ビグアム

ビグアム(Bigarm)はザイオニック 社が開発した大型航空CT。

概要[]

ビグアムはザイオニック 社が開発した大型航空CTであり、機体に備えられた多数の大型スラスターとディパルサードライブ によって飛行し、高速で目標に接近し二本の腕によって攻撃するという一撃離脱戦法に特化している。また機体下部には多連装ロケット砲、両椀部先端にはターボブラスター砲 を装備しており接近戦にならずとも敵を攻撃する能力を備えている。

大型の近接戦闘用の爪であるアイアンクローを腕に装備している事から巨大な腕をしており、そこからビッグアーム=ビグアムと命名された。

開発[]

ザイオン公国 によるアース連邦への侵攻計画に先駆けて大規模惑星降下作戦時に降下する部隊を護衛する事が可能な大気圏内および重力圏内での活動が可能な航空CTがザイオニック社に発注され開発が開始された。開発責任者でテック設計師のタクワンは大気圏内でも使用可能な大型の両用スパシアルジェットエンジンを搭載し、二本の腕で敵を切り裂くという独自の発想の元、ビグアムを開発した。

実戦[]

ザイオン・アース戦争 における第一次ジャンブロ降下作戦においてビグアムは初めて実戦投入された。この作戦で64機のビグアムが帰還が不可能とされるにも関わらず出撃した。宇宙空間においては宇宙船 、迎撃に上がったCT 、ミサイル等を多数撃墜し、大気圏内でも迎撃に上がったCTや航空機 、地上の対空砲群を破壊している。しかしながら作戦は失敗したために大気圏内に降下したビグアムは全機が撃墜されるか不時着した。不時着した内の11機が鹵獲を避けるため自爆処理され、8機が鹵獲されている。その内の4機は損傷が激しいためスクラップとなったが残る4機は徹底的に調査された。

生産型・派生型[]

MT-A-05 ビグアム[]

前期型。第一次ジャンブロ降下作戦までに80機が生産された。

MT-A-05(r) ビグアム改(refit)[]

第一次ジャンブロ降下作戦に投入されなかった前期型を改修した機体であり、放熱フィンが機体に増設されターボブラスター砲の最大出力が向上しているほか、機体中心部にも大型の加流電子砲 を装備している。

MT-A-05B ビグアム後期型(late-type)[]

第一次ジャンブロ降下作戦後に生産されたビグアムであり、ビグアム改をベースに旋回式機関砲砲塔が機体上部に増設されている。

MT-A-05M ビグアムマイヤー(BigarmMeir)[]

ビグアム後期型を改造した機体で機体の形状を大幅に変更し耐久性を向上させジェネレーターを高出力のものに換装、大型のブースターを機体後部に増設している。少数が生産され帝国同盟軍に提供された。

MT-A-05V ビグヴァロ(Bigvalo)[]

ビグアムの発展型として開発された機体でアイアンクローの形状をより合理的な形状に変更、追加装備としてマイナスイオン砲 を装備している。

関連項目[]

• ビグレグ

Behind the scenes[]

ビグロ。

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