ダイコニアンレムナント

ダイコニアンレムナント(Daiconian remnant/ダイコニアの遺国)はノウンスペースのセンターセクター内の旧ダイコニア帝国直轄統治領域に位置する軍事国家である。

名称

ダイコニアンレムナント

英称:

Daiconian remnant

略称:

レムナント

政治体制:

軍事独裁・軍国主義

国家体制:

星間国家

敵対国:

全非従属国

社会体制:

国家全体主義

人口

◆◆◇◇◇◇◇◇◇

文化志向:

懐古主義・権威主義

経済体制:

全体社会主義

通貨:

DBC

主要産業:

軍需産業

経済規模

◆◆◆◇◇◇◇◇◇

軍事志向:

積極的失地奪還

軍備規模

◆◆◆◆◆◆◆◆◇

位置:

センターセクター

領星:

ダイコニアナポリス

首都

ダイコニアナポリス

特徴[]

　レムナントは旧ダイコニア帝国軍の残党勢力によって結成された軍事国家である。ダイコニア帝国の崩壊後に無秩序状態であった首都惑星ダイコニアナポリスを占領し再建し、活動の中心としている。崩壊したダイコニア帝国の正統な後継者の出現を待ち、その間に失地奪還の為の軍事活動と統治の代行を帝国軍残存軍が行うという建前で成立している。

　旧帝国軍の残存戦力が中心となって成立した為に旧軍系親帝国国家とは友好的な関係を築いているもののノウンスペースのほとんどの国家に対して帝国への領星返還や再従属を求め続けており、その為の軍事侵攻を絶えず進めている。また国家予算の80%が軍事費に充てられている。

軍事[]

レムナント軍を参照。　

　レムナントは旧ダイコニア帝国軍の集団でありレムナントの結成後に部隊をレムナント大宇宙大艦隊、レムナント大惑星大陸軍、レムナント大戦略大司令部の3つに再編している。大自らをダイコニア帝国の正当な後継者と認めていないものの自由独立同盟加盟国に逃げ延びた皇族や崩壊時に脱出した皇族を中心とした連合帝国なども後継者と認めず、積極的に攻撃している。また自由独立同盟加盟国を帝国の失地として幾度と侵攻するなど非常に攻撃的な国家である。主要な兵器は旧ダイコニア帝国のものの改良型でその製造のほとんどをIMIが担っている。

東部戦線[]

　USSSRに対しては失地だけでなく皇帝暗殺などの一連の帝国崩壊を招いた元凶として批判し、数回の侵攻を行ったもののモスクワ大要塞によって阻まれている。その為、失地奪還運動の矛先は自由独立同盟加盟国へと移された。

歴史[]

皇帝の暗殺や革命運動などによって混乱や反乱が爆発的に広がった為にダイコニア帝国の首都惑星ダイコニアナポリスにおいて信頼のおける軍の一部と共に皇族が脱出が秘密裏に行われた。その脱出を知らされていなかったた帝国軍の地方残存戦力は無政府状態となった旧帝国中心領域に帰還し、帝国復興計画を立案した。混乱期前期には代行統治を行い、旧帝国軍は自らをダイコニアンレムナントと呼称した。

レムナントをつくった旧帝国軍は旧帝国時代の軍閥が主体となっていた。帝国の支配をめぐり軍閥は皇族や貴族、一部の支配者層と帝国企業と対立していた事もあり、帝国の崩壊を好機に実権を握り、帝国の中心領域をのっとったのがレムナントである。

混乱期中には軍部の腐敗と絶え間ない軍事活動から国家運営が完全に行き詰まってしまった。結果的に軍事力によって全ての問題を解決するという積極的な軍国主義へと偏向した。以降は恫喝的な外交によって得た資本で国家体制を維持するという歪んだ国家となっている。

大戦期中頃にはUSU、USSSRの侵攻に受けて弱体化し、ダイコニア帝国の正統な後継国家を自称する連合帝国の北進を受けて大敗。連合帝国に併合され第二ダイコニア帝国となった。

関連項目[]

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