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技術教団(Order of Technology)は異常なほど優れた技術力を持つ集団。
目次
概要[]
技術教団はダイコン銀河のどこかの惑星を母星にしノウンスペース内で活動している組織であり、ある種の宗教的な思想のもとに自らと技術を律している集団である。完全なクローキングデバイスを実現させており宇宙船や惑星を隠蔽しているためその活動や拠点については謎が多い。また技術教団自体も一枚岩ではなく考えの違いによる派閥の対立が激化している。なお、当人たちは宗教組織とは考えていない。
高度な技術[]
技術教団の持つ情報や技術力はノウンスペース内のどの国家や機関がもつものを凌駕しているがなぜそれほど優れた技術を持っているかは不明である。その理由について諸説あり、恒星連邦と接触しているという説やダイコン銀河内の人類以外の知的生命体と接触しているという説、各地でしばしば発見されている人類の入植以前のノウンスペース内に存在していたと言われる先史文明のテクノロジーを解析して会得したなど様々な憶測を呼んでいる。
保有技術[]
- クローキングデバイス
- ハイパーテレポーテーション
- デュプリケーター
- アインシュタイン級科学船
歴史[]
技術教団がいつから存在するかは不明であるが技術教団と名乗って初めて外部と接触したのは混乱期の後期である。しかし、それ以前からも単なる貿易商人やフリーランスの科学者や技術者を装って外部で技術や成果物を使い資金や資源、食料などを入手していたと考えられている。
派閥[]
技術教団内には派閥がいくつかあり、それぞれが異なる考えを持って行動している。
秘匿派[]
秘匿派（原理主義派、ブラックケージ）は発見された超技術に対して慎重に扱い無闇に使われないようにするのが正しいと考える派閥である。技術教団の創始者たちの考えに近く、実際に長期に及んで教団の多数派を占めていたと称している。大戦期には開放派が増大し始め影響力が低下し、開放派による技術の流出を止める事が出来なくなっている。
大戦中は外部と接触し、資金や資源と引き換えに一部の技術や成果物を提供しているがあくまで教団内での勢力争いで優位に立つための資材を入手しているだけである。
開放派[]
開放派（革新派、ホワイトボクシーズ）は教団の持つ超技術を積極的に広め使用する事が正しいと考える派閥である。独自に設立した外交および技術提供・物資輸送を行う組織「ホワイトボックス」を通じて外部勢力と接触し、科学技術を売却し、物資や資金を得ている。
元々は拠点としている惑星では賄えない資源や資金と外部から入手する任務を与えられていた人員によってテクノロジーの封印によって回避が可能であったはずの戦争や貧困、災害による犠牲を生んだと考え技術の開放による銀河平和を目指して結成されたと称している。あくまで技術を開放する事と技術教団の理念を広める事で全人類の幸福を実現しようとしているだけであり、無条件に技術を開放している訳ではなく、むしろ、開放する技術を自己の利益の為だけに使おうとしている既存の国家や勢力、組織を蔑視している。
拠点[]
教団の本拠地となる天体の位置は不明であるがプロメセウスという名の惑星である事は知られている。その他、ノウンスペース内にジェムハザ、ダーディラス、イェンキなどが各地に点在していると言われている。どの拠点も位置が不明であり、未知の天体なのか既知の天体の別名なのか分かっていない。数少ない公になっている教団の拠点は交易と外交の為の窓口として作られた宇宙ステーションのアンヴィルI、アンヴィルII、アンヴィルIIIのみである。
対外関係[]
技術教団は構成員や派閥組織が各自に各勢力と接触しており、技術の成果物や技術そのものを資源や資材、資金などと交換している。一般的には高度な技術を持つため、軍事力などで強制的に奪い取るや脅しは通用せず成功した試しもない。そのため、各勢力は交渉でその技術を入手しようと積極的に接触している。
USUとの関係[]
USUでは技術教団の技術は恒星連邦がダイコン銀河独立戦争時に残した技術データベースをサルベージしたり、宇宙船の残骸から技術をリバースエンジニアリングして入手したものだと考えられている。そのため、USU政府は技術教団から銀河間通信や銀河間航行技術を入手して恒星連邦にいち早く接触する事がノウンスペースの覇権を握る鍵と考えている。
連合帝国との関係[]
連合帝国は技術教団の技術は帝国聖教の神もしくは神に等しい高度な存在によって与えられた技術と考えている。神授技術は人類の反映の為に与えられたものであり、その人類の代表はダイコニア帝国でありその正当な後継である連合帝国が技術教団の技術を持つべきだと考えている。
USSSRとの関係[]
USSSRでは技術教団の技術はダイコニア帝国の研究機関とその残党が独自に研究開発した技術だと考え、その技術は開放されすべての人民に等しく与えられるべきだと考えている。
レムナントとの関係[]
レムナントでは技術教団の技術はダイコニア帝国から追放された違法な研究者や科学者らとその後継者たちによる新技術だと推測している。よってその技術は違法なものである為、帝国の後継であるレムナントが接収し、管理すべきであると考えている。レムナントは技術教団と古くから接触しておりレムナントの常套手段である軍事力を背景とした恫喝が原因で大戦期には既に敵対関係となっていた。故に互いに平和的な接触は行っておらずレムナントには技術教団の技術はもたらされていない。
Behind the scenes[]
バトルメックシリーズに登場する組織やメガゾーン23のデザルグ、超古代のロストテクノロジー、オーパーツなどの話を混ぜ込んだありがちな異常に発達した技術力をもつ集団である。なお技術の由来はあえて謎にしていろいろな使い方が出来るようにした。
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