ガリバルD

ガリバルD(Tech-Armato Pesante 40.26 Garibal-D)はナポリタニン連邦共和国のCT。

概要[]

ガリバルDはナポリタニン連邦共和国のフィフィ・ラリアット社が開発したCTである。ナポリタニン連邦共和国軍の従来CTと違って機動性よりも装甲と火力を強化された機体である。ナポリタニン軍では重量級CTとして制式化されているが機体重量は他国の中量級主力CTと大きな差はない。主機の出力が低いもののハイパープラズマコンデンサを搭載する事で高出力のエネルギー兵器の使用が可能になっている。また、コンデンサに溜めたエネルギーをシールド発生装置に使う事で一時的なピンポイントエネルギーシールドを展開する能力も持つ。

歴史[]

混乱期にナポリタニンがファシズム化した事から本土での防衛に特化した従来機とは異なる装甲と火力を重視した主力級CTが必要となり開発が開始された。大戦期初頭には完成したものの量産が進まず配備数は少なかった。これはガリバルDの部品や生産工程が従来機と異なる事が大きな原因である。更に生産の遅れから配備数を補うために従来機や支援車両の生産も並行して継続したために生産体制の移行が完了しても生産数が大きく増やせない事態にもなっていた。ナポリタニンが自由独立同盟に降伏するとベニータ・ヌッソリーネ率いるパネットーネ社会共和国が設計図を持ち出し、独自に生産し運用した。ナポリタニンも既存の機体を運用したためにナポリタニン国内では同一機体同士での戦いも起きている。

生産型・派生型[]

生産型[]

TA P40.26 s1 ガリバルD serie I

最初期生産型。

TA P40.26 s4 ガリバルD serie IV

TA P40.26 s7 ガリバルD serie VII

TA P40.26 s9 ガリバルD serie IX

最終生産型。

派生型[]

TA P43.36 ガリバルG

発展改良型。

TA P40.26A ガリバルDアルティリエーレ (Artigliere)

砲撃型。大容量ハイパープラズマコンデンサへの換装が施され、アウトリガーと砲懸架装置の追加により後付式の大型砲を装備、使用が可能になっている。アルティリエーレ(Artigliere)は砲兵の意。

TA P40.26B ガリバルDベルサリエーレ (Bersagliere)

狙撃型。大容量ハイパープラズマコンデンサへの換装、強化型センサーカメラの増設と高ステルス性塗装が施されている。ベルサリエーレ(Bersagliere)は狙撃手の意。

TA P40.26L ガリバルDランチエーレ

高機動型。推進剤タンクと増加推進器の追加が施され、電磁投射機関砲内臓の対艦突撃ランスを装備している。ランチエーレ(Lanciere)は槍騎兵の意。

Behind the scenes[]

名前はジュゼッペ・ガリバルディより、P40。

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