全土における冒険者の店が登録している管理組織。

代表は街の東に存在する『月の雫』という名前の冒険者の店である。

しかしながら、アポプスにおいて冒険者の店は各店の独立独歩が基本であり役割としては殆どが情報共有の場程度であり、あまり管理らしいこともしていない。(定期会合などもあるがすっぽかす店も多い)

一応ここに登録していない店はモグリという扱いにはなる。

 

グレア孤児院

 

ラーリス神官であるロウ・グレアの管理する孤児院

一見して普通の孤児院であり、実態も普通の孤児院であるが、院長であるロウの高い教養と教育方針により孤児院でありながら街でも有数の高い教育と技能を持った子どもたちを輩出する特殊な場所となっている。

また、本人にその気があるかは別として孤児院から出た子供たちは各組織の重要な人材として重宝されその『ロウの子供たち』は街でも有数の情報網を持つ組織と化している。

その有り様から冒険者達の間では『ロウの家のマザコン共』と揶揄されている。

 

 

鉱山都市ゴルドガム

ゴルドガム家

当代当主モール・ゴルドガムが治めるゴルドガムの領主一族。

かつてフォルミカに占拠されていた鉱山都市ゴルドガムを開放した一族であり、ローライト家と並び武門の家系と評されている。

街の管理体制に関しては、アポプスと友好的でありながらも一定の線を引いており防衛においても警備隊の手を借りず私兵や、街で依頼を出される冒険者等で担っている。

鉱山開発に関しても意欲的であり、遺跡研究科であるラッド室長等を招き日々新たな鉱脈探しやフォルミカの残した遺産の探索等を積極的に行っている。

 

封砂の港街アズ

 

 

蛮族領ネメシス

 

 

その他

月孔の信徒

聞こえざるマキナが率いるラーリス神官達のテロ組織

その目的は月の秘匿を破り、アポプスの大地を魔界と同一化することであり、そのために街の中央に座する魔剣の奪取と大師父の殺害、シーン神殿の信仰の凋落などの為に精力的に活動している。

また人間の魔神化する儀式を行う事ができ、ワーウルフクレセントと言われる新月の夜にこそ力を発揮する存在へ変性させる技法を保持している。

 

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