トレーナーズ/サポート |
このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。 自分の山札にある好きなカードを1枚、手札に加える。そして山札を切る。 |
SM10で登場したトレーナーズ/サポート。
ポケモンのみならずあらゆるカードが対象になったハイパーボールであり、手札とサポートの使用権をコストにそれらをサーチする。
非常に強力な効果であるがコストが重く、他のサポートと併用することもできない。対象のカードが複数枚投入できるのならば積めるだけ積んでドロー加速を行う方が安定することも多いため、「サーチや素引きが難しいが依存度が高い」プリズムスタースタジアムや用途が限られるメタカードを少数毎・複数種類投入するデッキに採用される。通常のデッキよりはカードがそろえば一気に莫大なアドバンテージが得られるコンボデッキや、多岐にわたる選択肢から適宜最適なカードをサーチして使用するシルバーバレット戦術に適しているカードだろう。一応デデンネGXをサーチすれば疑似的な手札補充として使用することもできる。
あらゆるカードをサーチできるカードが投入されているということは、その分サーチ対象の採用枚数を減らして選択肢を増やすことができるとみなすこともでき、デッキスペースを稼いでくれるカードとしても評価できる。
- 原作での設定・活躍
ご存じ初代ポケットモンスターの主人公。レッドはポケットモンスター赤を選んだ場合の主人公のデフォルトネーム。
サトシの原型になったキャラであり手持ちにレベルの高いピカチュウを加えているのはそのオマージュと思われる。ポケットモンスターの主人公は基本的にしゃべらないが、レッドはNPCとして登場する際も一切一言も発しない。またゲーム中では主人公の中で唯一モブトレーナーに勝負を挑まれた際にその方向に向き直らない。ゲーム的な仕様なのだろうが、リメイク版でもその点は変更されておらず、長い時間をかけてキャラ付けとして昇華されたものと思われる。そのため、ファンからは寡黙でクールなキャラと解釈されることも多い。
レッドの名前が定着したのは金銀で隠しボスとしてシロガネ山に登場したとき。以降NPCとして登場する場合はレッドで統一されている。戦った後は何も台詞がなく忽然と姿を消してしまうため、当時は死亡説や幽霊説がささやかれた。現在では複数作品に登場し、都度外見も変化しているため公式で否定された形。
カードイラストにはレッド以外の人物は描かれておらず、また並ぶ段差や赤い花などはマサラタウン北に存在する1ばんどうろを思わせる。ポケモンマスターの道へ「挑戦」を始める場面なのだろうか。
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