MLLV降下離脱両用機

MLLV降下離脱両用機(Lifting / Landing Vehicle)はUSUの輸送用ロケット。

概要[]

MLLV降下離脱両用機はUSU宇宙海兵隊の単段式宇宙輸送機である。単体での天体の地表から重力圏を離脱する能力と重力圏及び大気圏への突入能力を持つロケットである。外見はコーン型で離着陸は垂直姿勢で行う。燃料は最大搭載量で補給なしに1G下の天体からの離脱と突入が可能である。推進装置は離脱用のものと姿勢制御用のものしか無い為、宇宙空間での長距離航行能力は無く宇宙船からの発進や回収を想定した設計だった。単独離脱能力を持つため同じ搭載量の軌道降下ポッドと比較して燃料槽や推進装置の分大型である。製造費は安く構造も単純で整備性に優れており維持もしやすいが、打ち上げでの燃料消費量は激しく同じ重量を宇宙へ運搬する事を考えると離脱能力を持つ普通の宇宙船のが燃料の消費は少ない。大きな損傷がなければそのまま再使用する事も可能なロケットだったが製造費の安さから使い捨てされる事が多かった。

MLLVは兵員のみが搭載可能なP型(Personal)、テック1機が搭載可能なS型(Single)、テック1個分隊3機もしくは車両1両が搭載可能なL型(Light)、テック1個小隊12機もしくは車両3両が搭載可能なH型(Heavy)が開発され、運用されていた。分解して地上で組み上げて使用する組み立て式のA型(Assemble)も各サイズで開発されている。

単体での離脱能力を持つ最小級の宇宙輸送機である為、主に敵の支配下にある天体上への単独潜入及び単独撤収などに使用された。特に兵員輸送型のP型はUSUの情報機関UIAなども秘密裏に購入し使用していたとされる。

関連項目[]

• MODP軌道降下ポッド

Behind the scenes[]

ガンダムシリーズのHLV。

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