投資信託の基礎知識

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■投資信託

みんなで資金を出し合って運用をプロに任せる投資商品の総称。ファンドとも言う。
最小単位の大きい個別株などに比べて少額から投資できる商品が多く、個人では難しい分散投資を行なってくれるのでリスクを抑えられることで投資初心者からベテランまで幅広く人気があります。

 

■NISA口座と特定口座

NISA口座で売買された投資信託や株は基本非課税になりますが年間枠360万円、生涯枠1800万円という制限があります。使うデメリットは何もないので枠が余っているなら優先的に埋めましょう。
特定口座は金額の制限などはありませんが売却時に利益に対して税金が掛かります。これを譲渡益課税(キャピタルゲイン課税)といいます。
ちなみに現在の投資信託の利益にかかる税金は20.315%です。

 

■投資信託の基準価格決定のタイミング

米国など海外の市場に投資するファンドの基準価格が約定されるタイミングは以下の通りです
1)営業日当日の終値が決定
※アメリカの場合は日本時間23:30~朝6:00まで(サマータイム除く)
2)翌営業日の午前中に為替レートが決定
3)翌日の早朝(5:00~6:00頃)に保有商品の残高に反映

つまり5月10日(金)の投資信託の評価額は5月8日(水)夜~5月9日(木)早朝にかけて決定された終値と5月9日午前中の為替レートを元に5月10日の早朝に反映される、という事になります。

 

国内市場の場合はもっとシンプルになります
1)当日15時までの注文受付
2)当日20時までに終値をもとに運用会社が基準価格を算出
3)翌日の早朝(5:00~6:00頃)に保有商品の残高に反映

5月10日(金)の投資信託の評価額は5月9日(木)の終値で算出され、5月10日の早朝に反映という流れです。

 

■基本は長期保有

投資信託はバイ・アンド・ホールドと呼ばれる長期保有を前提とした投資手法と非常に相性がよく、再投資を繰り返して投資資産を増やし、そこに更に利率が乗ることで複利的な効果を得ることができます。
デメリットは利益が出るのに時間がかかってしまうことで、一般的には10年以上の保有を長期保有と呼びますがこれには知識の基づいた握力が必要になります。

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