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曖昧さ回避 | この項目では、2007年に公開された実写映画のシリーズ第1作について記述しています。1986年のアニメーション映画については「トランスフォーマー ザ・ムービー」をご覧ください。 |
トランスフォーマー | |
---|---|
Transformers | |
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 | アレックス・カーツマン ロベルト・オーチー ジョン・ロジャース |
製作 | ドン・マーフィー トム・デサント ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ イアン・ブライス |
製作総指揮 | スティーヴン・スピルバーグ マイケル・ベイ |
出演者 | シャイア・ラブーフ タイリース・ギブソン ジョシュ・デュアメル アンソニー・アンダーソン ミーガン・フォックス レイチェル・テイラー ジョン・タトゥーロ ジョン・ヴォイト ピーター・カレン ヒューゴ・ウィーヴィング |
音楽 | スティーヴ・ジャブロンスキー |
主題歌 | リンキンパーク 「ワット・アイヴ・ダン」 |
撮影 | ミッチェル・アマンドセン |
編集 | ポール・ルベル、A.C.E. グレン・スキャントルベリー トーマス・A・マルドゥーン |
製作会社 | ドリームワークス パラマウント映画 |
配給 | パラマウント映画 日本の旗UIP |
公開 | 2007年6月28日 2007年7月3日 Flag_of_the_United_States.svg 2007年8月4日 |
上映時間 | 145分 |
製作国 | Flag_of_the_United_States.svg アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $150,000,000[1] |
興行収入 | $700,759,914[1] $319,014,499[1]Flag_of_the_United_States.svg 40.1億円[2] |
次作 | トランスフォーマー/リベンジ |
表・話・編・歴 |
『トランスフォーマー』(Transformers)は、2007年公開のアメリカ映画。マイケル・ベイ監督、スティーヴン・スピルバーグ制作総指揮、ドリームワークス制作、パラマウント映画配給、制作費は約180億円(1億5000万ドル)。全米では7月4日に公開され、アメリカでの初日興行収入は30億円以上、2週間で240億円以上を記録した。日本では8月4日に公開。
1980年代にブームとなった玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版。今回の実写映画は侵略と共存がテーマとなっている。
今まで何度か実写化は企画されてきたものの映像面の問題や物語展開が困難などの理由で不可能とされてきたが、映画会社が実写化を強く要望したためついに実現した。配給会社側はトランスフォーマーを三部作にする事を決定している。ただしこれは、第一作の興行収入が好調であればという条件付きであり、最初から続編の製作が決定していたわけではない。
バンブルビーが変形する新型カマロを使用するにあたり、ゼネラルモーターズが自社ブランド自動車の使用を条件に出した事から、オプティマス・プライムとバリケードを除く主要車種がGM社の車で統一されている。
トランスフォーマー達の変形シーンはマイケル・ベイのワンカットでみせたいという要望に応え細部までリアルに作り込まれている。最大で2万個以上の部品[3]が動く複雑な変形シーンのアニメーションはCGアーティストの山口圭二が担当した[4]。
キャラクター作りはタカラトミーから間接的な協力を得て[5]、オリジナルにできるだけ忠実ながら実在性を考えてデザインされた。総勢20人ほどのデザイナーが集められデザインされている。また、『超時空要塞マクロス』(同じショットが連発されている)等[6]、日本のロボットアニメーションも参考にしている[7]。
戦闘シーンはアメリカ軍の全面協力を得てエキストラの多くに現役軍人や退役軍人などが参加している。またF-22・MH-53 ベイブロウ・V-22 オスプレイ・A-10 サンダーボルトII・AC-130 ガンシップなどが貸し出され、他の映画では見られない、これらの兵器が大活躍している稀少なシーンを撮影することが出来た。
中東カタールのアメリカ空軍基地に、数ヶ月前に撃墜されたはずの軍用ヘリコプターMH-53が飛来。しかしそのヘリコプターは突如巨大なロボットに変形し基地を攻撃し壊滅させ、さらにアメリカの国家機密データにハッキングを試みようとする事件が起きる。
同じ頃、アメリカのロサンゼルスに住む少年サム・ウィトウィッキーは、一台の中古のカマロを購入する。しかし、そのカマロが真夜中に突然動き出し、ロボットに変形するところを目撃してしまう。さらに今度は友人のミカエラ・ベインズと共にロボットに変形するパトカーに襲われてしまうが、その窮地を救ったのはなんと自分の愛車の“変形するカマロ”であった。
やがて、二人はカマロの仲間である変形するロボットたちに出会う。彼らは「惑星サイバトロン」からやって来た変形能力を持った金属生命体「トランスフォーマー」であり、「オールスパーク」と呼ばれる物体をめぐって正義の戦士「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」に分かれて戦争をしているという。そのオールスパークの所在に関して実は重要な手がかりを持つサムは、地球を滅ぼさんとするディセプティコンの脅威から地球を守るためオートボットに協力する。
オールスパークを求めて惑星サイバトロンからやってきた地球外生命体。魂とも呼ぶべきスパークを内蔵し、金属から構成されたボディを持った金属生命体(ロボット生命体)である。降り立った惑星の環境に適応するためにトランススキャンと呼ばれる能力を持ち、質量がほぼ一致する様々な物体の姿に外見から内部構造、機能にいたるまで擬態することができる。トランススキャン能力は自由に変更が可能であり、新たな対象をスキャンして取り込むことも、過去のデータを任意に引き出して使用することもできる。また偽装用として、車内や機内に3次元映像の乗員を投影することも可能である。
かつては惑星サイバトロンには強大な国家が存在していたが、メガトロン率いる悪の軍団ディセプティコンの反乱を受け、惑星は壊滅。生命の起源であるオールスパークを巡って、数千年から数万年に渡る戦争を繰り広げている。
オートボット / Autobots[]オールスパークを求めて地球にやってきた正義のトランスフォーマー軍団で、ディセプティコンの野望から地球を守るために奮闘する。軍団名は「自律型ロボット生命体(Autonomous Robotic Organisms)」が由来。
オプティマス・プライム / Optimus Prime声:ピーター・カレン / 吹き替え:玄田哲章オートボット総司令官。ピータービルト・379トレーラートラックに変形[注 1]。「自由はすべての生き物が持つ権利(Freedom is the right of all sentient beings.)」をモットーに、全宇宙をメガトロンの脅威から守り、数千年にわたるオールスパーク捜索を指揮してきた。冷静で思慮深く、自らを犠牲にしてまでも人類を守ろうとする。本作でのオプティマス・プライムは、俳優リーアム・ニーソンのイメージをモデルとし、より哲学的な思想を語る人物として描かれている。キャスティングには、日米ともにアニメでオプティマス(コンボイ)を演じたオリジナルキャストが起用された。バンブルビー / Bumblebee声:マーク・ライアン / 吹き替え:加藤亮夫オートボットの斥候で、トランスフォーマー側の主人公。サムを保護するために送られた若き戦士。シボレー・カマロに変形。当初は2代目カマロに偽装していたが、中盤で新型カマロを再スキャンする。地球に来る以前の戦いで音声機能が損傷しており、サムと出会った時はラジオを使ってコミュニケーションを図っていた。メンバーの中で最も若いためか、コミカルで表情豊かな面がよく見られる。旧カマロの時の車内にはミラーボールや蜂のマスコットがついていた。そのキャラクター性はマイケル・J・フォックスがモデルとなっており、キャスティング候補にはフォックス本人があがっていた。また、ビークルモードとなる新型カマロはゼネラルモーターズ社のトップシークレット車両であり、撮影時には細心の注意が払われた。ジャズ / Jazz声:ダリウス・マッカリー / 吹き替え:楠大典オプティマスの副官。[注 2] ポンティアック・ソルスティスに変形。かなり強いスラング混じりで話す傾向がある。メンバーの中では最も小柄だが、臆することなく敵に挑む勇敢な戦士である。バンブルビーがセクター7に捕まった際にもバンブルビーのことを心配するなど仲間想いな一面を見せる。吹き替えには、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』にギャラクシーコンボイ役、『トランスフォーマー カーロボット』にブラックコンボイ役で出演していた楠大典が起用された。アイアンハイド / Ironhide声:ジェス・ハーネル / 吹き替え:北川勝博オートボットの武器担当技術兵。GMC・トップキック C4500に変形。頭に血が昇りやすい性格で、当初は人間の存在をあまり快く思っていなかった。頑強なボディと様々な武器を持ち、戦闘に関しては優れた能力を発揮する戦いのプロフェッショナルである。ちなみに「You feeling lucky, punk?(今日はツイてるかい、兄ちゃん?)」の台詞は、クリント・イーストウッド演じる『ダーティハリー』の名台詞として有名な「Do I feel lucky? Well do ya, punk!(今日はツイてるか?どうなんだクソ野郎!)」のパロディである。ラチェット / Ratchet声:ロバート・フォックスワース / 吹き替え:浦山迅オートボットの軍医兼科学者。ハマー・H2のレスキュー車に変形。軍医であると同時に勇猛な戦士であり、手術用のハンマーや回転カッターなどを巧みに使ってディセプティコンと戦った。ややデリカシーに欠ける一面も持っている。ラチェットが変形するレスキュー車は実在するものではなく、映画スタッフが改造した架空のレスキュー車である[15]。ディセプティコン / Decepticons[]軍団名の「ディセプティコン」は「欺瞞の民」「反逆者」の意味を持つ。オールスパークを狙って地球に侵入した悪のトランスフォーマー軍団であり、オールスパークを悪用して全宇宙を支配しようと企む。
メガトロン / Megatron声:ヒューゴ・ウィーヴィング / 吹き替え:中村浩太郎ディセプティコンのリーダー。玩具CMでは「ディセプティコン破壊大帝」と紹介される。エイリアンジェットに変形。キューブを追って古代の地球に飛来したが重力に引かれて北極海に墜落し、そのまま凍結していた。時を経てアーチボルト・ウィットウィッキーによって発見され、NBE-1 (Non Biological Extra-Terrestrial-1=非生物型地球外生命体1号)と命名されて冷凍状態のままセクター7に保管されていた。その身体構造を解析して人類の科学技術の発展に利用されていたが、フレンジーによって解放。オールスパークの獲得に乗り出す。武器は右手のチェーンメイスと、両手を組み合わせて変形させるフュージョンカノン砲。スタースクリーム / Starscream声:チャーリー・アドラー / 吹き替え:宮澤正メガトロン不在の間、指揮を務めていたディセプティコンのNo.2。ロッキード・マーティン・F-22 ラプター(ステルス戦闘機)に変形。NASAの極秘映像に撮影された火星探査機を破壊する謎の生命体の正体はこのスタースクリームとされており、劇中でもプロトフォーム状態の彼が映されている。オールスパーク発見の報告を合図にディセプティコンを招集する。旧シリーズとのデザインの違いが最も顕著なキャラクターであるが、胸部に機首が来る、両腕に火器を装備している、背中に翼があるなど細部の意匠は受け継いだものになっている。声を担当したチャーリー・アドラーはアニメ第1作においてシルバーボルトなどのキャラクターの声を担当しており、ピーター・カレンと同じく数少ないアニメ版からの出演者である。吹き替えには『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』にてオートスティンガーなどを演じていた宮澤正が起用された。ブラックアウト / Blackoutディセプティコンの輸送兵。シコルスキー・MH-53 ペイブロウ(軍用ヘリコプター)に変形。本作に登場するトランスフォーマーでは一番大柄。多彩な武器を持ち、特にプラズマキャノンは放射線状に拡散して広範囲を薙ぎ払う強力な武器である。他にも胸部に格納されたキャノン砲や、格闘戦の際に展開される手首のローターブレードがある。なお、最初の変形シーンではG1シリーズと同じ効果音が使用されている。ちなみに機体番号の4500Xは、マイケル・ベイの自家用機の番号でもある。スコルポノック) / Scorponokブラックアウトの体に共生しているサソリ型ディセプティコン。尻尾を除く胴体部の長さが2.6m(ソニーマガジンズから発行されたムック本のデータより)と小型で、動物程度の知能しか持たないが主人の命令には忠実に従う。一度命令を受ければブラックアウトの背中から射出され、執拗に獲物を追撃する。ロボットモードは玩具でのみ存在する。武器は尻尾のスピアと前足のスピニングピンサー。ブロウル(デバステーター) / Brawlディセプティコンの火力戦闘要員。ジェネラル・ダイナミクス・M1エイブラムス戦車(マインプラウ仕様)に変形。両手のガトリング、肩のミサイルなど、全身が武器の塊となっている。なお、タンクモードでは実際のM1エイブラムスには存在しない武装がいくつか装着されているが、これは自身の質量とエイブラムスの質量が一致せず不完全なスキャンとなったためと設定されている。当初の名前はコンバットロンのブロウルだったが[注 3]、映画会社と玩具メーカーの通達ミスで映画ではデバステーター、玩具はブロウルという名称になっている。ボーンクラッシャー / Bonecrusher声:ジミー・ウッドオプティマスに匹敵する巨体を持ったディセプティコン兵士。フォースプロテクション・バッファロー(地雷除去車)に変形。脚部のタイヤをローラースケートの様に利用して走り、背中の巨大な爪と長い腕を武器にオプティマスに戦いを挑む。変形車種であるバッファローはカタログに掲載されていた写真のクローの迫力を見込まれての起用だったが、実際に実物を確認してみると36cm程度しかなかったため、急遽大型のクローが増設された[16]。バリケード / Barricade声:ジェス・ハーネル / 吹き替え:北川勝博ディセプティコンの兵士。サリーン・S281エクストリームのパトカーに変形。フレンジーとともにサムを襲い、オールスパークの所在が刻印された彼の祖父のメガネを狙うが、バンブルビーの妨害に遭い交戦することになる。ビークルモード時に後部側面に書かれている「To punish and enslave((罪人を)罰し服従させよ)」という一文は、実際のアメリカの警察車両に書かれている標語である「To protect and serve((市民を)保護し奉仕しよう)」をもじったものである。劇中では途中から姿を見せなくなり、その後については語られていない。小説版ではボーンクラッシャーがオプティマス・プライムに倒された直後にオプティマスに挑み、腰をねじ切られて死亡したとされている[17]。フレンジー / Frenzy声:レノ・ウィルソンメンバーの中で最も小さい(人間の子供程度)、諜報活動を行うディセプティコン。GPXのCDプレイヤーに変形。エアフォースワンに侵入して国防総省のコンピュータにハッキング。その後はバリケードとともにサムを襲う。体が破壊された際、一時的にミカエラのスマートフォンに偽装した。武器は胴体から射出される手裏剣状のカッターと両腕の小型マシンガン。フレンジーが発している早口のサイバトロン語は「ツタンカーメン」という単語をデジタル加工して作られたもの。ただし要所ではきちんとキーワードを交えた会話をしている。基本的にディセプティコンの目の色は赤だが、フレンジーの目の色は青である(玩具ではフレンジーの目も赤)。元々このキャラクターはサウンドウェーブとしての登場であったが、ストーリー上の事情で従来のサウンドウェーブの存在感を引き出せないため、マイケル・ベイがサウンドウェーブの代わりになる存在として新しいオリジナルのディセプティコンを考案したのがフレンジーである[18]。ちなみに、映画第二作目において意外な形で登場している。第34回サターン特殊効果賞、第17回MTVムービー・アワードではベスト作品賞を受賞。
スクリーム賞では最優秀SF映画賞に選ばれ、オプティマスとメガトロンの最終決戦が「"Jump-From-Your-Seat" Scene of the Year」に輝いた。
第80回アカデミー賞では録音賞、音響編集賞、視覚効果賞に候補としてノミネートされた。
全米で大ヒットとなった為、米国映画では、「巨大ロボットもの」がマス市場で初めて成功した例となった。これが前例となり、ホラー映画に続き、日本の漫画・アニメーションの映画化が複数製作発表された[22]。
2007年12月19日にパラマウントよりHD DVD版とDVD版の2フォーマットをリリース。2009年5月22日にはBlu-ray Disc版をリリース。
2007年当時、パラマウントがHD DVD支持を表明し、映画『トランスフォーマー』のBlu-ray Disc版を発売しないと発表したことについて、同作品のマイケル・ベイ監督が自身のブログでパラマウントを厳しく批判し、その後謝罪する騒ぎがあった[23]。その後、Blu-rayとHD DVDのフォーマット戦争(規格争い)が終わり、Blu-rayへと規格統一された事により、2009年にBlu-ray版も発売された。
DVD版のオプティマス・プライムBOXは、予約の時点で完売という事態が起きた。
テンプレート:オリコン年間DVD総合チャート第1位
『TRANSFORMERS BEGINNINGS』。ウォルマート限定のDVD特典として収録された短編映像作品。ストーリーはIDWコミックをベースとした本編以前の前日譚で、コミックイラストに音声をあてたヴィジュアルボイスドラマとなっている。
キャスト[]トランスフォーマーシリーズは玩具シリーズを軸にメディアミックスを行ってきたシリーズであり、玩具は単なるキャラクターグッズに留まらない「原案」として位置づけられてきた[24]。本作の場合は映画主導で作品やキャラクターデザインが作られているものの[5][25][11]、変形可能な玩具の商品化はこれまで通りトランスフォーマーシリーズの玩具展開に携わってきたタカラトミーとハズブロが参加しており、映画公開に先駆けての[11]2007年6月2日[26]を皮切りに順次発売された。映画の主要キャラクターの他にも、劇中では端役扱いであったキャラクターや、映画に登場しない玩具独自のキャラクター[27]、関連作品「トランスフォーマー THE GAME」に登場するキャラクターなども商品化されている。
トランスフォーマーシリーズにおいて、玩具化を前提としていないデザインに基づく商品化は本作が初であり[25][注 4]、更にはハリウッドから僅かな資料しか渡されなかったため[11]、各キャラクターの姿は劇中のものを再現しつつも[5][26]、変形構造についてはオリジナルのスタイルで制作するという形で制作された[11]。玩具化にあたっては複雑な変形構造を採用しつつも、「オートモーフ」機構と称する、劇中の変形をイメージして[12]複数のパーツが連動して変形する機構が主要キャラクターの玩具に組み込まれており、映画版第1作の玩具シリーズを特徴付けるギミックとなっている[11][26][28]。
アニメ第1作でナレーションを担当し当時の視聴者に強い印象を残した政宗一成が[29]、本作でも玩具CMのナレーションを務めている。
映画関連玩具を含めたトランスフォーマー玩具の売り上げは日本国内で前年比5.5倍となり、アメリカでも「クリスマスに欲しい玩具ランキング」の男児部門で1位を獲得するなど好評を博し[30]、需要に対して供給が間に合わなくなるほどの反響があったという[31]。タカラトミーにとって映画の玩具がこれほど売れたという前例はなく、公開期間が数週間しかない映像作品がどれほど売れるのかという点については半信半疑でもあったとしている[31]。一方、あまりにも本作の玩具の売れ行きが好調であったことは、他のトランスフォーマーシリーズ作品にも影響を及ぼしている。同時期から準備が進められていた『トランスフォーマー アニメイテッド』の展開は、それ自体は比較的好調であったにも関わらず、本作の玩具展開に注力するという判断から縮小を余儀なくされたという[32]。
アラン・ディーン・フォスターにより、映画の内容を基にしたノベライズ版、および映画版の設定に準拠した前日譚『ゴースト・オブ・イエスタデイ』が小説として出版されており、日本では早川書房〈ハヤカワ文庫〉から日本語訳版が出版されている。
「トランスフォーマー THE GAME」を参照
テンプレート:脚注ヘルプ
テンプレート:Commonscat
テンプレート:トランスフォーマーシリーズテンプレート:マイケル・ベイ監督作品テンプレート:MTVムービー・アワード 作品賞テンプレート:2007年日本週末興行収入1位の映画テンプレート:オリコン年間DVD総合チャート第1位
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