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プロフィール編集
  無慈悲っぽい地獄の裁判官

「我は閻魔。我が問いにはすべて正直に応えよ、良いな」

亡者の行き先を判断する裁判官
生前の行いを浄玻璃鏡(じょうはりきょう)に映し出し、
判決を言い渡す

裁判官という性質上、嘘をもっとも嫌う

犯罪者に慈悲などなく徹底的に追い詰めるが、
逆に正しきのもには相応の態度で接する

他社に対して優しい言葉などをかけることは少ないものの、
部下たちのことをきちんと考え見守っている

これらが基本的な閻魔としての彼女

素でのコミュニケーション能力はゼロに等しく、
オフの時は基本無言

必要な台詞でも単語を一言二言しか発しない

たまにある休暇は一日中寝て過ごすため、
引きこもり体質に早変わり

仕事と食事以外に何かをする気力が湧いてこない
+ キホン見聞- キホン見聞
身長:151cm
体重:42.7kg
誕生日:1月16日
付記:どれだけ甘いお菓子を食べても太らないらしい
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
おはぎ

牛頭の得意な甘味でもある
なんだったら牛頭はこのためだけに仕えさせても構わない、
と考えているほど

尚、つぶあん派

こしあん派は正直処したいが、
私情は良くないと自分に言い聞かせて律している
+ 趣味- 趣味
寝る事

狭いところで、部屋を真っ暗にして、
布団を厚めに被って、丸まって寝る
それが彼女にとっての正義

広いところで大きい寝具で寝てたこともあるが、
落ち着かなかった
+ 生い立ち- 生い立ち
父親は初代閻魔王

その娘として生まれた彼女は、
父の後を追うように地獄の獄卒となる

下積み時代を終えると、
閻魔王の補佐として裁判の判決を記録する「司禄」の役職につく

その後、長きに渡って父の手助けをしていた彼女は
周囲に認められ、やがて次代の閻魔王となった

これに関して周りの反対は一切なく、
閻魔王と同格である他の十王を認めている

彼女が閻魔王となってもなに一つ変わることはない

地獄には相変わらず亡者が溢れ、
それを獄卒たちが管理する

基礎を作り上げた父親の道をなにひとつ違えることなく、
彼女は亡者の審判を続けていく

個より全を重視し、私情を挟むことなく公平

それが閻魔王のあるべき姿であり、
見続けてきた父親の姿であり、
彼女が作り上げる自己を隠す仮面でもある
+ 苦手なもの- 苦手なもの
こんにゃく
なぜかこんにゃくが好きと広まり、
そればかり贈られ、参ってしまった過去をもつ

そのせいか、甘味のなかでもわらび餅は好んで食さない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■火車
真面目とは言い難い性格で
悪戯をすることもあって小言は尽きないが、
常に変化を求めている姿には一目おいている部下

彼女の提案を受けて取り入れたことも多く、
たまに罰代わりに甘味などを運ばせてはいるが、
分け前も与えているので問題ないと考えている
+ ナイメン- ナイメン
地獄の管理者のひとりで冷酷な性格
すべての面において私情を挟むことなく公平である

能力自体は初代閻魔王を越えるとされているが、
あくまでそれは身体的な事柄に限定される

彼女はあくまで閻魔王という役割を演じているに過ぎず、
どちらかというと誰かに従うことの方が得意であったため、
閻魔王という役割に重圧を感じている

しかし、
父やその友人たちの期待を裏切るなどもってのほかと、
司禄次代とは違ってかなりのストレスをため込んでいる

そのストレスの解消方法は「食」だった

次第に食事量が増え、仕事の合間の小休止に食べる
お菓子の量も増えてしまった結果、
地獄の運営費の一部に茶菓子代などの項目が増えた

また、その反動か、食事に関してはうるさい
美食は当然としてその摂取量もかなりのもの

甘いお菓子を食べると思わずにやけてしまうが、
普段の印象と相まって、何も知らない相手には
悪魔が笑みを浮かべているように見えたりも
+ 苦手な事- 苦手な事
雑談

目的の無い会話が苦手。何をしゃべっていいか分からない

しかし、自分の発言が相手にどうとられるのか、
ということを気にしている訳ではない

流れるような会話に、口を挟めないだけ

議題がはっきりしていることであれば、はきはきと喋られる
+ 地獄の管理者として- 地獄の管理者として
過去も現在も亡者を審判する日々

最近は亡者の人数も増えて常に忙しいため、
それしかすることができないといった方が正しいだろう

生活は単調になりつつあるが、
それでも組織の長として間違った判決は下せない為、
常に真剣に取り組んでいる

感情を見せるなど愚の骨頂であり、
仕事は常にポーカーフェイス、
なにがなくてもポーカーフェイス

ただしお菓子を口にした時や、
苦手な機械類、コンニャクを目の前にした瞬間など、
一瞬だけ彼女の感情が見えることもある

そんな貴重な瞬間を見られる者の数は少ないだろう
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■牛頭

門番を任せている信頼できる部下

だが、喧嘩っぱやく、
馬頭としょっちゅう喧嘩しているのが困りもの

案外書類仕事なども得意でよく任せるものの
こらえ性が無いのか、性に合わないのか
目を離すと暴れる亡者を抑えに出て行ってしまう

もう少し我慢して仕事してほしいと思っている
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■馬頭

なんでもそつなくこなす信頼できる部下
しかし、なぜか自分をじっとみつめていることもあって
困惑するときもある

ちょっと働きすぎじゃないかと思うこともあるが、
自分を顧みるとあまり注意できない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■獄卒たち

基本的に上司と部下と関係を崩さない
真面目故に厳しいが、大切に思っている

「いいか。大切なのは報告、連絡、相談だ
 己の手に余るようであればすぐに知らせろ」

「無理はするな。これは優しさからの言葉ではない
 無理をして失敗すれば全体の責任となることを心せよ」

「忙しさを理由に手を抜こうとしたものは、
 我がじきじきに指導してくれる」
+ 好きな食べ物- 好きな食べ物
炒めた豚肉を、醤油とすり下ろしたニンニクで
味付けしたものを、
大盛りの白米の上に乗せて無心に掻き込むのが好き

繊細な味付けの料理も好きだが
ストレスにはこれが効く

たっぷりのネギと、卵黄が乗っていると尚よい。至福

昼に食べることができれば、
午後の職務を乗り切る力になるのだが、
にんにく抜きで食べるのは邪道と考えており、やっていない
+ 関係するキャラ- 関係するキャラ
■真紀奈

滝夜叉姫と邪魅に頼まれ、保護することになる
あまりの暴れ馬っぷりに大層手を焼く事になった

だが、明るく奔放で
必要に迫られてやることも、やりたいから、と
笑顔で言い放つその様は好ましく思っている

「主と過ごした日々、悪くなかったぞ
 柄にもなく、名残惜しいほどにな」

ーー願わくば、彼女の宿命が、今度こそ成就せんことを
+ ソノ権能- ソノ権能
幻妖界と地獄をつなぐ、地獄門

その開閉は、
彼女のみが管理することができる

だったはずなのだが