アズキカワウソ新草案

ページ名:アズキカワウソ新草案

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Illust: 旭 櫻花さん

アニマルガール概要
種名: ███████
個体名: あずき
個体識別子: #44
管理権限: 0
身分: ジャパリ大学 学部生
居住区: 学園都市区 ジャパリ大学寮 「翡翠寮」

容姿: サンドスター由来の衣服はユーラシアカワウソやニホンカワウソのアニマルガールに似た薄褐色のワンピース型の水着ですが,彼女はこの姿で人前に出ることを嫌い,水着の上からジーンズやシャツを着用するのを好みます.頻繁に川や浜辺で水泳をしているところが目撃されますが,この場合を除いては常に何らかの衣服を水着の上から身にまとっています.

野性解放: ███.アズキカワウソのアニマルガールはカワウソの姿に変身することができます.これは███████が種の特性として持ち合わせている█████████の逆であるため,███と名付けられました.███████はしばしばこのカワウソの姿で泳いでいるところが目撃されています.███中はパークに生息する野生のユーラシアカワウソとのコミュニケーションが可能になるようです.

 

 

 

 

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Illust: 旭 櫻花さん

アニマルガール概要 [要 管理権限-3]
種名: アズキカワウソ
個体名: あずき
個体識別子: #44
管理権限: 0
身分: ジャパリ大学 学部生
居住区: 学園都市区 ジャパリ大学寮 「翡翠寮」

容姿: サンドスター由来の衣服はユーラシアカワウソやニホンカワウソのアニマルガールに似た薄褐色のワンピース型の水着ですが,彼女はこの姿で人前に出ることを嫌い,水着の上からジーンズやシャツを着用するのを好みます.頻繁に川や浜辺で水泳をしているところが目撃されますが,この場合を除いては常に何らかの衣服を水着の上から身にまとっています.

野性解放: 逆擬態.アズキカワウソのアニマルガールはカワウソの姿に変身することができます.これはアズキカワウソが種の特性として持ち合わせている光学完全な擬態能力の逆であるため,逆擬態と名付けられました.アズキカワウソはしばしばこのカワウソの姿で泳いでいるところが目撃されています.逆擬態中はパークに生息する野生のユーラシアカワウソとのコミュニケーションが可能になるようです.

特記事項: このアニマルガールはAGAに登録されていません..

 

■動物説明 [要 管理権限-3]

[概要]

  本種は完全な別種に擬態する能力を持っています (この擬態は電磁気を用いた調査で見破ることはできなかったため,「光学完全な擬態」と名付けられました) .その稀有な能力にも関わらず,最新のゲノム研究は本種がユーラシアカワウソの近縁であることを明らかにしました.特に絶滅種ニホンカワウソ Lutra nippon との強い関係性が示唆されていて,ニホンカワウソとアズキカワウソは姉妹群であると推測されています.この種の存在はジャパリグループにおいてはジャパリパーク動物研究所において初めて報告され,対外的には未公開です.オーティマ財団がジャパリグループに先行してこの種の存在を認知していた可能性が高く,内通者を通じて同財団の調査が開始されました.

  本種の発見経緯は次のとおりです.

  • 20██/08/09: 内通者より,オーティマ財団が,発見した新種をアニマルガールにする実験を内密に行おうとしているという情報を入手.
  • 20██/08/21: 上陸した財団の研究職員をADLBが確保.同財団が持ち込もうとしたニホンツキノワグマを保護した.同時に新種のカワウソに関するいくつかの論文を押収した.論文のリストは次の通り.
  • Phylogenetic position of the Japanese mimic otter Lutra ogran inferred from the nucleotide sequence of 126 bp of the mitochondrial cytochrome b gene
    • Ogura, A.; Subaru, K.
       
  • DIETARY STUDIES ON CAPTIVE MIMIC OTTERS LUTRA OGRAN
    • Leonard, SH.
       
  • MIMIC POLLUTION ON JAPANESE MIMIC OTTER (LUTRA-OGRAN) - REDUCED OTTERLIKE ACTIONS AS THEY MIMIC
    • Ogura, A.; Subaru, K.; White, LM.
       
  • ニホンカワウソ Lutra lutra nippon とアズキカワウソ Lutra ogran の類似性
    • 小倉 葵; 昴 賢治
       
  • Mimicologic diversity of the otter (Lutra ogran) in near-coast freshwater habitats
    • Leonard, SH.; Clavero, MNA.; Erlinge, F.; Real, A.; et al.
       
  • TERRITORIALITY OF OTTER LUTRA LUTRA OGRAN
    • Erlinge, F; Real, A.
       
  • Mimic otter (Lutra ogran) distribution modeling at two resolution scales suited to conservation planning in the Shikoku, Japan
    • Subaru, K.; White, LM.
  • 20██/08/22: 保護したツキノワグマが檻から逃走.檻は明らかにツキノワグマが通過できる間隔ではなかったため,不審に思った職員がオーティマ財団との関連性を指摘,理事会は調査を開始した.
  • 20██/08/23: ツキノワグマの逃走経路と考えられる場所に設置された監視カメラに,カワウソとみられる動物が確認された.大きさからユーラシアカワウソの可能性が指摘された.付近に残されていた毛の採取に成功.解析が開始された.
  • 20██/09/01: 解析の結果,同種はユーラシアカワウソの近縁種であることが確認された.
  • 20██/09/03: 解析グループは,サンプルがニホンカワウソ由来である可能性を指摘.解析グループの人員を増やし,より精密な解析を開始.
  • 20██/10/09: 解析グループは,サンプルのチトクロームB遺伝子配列がニホンカワウソのそれと明確に異なることを報告.サンプルがニホンカワウソと共通の祖先から分岐した未発見のカワウソ由来である可能性を指摘.
  • 20██/11/21: 逃走したツキノワグマの個体を再度保護した.麻酔銃を使用して保護にあたった獣医師は,ツキノワグマが職員の眼の前でカワウソに変化し,川に飛び込んで逃走しようとした結果,護岸用の網に引っかかったと主張した.獣医師の精神鑑定が行われたが,特に異常は見られなかった.
  • 20██/11/25: ツキノワグマ個体から採取したサンプルのDNAを解析したところ,サンプルがユーラシアカワウソ近縁種由来であることが示唆された.理事会は管理権限-4以上を有する研究者から成る緊急調査グループを組織し,本件に関してより精密な調査を開始した.
  • 20██/12/02: 研究により,同個体が,別種に変身する能力を有するカワウソであることが強く示唆された.ツキノワグマの姿の個体をCTスキャンおよびMRIで調査した結果,同個体は一般的なツキノワグマと区別が付かなかった.
  • 20██/12/23: 同個体が死亡し,検死が開始された.死亡した個体の外見はカワウソであった.
  • 20██/12/26: 死因は腎不全であった.検死にあたった獣医師は,同個体が非常に高齢であった可能性を指摘.

一体なんだというんだ.カワウソが別の動物に化けるなんて,まるで民話のカワウソそのものではないか.カワウソが二足で立ち上がる姿から河童の伝説が生まれたというのはよく聞く話だが,まさか本当に,日本には古来から変化能力を持つカワウソが生息していたとでもいうのだろうか.とても信じがたいが,この目で実際に見たからには信じざるを得ない.

ジャパリパーク動物研究所  柴田研究員

 

 

 

[追記予定]

  • オーティマ財団所属の 小倉 葵 研究員の引き抜き → アズキカワウソの研究成果の入手.付随してアズキカワウソの命名理由(毛皮の色)をパークが認知.
  • 同様の変化能力を有するタヌキおよびキツネの存在の示唆.
  • 現存するニホンカワウソ剥製の遺伝子調査の結果,そのうちのひとつからアズキカワウソのDNAが検出される.(柴田研究員の推測の裏付け)
  • アズキカワウソは,絶滅種の「化けない方のニホンカワウソ」に対して「化ける方のニホンカワウソ」であり,その絶対的な生息数の少なさ(おそらくはアズキカワウソ以外との繁殖が成功しないことに起因する繁殖能力の低さが原因)と,その光学完全な擬態能力のために今まで未発見であった.カワウソとして発見された時は通常のニホンカワウソ,擬態種として発見された時は擬態種だと認識されたため,これまでの調査では新種として発見されなかったのだろう.……という研究員の勝手な推測メモ

[メモ]
日本では古来カワウソは確かに人を化かしていた.それは薄明薄暮の中見たカワウソの姿から人々が勝手に作り出した想像だったのかもしれないし,あるいは本当に人を化かすカワウソが存在していたのかもしれない.アズキカワウソは,そういった民話上のカワウソが今も生き残っていたら,それは現代科学ではどう説明されるかと考えたものである.
一方,アズキカワウソ個体「あずき」は,そうした民話上のカワウソのうち,ヒトに化ける能力を持つ個体のひとつである.

 

 

 


--- 以下,編集中---

 

[詳細情報]

  • 擬態能力
    • 本種の擬態能力は医学的に調査されたことがありますが,CTスキャンおよびX線での調査では,擬態した本種はあくまでも一般的な個体と区別がつきませんでした.擬態中の本種は光学的には擬態した種 (擬態種と呼ばれます) と同一であると考えられます.この性質は光学完全な擬態と呼ばれ,古典生物学でよく見られる擬態とは明確に区別されます.本種のような光学完全な擬態能力を有する種はネコ目イヌ科に比較的多く確認されています.光学完全な擬態のメカニズムは未だ解明されていません.
    • アズキカワウソはカワウソでありながら一般的に「擬態」と呼ばれる別の生物の形を取ることができます.個体ごとに擬態できる生物種に得手不得手があることが分かっていて,2つ以上の種に擬態できるアズキカワウソは見つかっていません.しかし文献から,過去には複数の擬態を持つ個体がいたことが予想されています.
    • アズキカワウソの脳は擬態するごとに擬態種によって不可逆的に変質されます.この性質は 小倉 葵 らによって 擬態汚染 と名付けられました.擬態種として生きる時間と擬態汚染の程度には正の相関があります.擬態汚染によりアズキカワウソは非擬態時 (要するにカワウソ態である時) もある程度は擬態種に近い行動を保ちます.アズキカワウソのカワウソ的な行動は擬態汚染により有意に低下します.
    • 擬態は擬態で暮らす時間に従って成長します.初生成時の擬態が何歳に相当するのかはまだ分かっていません.
    • 擬態で過ごす時間がアズキカワウソの寿命に与える影響に関してはまだ分かっていません.
    • アズキカワウソは随意的に擬態を解くことができます.しかし当個体の精神状態が悪化すると,非随意的に擬態が解けてしまうことがあるようです.
  • 食性
    • アズキカワウソが持つ臓器は一般的なユーラシアカワウソとほぼ同一です.従って擬態時と非擬態時では食性が異なると予想されます.
    • アズキカワウソは非擬態時に獲得した栄養素を擬態時に利用することができるようです.逆も可能です.
      • アズキカワウソが擬態を形成するのは主に空腹時であり,擬態を解くのも主に空腹時です.これを守らない場合対象は腹痛に苦しみました (これはヒト擬態能力を持つアズキカワウソの証言によります).消化不能なものが消化器官に残ってしまうためだと考えられています.
  • 特記事項
    • 擬態は医学的には擬態種と区別がつかず,従って擬態種との交配が可能ではないかと疑われています.この交雑の結果生まれた子供がアズキカワウソとなるのか擬態種となるのかは不明です.
      • オーティマ財団は20██年にこの種の擬態種間での交配実験を行おうとして,Journal of Hidden Science A. 紙を含む3種の秘匿科学雑誌の批判を受けました.
    • アズキカワウソは非擬態時少なくともユーラシアカワウソとの意思疎通が可能であることが分かっています.
    • かつては兵庫県にあるオーティマ財団所有の研究施設にヒト擬態能力を持つアズキカワウソの生体サンプルがあり,研究が大いに発展しましたが,研究員の人為的ミスによりこのサンプルは逃走しました. 205█現在,新たなアズキカワウソの生体サンプルの捕獲計画は確認されていません.

 

■関連資料「事案 #54」 [要 閲覧権限-3]

  20██年4月1日にヒト擬態能力を持つアズキカワウソの個体がジャパリパークで発見されました.彼女は自ら自分がアズキカワウソのアニマルガールであると名乗り,ジャパリグループに対し「亡命」を申請しました.彼女を最初に発見したパークガイド,およびその上司を含む計 6 名は秘匿科学へ関与するためのグローバルライセンスを持っていないにも関わらず秘匿動物であるアズキカワウソの存在を認知したため,秘匿科学国際標準プロトコルに従い秘匿薬科学研究所開発の忘却薬が適用されました.ジャパリグループは秘匿科学隠蔽委員会のこの判断を強く批判しました.

音声記録: 20█/04/01 13:35  パークセントラル  中央総括理事会  305号会議室

███研究員: それではインタビューを開始します.記録によればあなたはパークガイドに対し,ジャパリグループに亡命を申請するとおっしゃいましたね.それはどういう意味ですか.
アズキカワウソ: はい.私はかつては大阪でヒトに擬態し,ヒトとして生活していました.それが以前うっかり人前で擬態が解けてしまった際に目をつけられたのか,何度かよく分からない人たちに尾行されたり,囲まれそうになったりして,最近本当に命の危険を感じることがあって.
███研究員: なるほど,それでジャパリパークに来ればアニマルガールとして受け入れられるんじゃないかと思ったのですか.
アズキカワウソ: はい,そうです.もう私はこりごりなんです,あんな生活.
███研究員: しかしあなたは元々ヒト擬態能力を持っているじゃないですか.あなたが所持していた免許証の写真と現在のあなたは外見で区別することができません.あなたがただのアズキカワウソではなくアニマルガールであると,一体どうやって証明できますか?
アズキカワウソ: えっ.私ここに来る前は男でしたよ.
███研究員: ああ,なるほど.

  アニマルガール化が不完全だったためかインタビュー時には尾と獣耳の存在が認められませんでしたが,本インタビューの2時間後に対象は尾と獣耳を獲得し,そのさらに4時間後にサンドスター由来の衣服を獲得しました.これらは現存するコツメカワウソ,ニホンカワウソ,ツメナシカワウソおよびユーラシアカワウソのアニマルガールに共通する点が多く見られ,彼女がアニマルガールであることに疑いの余地はありません.

  20██年に彼女はジャパリ大学に入学し,現在はジャパリ大学理学部の学生としてサンドスター化学を学んでいます.

 

 

 

 

 

 


★交友関係

  他のアニマルガールや職員,来園者との交流が確認された場合,職員はこの交友関係欄に追記してください.

サバンナキャット
  アズキカワウソはラーメンを好み,週に1度は必ず試験解放区のラーメン屋をめぐります.特に試験解放区の『よるめんや』の大将が作る魚介ラーメンが気に入っているようで,頻繁に訪れています.サバンナキャットとは『よるめんや』で頻繁に顔を合わせるため仲良くなりました.何度か共にラーメン屋めぐりをしているようです.

実験用マウス#773 (リンクは執筆中の未完成記事)
  実験用マウス#773はジャパリ大学で数回講演を行っています.アズキカワウソは講演会後の懇親会で話す機会を得て,実験用マウス#773と親しくなりました.アズキカワウソは実験用マウス#773のいる研究室への配属を希望しています.

○ニホンカワウソ
  ニホンカワウソのアニマルガールは浜辺で観測されています.アズキカワウソとニホンカワウソの出会いがいつであったかは不明ですが,少なくともアズキカワウソのフレンズ化からそう長くはたたないうちから交流があったようで,互いに信頼しあっている様子が見られます.


★リプレイ

  他のアニマルガールや職員,来園者との会話記録はこのリプレイ欄に追記してください.

 


注意事項: 本記事は実在する人物 あずきかわうそ のアニマルガール化作品です.本アニマルガールを使用する場合は,実在の人物について記述するのと同様の配慮をお願いいたします.事前にあずきかわうそに確認していただきますと幸いです.

記事作成者: あずきかわうそ
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