特徴
悲劇にあった人間はウタビトとなり、人々を襲います。
朝~昼:人間であった時と変わらない生活を送ることが出来ます。
夜:月を見ることで歌を歌いたい衝動に駆られます。
歌を歌い始めると右手の紋章が光り皮膚が変色します。
ランクが高くなればなるほど人間からかけ離れた姿になります。
変化の度合いはウタビトによって異なりますが、ランクⅦより上になるとほとんどのウタビトが人間であったとは思えない風貌になるようです。
楽譜を持っていない人間(=一般人)にのみ、歌を聴かせることで行動の自由を奪う事が出来ます。
そうして捕らえた人間をお好きな方法で殺し、血液を採取します。
人間の血液は楽譜を作る上で最も重要な、「インク」の役割を持っています。
1人分の血液で1枚の楽譜を作成可能です。
悲劇
悲劇の度合いは人によって異なります。
その人にとって不幸な結末に至ったと思えば、それが悲劇となるのです。
楽譜
ウタビトになった際に楽譜を作成します。
基本的に最初の楽譜は自身の血を使って作成します。
が、その時近くにいた人間を殺害、得た血で楽譜を作成するウタビトもいます。
また、複数人のウタビトが同じタイミングでウタビトとなった場合、互いの血を使い楽譜を作成することが可能です。
この場合は「共同著作」となり、互いに所有権を持ち、個々に同一のスキルが使えます。
1人分の血液で1枚の楽譜を作成可能です。
作成する楽譜にはウタビトの願いや想いが込められています。
交流の中でそれらに矛盾が生じてしまった(気持ちの変化があった)場合、楽譜は「破綻」し、力を失います。
なお、破綻したからといって消滅することはありません。
システム上ではカウントされ続けます。
*
神に見捨てられた世界で、最愛の人を失った青年がいました。
青年は悲しみに覆われ、何日も泣き伏しました。
そうして数日が経ち、青年はふと何かを思い出したかのように、歌を歌い始めたのでした。
ウタビトへ堕ちた者は、世界を、自分を見捨てた神を殺すその時まで、歌を歌い続けるのです。
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