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プロフィール編集
  魔剣を担いし勝利のキル姫

「ティルフィング……そう呼んで下さい。この世界の事、アナタの事、私に教えて頂けませんか?」

ティルフィングは、「天上世界」と呼ばれる地に生きる
殺戮の戦姫、通称キラープリンセスのひとりだ

自分と同じ姿を持つ「イミテーション」たちと戦い、
最後のひとりとなることが、
彼女に課せられた絶対の使命(キルオーダー)である

伝承においては
願いを叶えるが持ち主の命を奪うとされた
魔剣ティルフィングの力を、キラーズとして宿している

戦いの最中、ティルフィングは
この世でたったひとりの主君と巡り合った

以来、ティルフィングはその主君を
「マスター」として仕え、
共に世界の裏側に秘められた大いなる謎を探っている

マスターに対しては従順で、真面目な性格

以前は感情の起伏に乏しく、
ともすれば冷たい性格と思われることもあったが、
マスターとの交流を通じて他者への思いやりを学び、
笑顔も増えていった
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:165cm
体重:47kg
誕生日:3月1日
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■イヅナ

救い主に仕え、
己の役目を果たそうとする姿勢にとても共感を抱いている

「普通の女の子」について相談することが多い
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
幻妖界に来てお腹を空かせていた時、
好意でいただいた米のおにぎり

以来、自分でも自信満々に作るようになった
味は普通
+ 幻妖界への漂着- 幻妖界への漂着
ある日、ティルフィングは幻妖界に「いた」
まったく見覚えがない風景だった
だが、それよりも重要な問題があった。記憶が無いのだ

自分はどこから来たのか? わからない
自分は何者なのか? わからない
はっきりとわかることは、ひとつ

「私は、『マスター』に仕える戦士、キラープリンセスだ」
それ以外のことはおぼろげで、判然としない

常人であれば、恐怖と絶望に身が竦み、
ただ呆然と立ち尽くすか、泣きじゃくるほかはなかっただろう

けれど、ティルフィングは違った
手には剣があり、心にはマスターの姿がある……
ならば、歩こう。歩いて、帰り着こう
マスターの元へ

そう心に決めた瞬間、声が聞こえた
「ティルフィング」
気のせい? いいや、きっとマスターからの呼びかけだ

ティルフィングは、そう確信した
だって、あまりにも心に響く声なのだから

ティルフィング
とても馴染む。間違いない、それは自分の名前だ

「……はい。ティルフィングは、必ず帰ります」
青空に微笑み、ティルフィングは歩き始めた
+ 目的・行動原理- 目的・行動原理
■民を虐げる者を討つ
人類を脅かす異族・魔物と呼ばれる存在を討伐する役目についていたことに起因する

■誰かの願い事を叶える
人のささやかな願い事を叶えるのが好き
しかし大それた願いを叶えることは、相手に不幸をもたらすのではないかと不安になっている
+ 苦手な事- 苦手な事
本音をはっきりと伝えること
+ 幻妖界への漂着- 幻妖界への漂着
旅をしながら、
ティルフィングは幻妖界について学んでいった

良い者も、悪い者もいる
彼らは人間ではなく「妖怪」という存在とのことだが、
「ヒトと異なる」という点ではティルフィングも大差ない

彼女にとって幸運だったのは、
剣の腕前が役立つ世界だったということだ
頼まれて剣を振るい、日々の糧を得た

だが一向に、天上世界への手がかりは得られなかった
さらに、近頃は奇怪な敵にも悩まされることが多い
「怨霊」の存在である

なんでも、死者の無念が形を得た化け物だという
不可解なのは、彼らが口々にティルフィングの名を呼ぶこと
だった
幻妖界に縁のない自分を、誰が恨んで死んだというのか

しかも、日を追うごとに怨霊は数多く、
そして強くなっていく

さしものティルフィングも、
疲労が募り、遂に限界が来た

精魂尽き果て、
地に膝をついた彼女を怨霊たちが包み込んでゆく

涙ながらにマスターの名を呼びつつ、
ティルフィングが意識を失いかけた、その瞬間

清冽な音色が鳴り響き、怨霊たちが消え去った
それはイザヨイと呼ばれる霊具の力、
そして救い主と呼ばれる存在との出会いであった
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
+ 恥ずかしい秘密- 恥ずかしい秘密
+ 趣味- 趣味
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
+ 大切な場所- 大切な場所
+ 恋愛に対しての考え方- 恋愛に対しての考え方