常温核遊動炉

常温核遊動炉(Cold nuclear idling reactor)はダイコン銀河で独自に開発された原動機。理論上は永久機関に相当する。

概要[]

　常温核遊動炉は原子核の異常遊動によるヒッゲス粒子の活性化によって誘引されて発生する素粒子パワーの増幅に伴う不確定多次元虚時空間の真空中から宇宙エネルギーを取り出す機関である。旧来の高熱核遊動炉と比較して安定性に優れ暴走の危険も少ない事から発明後には爆発的に普及した。発明以来この常温核遊動炉はほとんどの宇宙船に動力炉として搭載されており最も身近な動力炉となっている。また核遊動学の研究によれば観測可能な他の銀河に比べてダイコン銀河内でのエネルギー抽出効率は高いと予想されている。

歴史[]

　常温核遊動炉はダイコン銀河独立戦争後にグローバルクリーン大学物理学部のトシオ=ニガリ=アサイ博士らの研究チームによって初めて実用炉が開発された。それ以前はこの機関の実現が可能であるという予想はされておりその理論も既に完成されていたが実現できていなかった。なお、トシオ=ニガリ=アサイ博士を中心とした研究チームは常温核遊動炉の特許を申請をする予定であったが研究チーム内でノウンスペース全域の人類の発展の為に特許を取るべきではないという研究者らと意見が割れ、その後全員が宇宙船のハイパースキップ事故に巻き込まれ行方不明となった。結果的にグローバルクリーン大学から常温核遊動炉に関するすべての情報が一般公開され、製造は制限されていない。

Behind the scenes[]

機動戦士ガンダムやフロントミッションなどで登場するクリーンな原子力機関である核融合炉をもじったものである。核遊動とは何なのかは特に考えていないが疑似科学商売のよくわからない理論と機動戦艦ナデシコの相転移エンジンを混ぜた設定した。

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