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テンプレート:Infobox お笑い芸人前田 健(まえだ けん、1971年6月14日 - 2016年4月26日)は、日本のお笑い芸人、ものまねタレント、俳優、振付師。愛称「まえけん」。
東京都杉並区出身。ケイダッシュステージ所属。身長174cm。体重80kg(公称)、血液型O型。東京都立農芸高等学校卒業。ネプチューンの原田泰造は同校の先輩にあたる。
農芸高校卒業後に渡米しマンハッタンに4年間在住。ブロードウェイダンスセンターで3年10か月間、ダンスと歌の個人レッスンを受ける。流暢な英語を話す。
1994年に日本に帰国後、タレント活動を開始し、一人芝居が話題となる。
『ものまねバトル』で渡辺真知子の歌まねから火が付き、女性のものまねでもキーを変えないシンガーをメインにしたものまねでブレイク。とりわけ松浦亜弥のものまねでは松浦本人からも似ていると認められて評判となった。松浦は「私の体調やスケジュールまで気遣ってくださったり、プレゼントと一緒に、手書きのとっても丁寧なお手紙をいただいたことを覚えている」といい、松浦とはセガのテレビゲームソフト『ぷよぷよフィーバー』のCMで共演したこともある。
だがはるな愛が「エアあやや」でブレイクしてからは、松浦から冗談交じりに「まえけんがやる私は汚いから嫌だ」と言われるようになる。前田とはるなは後に週刊誌のグラビア上で「Wあやや」で共演したり、やはりグラビアで前田がカメラマン、はるながモデルという形で撮影された写真が掲載される等の繋がりがある。
2004年10月、『完売劇場』(テレビ朝日)のレギュラーに抜擢された。
2005年8月、『まえけん♂トランス.pj』の名義にて、『恋のマイアヒ』、『チワワ』、MISAの『バンザイ』をトランスバージョンにアレンジした1stシングル『恋のブチアゲ♂天国』をリリースし、オリコン初登場12位、その後ロングセールスを記録する。
2005年11月、恋愛指南本「前田健の恋キャラ診断」を発売すると共に、自身がゲイであることをカミングアウトした[1]。
2006年、テレビアニメ『デジモンセイバーズ』にて声優に初挑戦。Vジャンプによると、アフレコ中も松浦亜弥の格好をしていた。さらに2009年放送の『フレッシュプリキュア!』でも準レギュラーとして出演している。そしてこの縁からか『フレッシュプリキュア!』から『スマイルプリキュア!』までの4作品のEDテーマのダンスの振り付けを担当している。
俳優としても活動していた[2]。
2016年4月24日、朝から夕方まで栃木県内で「金曜★ロンドンハーツ」の収録に参加[3]。東京に戻った後、新宿の飲食店で食事をし(同日午後6時45分にTwitterに最後の投稿がなされている[4])[5]、店を出た後の午後7時10分頃、新宿区新宿3丁目の路上で嘔吐しそのまま倒れ心肺停止状態で病院に搬送された[6]。翌25日には蘇生し心臓が動き出したが[7]、翌26日午前1時36分、搬送先の病院で逝去[8]。死因は虚血性心不全[9]。44歳没。近年では不整脈の持病があり通院も多く、周囲に「心臓が悪い」と漏らしていた[10][11]。また、炭水化物と糖分を抜くダイエットに挑戦したものの、ステーキやラーメンなどをよく食していたなど、食生活における栄養摂取のバランスの悪さが問題視されていた。さらに「金曜★ロンドンハーツ」収録中に体調不良を訴えて医師の診察を受けていたこと[12]や、5月には不整脈の手術を受けることを友人の芸人に対して話していたことも明らかになった[13]。
前田の突然の訃報は、多くの芸能界・お笑い界に大きな衝撃を与えた。松浦亜弥は「あややの思い出をありがとうございました」と所属事務所を通じてコメントした。前田と同じ松浦のものまねで人気を博した、はるな愛は自身のブログで「これからももっと一緒に仕事をしたかった」と追悼。サンドウィッチマンの伊達みきおは自身のブログで2016年の正月に前田、ハチミツ二郎らと鍋料理を楽しんだことを明かし、最後に「残念です。早すぎる」と彼の死を悼んだ。テレビドラマ『怨み屋本舗』などで共演した木下あゆ美も自身のブログで「当たり前のように、どこかでまた共演出来る、またお会い出来る、そんな風に思っていました…。(中略)とても、とても、悲しいです」と前田を追悼した。この他にも事務所の先輩である高橋克典や事務所後輩のスザンヌ、お笑い仲間の宮迫博之や青木さやか、映画でも共演し前田が監督した映画にも出演した佐藤二朗、『フレッシュプリキュア!』で共演した声優の沖佳苗や小松由佳をはじめとするプリキュアシリーズの制作関係者などが追悼のコメントをした[14]。
・ホコリと幻想(2014年公開)
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