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チケットは誰のモノ? | |
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Episode3.png | |
シーズン №: | 1 |
シーズンエピソード №: | 3 |
合計エピソード №: | 3 |
放送日: | 2010/10/29(アメリカ) 2013/4/16(日本) |
脚本: | Amy Keating Rogers & Lauren Faust |
ストーリーボード: | Alex Basio & Kevin Schimdt[1] |
参照 | |
台詞: | チケットは誰のモノ? |
エピソードガイド | |
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チケットは誰のモノ?(原題:The Ticket Master)はMy Little Pony Friendship is Magicのシーズン1の三番目のエピソード。
Twilight SparkleがPrincess CelestiaからGrand Galloping Galaのチケットを二枚もらうが、Twilight SparkleのほかにGrand Galloping Galaに参加したいApplejack、Rainbow Dash、Pinkie Pie、Rarity、Fluttershyが残る一枚のチケットを求めて言い争いをしてしまうエピソードである。
このエピソードで語られるポニー達がGrand Galloping Galaに参加したい理由はThe Best Night Everの構想の元となっている。
Rainbow Dashが雲に穴をあけてTwilight Sparkleに話をするシーンは、Monty Python and the Holy Grailという作品の、Godが雲に穴を開けてKing Arthurに仕事の内容を伝えるシーンと似ている。
Rainbow DashがTwilight Sparkleに理想を語るシーン。Teacher For A Day(左)と、上映版(右)。
このエピソードはHasbroの宣伝用DVDに収録され、小さなTwilight Sparkleの人形と共に各国に配られた。結果、吹き替え作品の多くはThe Ticket Masterが第一話として放送された。また、このエピソードから様々なシーンを切り取り、Twilight Sparkle, Teacher for a DayというiPadアプリとして再利用された。切り取られたシーンは、序盤でSpikeがPrincess Celestiaから送られた手紙を吐きだすシーン、Rainbow Dashが語る想像の中でWonderbortsの隊員達と飛行するシーン、終盤でTwilightがチケットを返すシーンである。
Lauren Faustが書いた脚本は時間にして11分だった。 その後Amy Keating Rogersが脚本に参加し、時間にして22分の長さになるまで書き直しを手伝った。[2]
余ったチケット1枚+熱心なポニー2匹=大問題!
Twilight Sparkleは、Spikeを連れてApplejackの家が持っているリンゴ園で収穫の手伝いをしていると、SpikeがPrincess Celestiaからの手紙をはき出した。その手紙には毎年Canterlot行われているイベント、Grand Galloping Galaについてのお知らせが書かれていた。ほんのしばらくすると、さらにそのイベントの招待チケットが2枚届いた。Spikeはイベントに興味を持たず、行く気がないと言ったためTwilightは1枚チケットを余らせることとなった。一方Applejackはその話を聞くととても興味をもった。リンゴを使った商売でお金を得るいい機会であると彼女は思ったのである。彼女は稼いだ利益で自分の家を改修したり、新しい農具を買ったり、Granny Smithの悪い腰を治したりできると踏んでいるのだ。
AppleJackが話を終えるや否や、突然Rainbow Dashが飛び込んできた。なんと彼女もそのチケットが欲しいというのである。彼女はリンゴ樹の上から彼女らの話を聞いていて、憧れの飛行パフォーマンスチーム、The Wonderboltsがそのイベントでショーをしに来るということを思い出した。だから、彼女はそのイベントの最中に自分の技術を見せつけることによってチームから気に入られれば、チームの一員になれるのではないかと考えたのである。しかしながらApplejackとRainbow Dashの2匹ともチケットが欲しいと一歩も引き下がらず、勝手にチケットの権利をヒヅメ相撲(腕相撲)で決めだした。そこにTwilight Sparkleが割って入り、彼女らを止めた。彼女は、イベントに行くための理由がもっとも素晴らしいと思ったほうにチケットを譲ると言った。Applejackは家族を助けるため、Rainbow Dashは自らの夢の実現のため……。どちらも良い理由を持っているためにどちらの方がは彼女にとって判断しづらい問題であった。Applejackの手伝いをして空腹だった彼女は、とりあえず昼食を食べてからまた考えようと農園を後にした。
"Oh, the Grand Galloping Gala is the best place for me!2枚のチケットは事態を更に複雑にしてしまう。
TwilightがPonyvilleに戻ると、Pinkie Pieがチケットの存在を知り、「the most amazing incredible tremendous super-fun wonderful terrifically humongous party in all of Equestria!」と言いGrand Galloping Galaに参加できるとうきうきする。その後RarityとFluttershyもチケットの存在を知り、他のポニー達と同様にGrand Galloping Galaに参加したいと言う。RarityはPrincess Celestiaの甥と結婚するという、まるでシンデレラのような夢を語る。FluttershyはウサギのAngelに助けられながらも、舞踏会場ではなく城の外の庭園の野生動物や植物を見に行きたいと言う。Fluttershyはわくわくしながら 「アビやオオハシやサンカノゴイに会える!」と語る。このセリフはThe Wizard of Ozの「lions and tigers and bears, oh my! 」のパロディである。
5匹の友達が集まり、余った1枚のチケットを誰が手に入れるか口論になってしまう。Twilightが口論をやめさせ、チケットの所有者がTwilightであることを、Twilight自身が誰を招待するかを決める事を5匹に注意する。速く食事を済ませて考え事をしたいTwilightは、5匹の友人を離れ、Spikeを連れて食事に向かう。
Twilightが誰をゲストとして誘うか悩んでいる間、Twilightの友達たちは彼女に気に入られようと様々な手段でTwilightに近づこうとする。TwilightとSpikeが喫茶店で食事をしていると、Rainbow Dashが雲に穴を開け、大雨の中でもTwilightがびしょ濡れにならないようにした。Twilightはこれを断りRainbow Dashに穴を塞ぐように言う。結果、大雨で食事が出来なくなってしまう。そこをRarityがTwilightとSpikeを通りかかったついでに家に連れて帰り、きらびやかにおめかしする。Carousel Boutiqueを離れると、Applejackがリンゴ菓子でTwilightを誘惑する。Twilightは空腹にもかかわらず断り、図書館に戻る。しかしFluttershyとウサギのAngelが図書館を掃除していた(Angelによるアイデアである)。FluttershyとAngelに図書館を離れるよう説得していると、Pinkie PieがTwilightを図書館から引っ張り出し、彼女の為のパーティーを開く。空腹のユニコーンは公平な判断ができないと、全員の押し付けがましい親切な行為を断る。
Pinkie Pieがチケットが余っている事をThe Ticket Songの後でうっかり住人達の前で漏らしてしまい、混乱を巻き起こす。全員がTwilightに気に入られようとする。TwilightとSpikeが逃げ出し、住人たちが後を追いかけるが、このシーンでベニー・ヒル・ショーで使用された Yakety Saxのbluegrass style(バンジョーとギターの早いテンポで演奏されるカントリー音楽の1形態)な音楽が流れる。最終的に曲がり角に追い詰められ、TwilightはSpikeと共に図書館へテレポートする。
チケットが全員分あるから大丈夫!
図書館では5匹の友達がすでに待機していて、Twilightは誰も裏切りたくないと言い、その場に崩れてしまう。 Rainbow Dashを除く4匹の友人は、それぞれがチケット欲しさにTwilightに大きな苦痛を与えていた事を理解して謝る。Rainbow Dashはそれを見てチケットを獲得した事を喜ぶが、他のポニー達からの視線を感じとり、結局チケットを諦める。
Twilightは、贈り物が友情にどのような影響を与えるかのレポートを書き、贈られた2枚のチケットを返す事を決意する。Twilightは、友達が行かないのなら寧ろ自分も行かないと言う。Celestiaに手紙を送って暫くすると、「最初にそれを言うべきだ」という返事と共に6枚のチケットが送られてくる。ポニー達は全員で行けることに喜ぶ。全員が図書館を離れた後、Spikeにもチケットが届き、大喜びでポニー達に付いていく。
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