アークス母艦。
オラクルの主戦力、および生物圏を構成する巨大な宇宙船。
全長約70kmの威容に防衛火器とアークス支援設備を満載し、約100万の乗員を擁して自在に外宇宙を行く。
日本の自治体で例えると、香川県や富山県がまるごと宇宙を飛んでいるようなものである。
オラクルはマザーシップを中核として、多数のアークスシップで編成される大船団だ。
その総数は不明だが、ジグの工房が存在する128番艦「テミス」が確認されており、
喪失時の代艦・襲名によってナンバーどおりの数が稼働しているのであれば100隻を超えることになる。
あるいは古いナンバーの襲名をおこなわず、新しいナンバーの艦を建造している可能性もある。
プレイヤーにとっては、所属サーバー名となる1~10番艦が馴染み深いだろう。
兵器・戦闘単位としてはオラクル最大規模であり、直接戦力としても相応に強力なはずであるが、
その巨大さゆえの機動力の不足、アークスではない一般市民の居住空間を兼ねた構造、
緊急時にはマザーシップの盾として運用される都合などから、純粋な攻撃用途には不向きな面もあるようだ。
特に対ダーカー戦では、攻撃の有効性や侵食耐性の問題から、戦力の大部分を生身のアークスに依存することとなる。
ダークファルス・エルダー襲撃の際は、ファルス・アーム戦のフィールド背景にて、
撃沈された多数の艦、脱出・避難がおこなわれている艦、
接近するダーカー群に対する迎撃を展開している艦を見ることができる。
TA中のアブダクションや緊急クエスト「闇のゆりかご」の舞台となるダーカーの巣窟は、
ダーカーにより襲撃・侵食されたアークスシップの成れの果てである。
EP2までは、全シップの各部管制はマザーシップ、ないし同等の権限を持つ管理者によって掌握されており、
この点をルーサーに利用され、長年に渡るレギアスへの脅迫や、シップ内環境の破壊による乗員全滅の危機を招いた。
オラクルの解放に際しても、ルーサーがシオンと同化し管制権限を手放したタイミングで、
あらかじめ作成されたコピーシオン、つまりはシャオによってこれを乗っ取り、
取り込まれたシオンはルーサーへの攻撃によって破壊するという、
煩雑かつ危険、何より悲劇的な手段を取らざるを得なかった。
この教訓を踏まえ、EP3でシャオによって管理体制の改革が図られ、
EP4以降は各艦に配置されたシエラタイプのハイキャストに管制権限が委譲・分割されたことで、
アークスシップ全艦の管制が一斉に失われる事態は避けられるようになった。
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