チバ級97式巡航艦

チバ級97式巡航艦/巡航貨客船(Chi-ba class type-97 Star-cruiser)はフジヤマ重工業の製造している宇宙船。

概要[]

　チバ級97式巡航艦およびチバ級97式巡航貨客船はフジヤマ重工業が製造・販売している宇宙船であり巡航性能（スキップドライブ）を持つ。フジヤマ重工業の創業以来から製造され続けていた主製品であり様々な派生型も製造されている。混乱期後期には既に旧式化しており大戦期にはチバ級の建造は終了し、代替宇宙船としてその発展改良型が製造されている。

装備及び性能[]

　チバ級巡航艦は混乱期中期に設計された巡航艦である。貨客船や輸送船も兼ねた汎用的な宇宙船であり軍用宇宙船としての性能は優秀とは言いがたい。武装の施された巡航艦型では装甲の強化を施されているがエネルギーシールド発生基は2種4層という貧弱なエネルギーシールドしか展開出来ない。またハイパースキップ可能な距離は中程度である。武装は多くないがあらかじめ軍艦として利用する事を想定していた為に標準的な戦闘能力を備えている。宇宙魚雷発射管を2門持ち、対艦攻撃がまったく不可能というわけではない。

種類[]

チバ級は生産性が高いことから多くの派生型が製造されている。

チバ級97式巡航艦[]　最も初めに製造された巡航艦型。混乱期後期の末に製造販売が終了し改チバ級の製造へ移行した。系列内では最も建造数が多く輸出販売されており生産が終了した混乱期末以降もしばしば辺境地などで運用されて続けられている姿が散見される。混乱期後期の末から中古ではなく新造艦を購入した勢力に対し無料でチバ級を改チバ級へ改造するサービスを行っていた。改チバ級巡航艦[]　チバ級に変わって混乱期後期の標準的な戦闘宇宙船同等の装備を施し、内蔵するシールド発生装置や通信機器、ミサイル、火砲、ハイパースキップドライブが入れ替えられている。既存のチバ級を改造した艦と新造された艦の2種が存在し、互いに区別されていないが内部構造の一部に違いがある。97式巡航貨客船[]　チバ級の非武装型であり輸送船や貨客船として使用される事を想定している。積載量は中規模である。ボニI級101式長距離攻撃艦[]　ボニI級は大口径フォイザー砲を装備した長距離攻撃に特化した巡航艦である。戦線の後方に展開する事を想定しており近接戦闘は不得意である。ボニII級101式長距離攻撃艦[]　ボニII級はミサイル発射装置と宇宙魚雷発射管を大量に装備し長距離攻撃に特化した巡航艦である。戦線の後方に展開する事を想定しており近接戦闘は不得意である。弾薬の積載量が少なく一時的な飽和攻撃しか出来ない。母艦としての機能は持たないためミサイル巡航艦に分類される事が多い。ボイ級102式軽巡航艦[]　ボニI級とボニII級と異なり防御性能の向上をはかり全体的な整合性を優先した派生艦である。装甲に新たに別の材質を使用した装甲層を採用し、エネルギーシールド発生装置も増築され3種5層になっている。生産数は少ないが改良点のほとんどがボニIII級の開発に反映されている。ボニIII級103式巡航艦[]　ボニIII級はボイ級での改良点とボニI級とボニII級との共通部品を増やし生産性を向上を施した改良型である。搭載火器は小火器にエネルギービーム砲やエネルギーボルト砲を採用し、重火器はミサイルや宇宙魚雷に変更された。大戦中に製造されたチバ級の派生艦としては最も優れた性能を持ち初代チバ級に次ぐ数が生産された。一般的には巡航フリゲートに分類されることも多い。ボロ級103式星防艦[]　ボニIII級に近い設計の宇宙船であるが簡易化されており少ない乗員数で運用が可能な艦となっている。搭載火器は減少しているが船首内蔵主砲は主機直結式大口径加流電子砲であり先制打の一撃でより上位の宇宙船も破壊出来る。

関連項目[]

• フジヤマ重工業

Behind the scenes[]

九七式中戦車チハとその車体を流用した車両、地名の千葉、ガンダムのチベより。

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