ルール_DX3rd

■特殊ルール

『快楽値』+

快楽値とは肉体及び精神に与えられている快楽の度合い。
快楽値はセッション中、様々な要因により上昇する。
この数値が高くなるほど、性的興奮が高まっている事を意味し、別に設定される絶頂ラインを越えると絶頂判定が行われる。
アフタープレイ終了後、PCの快楽値は快楽基本値(通常は0)に戻る。

快楽値	PCの状態
0	通常の状態
1~30	少しムラムラしている
31~60	ムラムラしている（エロいことがしたくなる） 男性なら勃起、女性なら濡れてセックス可能な状態
61~80	まだ理性はあるが、エロいことがしたくて堪らなくなる
81~100	エロい事が最優先、絶頂しやすい人は絶頂する
101~	絶頂することしか考えられなくなる。 よほど意志が強くなければ絶頂する。

・快楽値の上昇
　性的刺激を受ける
　　何らかのギミック、エフェクト、アクションにより性的刺激を受けた際に快楽値が上昇する。
　　上昇値は定められた値による。

　エフェクトの使用
　　一部エフェクトにおいて、使用時に快楽値が上昇する表記があるものが存在する。
　　そのエフェクトを使用した際は、記載された数値分、快楽値が上昇する。

・絶頂判定

　　絶頂判定はPCが快楽値の上昇により絶頂しそうな状態になった際、絶頂を耐えられたかどうかを表すものである。
　　絶頂判定はPC固有の絶頂ラインを超える快楽値がPCに与えられた際に要請する。
　　絶頂判定は〈意志〉を使用して行い、難易度は状況により変化する。

　　通常、絶頂ラインを越えた場合の難易度は9とする
　　絶頂ラインのn倍の快楽値となった場合、難易度は6+n×3とする。

　　判定に失敗するとPCは絶頂する。絶頂後、快楽値は基本値に戻る。
　　絶頂する事で状態異常 放心(絶頂)が付与される

　　判定に成功すると絶頂を耐えることができるが、快楽値は現状維持となる。
　　以降、PCに快楽値が与えられる度に絶頂判定を要請する。

・放心(絶頂)

　　放心(絶頂)は通常の放心と違いランクが設定されており、通常はランク1となる。ランクは絶頂時の快楽値で決まり、
　　絶頂ラインのn倍に合わせてランクnとなる。
　　また、放心(絶頂)中に放心(絶頂)が付与された場合、現在のランクに付与されたランクが累積する。

　　ラウンド中の全判定に対し、ダイスが-2×ランク数となる。

 

『性感レベル』+

レネゲイドが人間の性感に影響を与える事になり、PCには性感レベルが付与される。
性感レベルは武装やエフェクトに有利な効果を与える場合もあれば、快楽値が上昇しやすくなるなどのデメリットも存在する。
性感レベルは侵食率に連動して上昇する。

 

『部位サイズ』+

肉体の特定部位の大きさを決めることができる。
男性であれば陰茎の長さ、太さ。女性であれば胸、尻の大きさを決める。
これは武器データなどに影響する。

 

『性的アクション』+

キャラクターに対し、性的なアクションを起こす事で対象の快楽値を上昇させる事ができる。
性的アクションは性行為判定と攻撃に分けられる。

・性行為判定
　性行為判定はGMが許可を出すことで実施可能。
　性行為判定を行う為には、使用する性的技能に対応するアイテムを装備している必要がある。
　性行為判定は対決判定となる。アクション側は性的技能を用いた判定、リアクション側は技能〈抵抗〉を用いた判定を
　行い、アクション側が勝利すると対象の快楽値を上昇させる。

　快楽値上昇は以下の計算式に則る。

　【快楽付与力+(性行為判定達成値÷10+1)D】×【対象の発情レベル】

・性的技能（例）

能力値	技能名	解説
肉体	<セックス>	セックス、アナルセックス等、直接の性交に関する技能 対象の快楽値が31以上でなければ判定できない
	<イラマチオ>
感覚	<愛撫>	手や口、舌などで相手を感じさせる技能
	<パイズリ>
	<フェラチオ>
精神	<脳責め>	特殊なエフェクトがなければ判定できない
社会	<言葉責め>	Sアイテムが無くても判定可能。快楽付与力-5

・性行為アイテム(例)

名称	種別	技能	性行為判定修正値	快楽付与力	購入/常備化	備考
男性器	性行為	<セックス>＜イラマチオ＞	大きいほど－修正	ペニス長さ×ペニス太さ	購入不可/-
女性器	性行為	<セックス>		締まり具合×子宮吸着度	購入不可/-
手	性行為	＜愛撫＞		10	購入不可/-
口（舌含む）	性行為	＜愛撫＞＜フェラチオ＞		20	購入不可/-
胸	性行為	＜パイズリ＞	大きいほど＋修正	BS×CS	購入不可/-
バイブ	性行為	<セックス>		25	3/2
ローター	性行為	＜愛撫＞		15	2/1

・快楽値上昇を伴う攻撃
　キャラクターが使用する武器やエフェクトに快楽値上昇付与力が設定されている時、キャラクターは攻撃を命中させた
　際に通常のダメージ決定とは別に対象の快楽値を上昇させる事ができる。

　その時の快楽値上昇は以下の計算式に則る。

　【快楽付与力+(命中判定達成値÷10+1)D】×【対象の発情レベル】

 

『特殊ロイス』+

・Pロイス
pregnancyロイス。
何らかの原因によりPCが妊娠した時、強制的に付与されるロイス。
通常の妊娠とは異なるものに対して付与される為、非日常の象徴であり、バックドラフトの際に使用する事はできない。
Pロイスには様々な効果がある。

・Bロイス
brainwashedロイス。
アスモデウスのエフェクト等によりPCが洗脳されたことで、対象に対しての感情を書き換えられていることを示すロイス。Sロイスのようにロイスを対象として付与される。
Bロイスにはレベルがあり、レベルが上昇することでより強固に洗脳されていることを表す。
Bロイスに指定されたロイスも通常のロイスと同様にバックドラフトに使用して良い。
その洗脳はあなたにとって日常なのだから。

■キャラクター作成

・ワークス
　本ステージでは、基本ステージのワークスに加えて専用ワークスを選択することが可能である。
　また、FHのキャラクターを使用する場合、FH専用ワークスを選ぶことも可能とする。

・ライフパス
　本ステージ専用の経験表と邂逅表を用意する。これらは使用しても良いし使用しなくても良い。
　また、衝動表や感情表については専用のものを用意する。これらは必ず専用のものを使用すること。

・シンドローム
　本ステージでは基本ステージで使用可能なシンドロームに加え、ステージ専用シンドロームが使用可能である。