光学観測照準連動式重力レンズ高エネルギー化学レーザー砲搭

光学観測照準連動式重力レンズ高エネルギー化学レーザー砲塔(Optical-observation-aim Gravitational-lens Interlocked High-Energy Chemical-Laser-Gun Turret / OGIHECT / OGIHEC砲塔 )は光学照準装置と連動する重力レンズにより高エネルギーのレーザーを照射できる化学レーザー砲をパッケージングしたエネルギービーム砲塔である。

概要[]

高出力の化学レーザーを重力レンズで収束する事でより高エネルギーとなり超高熱の熱線となる。出力の高い化学レーザーをガラスレンズで収束させる事が不可能な為、収束に重力レンズを使用するが人工的に作り出された小型の重力レンズの成形後の維持可能時間は0.012秒であり、重力レンズの収束率の制御と目標物への照準合わせを行う事が難しい。そこで光学式観測装置の物理的な超強度ガラスレンズによって目標物への照準を合わせを先行して行い、その光学レンズから計算される調整値を重力レンズ形成装置へ引継ぎ調整済みの重力レンズを成形させて照射する事で高収束率高熱量化学レーザーの照射を可能としている。

特徴[]

非戦闘時はレーザービーム砲塔ではなく光学観測装置として使用する事が出来る為、艦の目を増やす事になる。緊急時や敵艦艇やCTの接近を視覚的追尾する事できる。古くから存在する兵器である事もあり俗に”目玉の親父”や”バックベアード”等の愛称が付けられている。また、製造元がキュクロプス(サイクロプス)やアマツマラ等の隻眼の古代神の名前をつけて宇宙船用に販売している。

OGIHEC砲塔が搭載されている宇宙船の多くで新兵に光学照準時に私用するガラスレンズ磨きを命じる事が伝統的に行われている。なおガラスレンズは収納時に自動洗浄する機能が組み込まれているものがほとんどである為、ガラス磨きは本来必要ない。これらは宇宙船外でのテック操縦や直接的な艦の装備品の点検等の訓練を兼ねていると言う乗組員も多いが、単なる新兵いじめだと考えている者も多い。

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