天体国家

天体国家とは天体(衛星・惑星・恒星系等)を領土・領域・領星とする宇宙上の国家。

概要[]

　天体国家は1つ以上の天体を完全に統治し領有する国家の総称であり、広域を統治する星系間国家や星間国家も天体国家に含まれる。対して1つ天体だけを統治領有する天体国家を単天体国家と称する事も多い。ダイコン銀河内における天体国家・および天体内国家の数は莫大であり把握しきれていない。

領有天体[]

天体国家が領有する天体は概して領域と称する事が多い。これは天体が常に動くものである事からその軌道や周辺の宇宙空間を含めた呼び方である。領有する天体そのもので星間物質で出来た星雲などと違って実体のある恒星や惑星、小惑星、衛星等については領天体や領天と称し、中でも居住者がいる惑星や衛星の場合は領星と称する。なお恒星の領有権に関しては基準が不明確である事から恒星の領有を認めないとする考え方も存在する。

天体国家の形態[]

天体国家は統治する領天体および領星によって分類される。

恒星系国家[]

恒星系国家または星系国家は特定の恒星系内の全惑星を領天体とする国家形態である。恒星系内に異なる国家が存在する場合は恒星系国家とは認められず同恒星系内惑星間国家となる。

惑星国家[]

惑星国家は惑星内の全域を領地および領海とする国家形態である。1つ惑星に1つ国家という単純な条件を満たせば認められる。人間の居住に適した環境の惑星であり居住者が多いとなると成立が難しくなるが、居住に適さない環境で居住者数が少ない場合はこの条件を満たしやすい。

衛星国家[]

衛星国家は惑星国家を衛星にスケールダウンしたものであり惑星国家よりも条件が低い。衛星の規模にもよるが多くの地域においては天体内国家と同等に扱われる。

天体間国家の形態[]

恒星系間国家[]

恒星系間国家もしくは星系間国家は複数の恒星系に領域や領天体を持つ国家。2つの恒星系内の惑星をすべて統治し領天体とする国家はもちろん、2つの恒星系内の惑星や衛星に領土を持つ惑星内国家や衛星国家も恒星系間国家と呼ばれている。

星間国家[]

それぞれ異なる複数の領惑星もしくは惑星内の領土を持つ国家。同じ恒星系内の惑星間の場合は同恒星系星間国家もしくは恒星系内星間国家などと称する。

非天体国家[]

天体内国家[]

天体内国家は1つの惑星もしくは衛星の地表上に存在する国家形態である。居住に適しており多数の居住者が存在しているという場合には多くの国家が1つの天体の地表に存在する事は珍しくない。

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