ストラトバスティオン級空中航空母艦

ストラトバスチティオン級空中航空母艦(Strat-bastion class Aerial-Aircraft-Carrier)はUSUの空中プラットフォーム。

概要[]

ストラトバスティオン級空中航空母艦はUSU惑星地上軍の空中プラットフォームである。惑星地上軍の保有する移動可能な兵器や施設の中で最も巨大なもので他の大型航空機の発着が可能なデッキを持つ。大気成分の問題や陸地が無い海洋惑星や伐採不能な植生など特殊な環境により地表上に拠点が建設できない場合に対応した拠点となるプラットフォームとして開発された。

大気圏下で飛行する空中拠点であり、6基の主推進装置と補助用のディパルサードライブを持つ。あまりに大型なので機動性は低い。巨体故に着陸能力は持たず分解や組み立ても不可能な為、運用する天体の大気圏まで宇宙空間を宇宙船に牽引されて移動する。それ故に宇宙空間においても乗組員の生活が可能なように内部は宇宙船に準じた構造と機能を持つが宇宙空間を自己推進する能力は持たない。移動拠点であり攻撃的な兵器ではない為、戦闘能力も自己防衛の為の迎撃装備しか持たないが宇宙巡航艦級の攻撃を想定している事から対艦攻撃用の大型火砲を持つ。また、一時的にデッキや各部ハードポイントに武装を取り付けたり載せたりする事も可能である。

主要な設備は航空機の離着艦用デッキと格納庫、通信施設、医療施設や指揮施設があり天体上の中規模な基地と同等の能力を持つ。他の部隊へ整備や補給が出来るように軍需物資を大量に保管できる倉庫があり、無補給でも数週間は補給任務を遂行できる。多数の乗組員が生活する為の居住施設もあり、中には娯楽施設もある。デッキの前後両端には空中での航空機の離着艦を支援する為にトラクタービーム発生装置が備えられている。

運用[]

ストラトバスティオン級は初め混乱期の後期に12隻が建造された。12隻はUSU国内のガス惑星や地表が危険な環境の惑星に移動基地として配備された。大戦が勃発すると24隻が追加で建造され、初めの12隻は前線配備を想定した武装の追加を含む大幅な近代化改修が施された。大戦を通して全36隻の内30隻がUSU外の前線の天体へ配備されている。この内、直接的な戦闘を経験したのは23隻だったが戦闘で失われた事はなかったが2隻が事故により失われている。大戦終結時には19隻が運用されており、事故で失われた2隻を除いて15隻が旧式化などから除籍されていた。除籍された15隻の内の数隻は武装が外されて民間に売却され、3隻が国営の軍事博物館に改装されている。他は宇宙空間へ運ばれた後に分解されスクラップにされた。

Behind the scenes[]

戦闘妖精雪風の空母バンシー的なもの。名前はB-47ストラトジェットやB-52ストラトフォートレスより。

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