グランディア

ページ名:グランディア

作品概要

1997年、ゲームアーツからセガサターンで発売されたRPG。後にプレイステーションに移植され、現在はゲームアーカイブスにて安価で配信している。


あらすじ

多くの冒険者が未だ見ぬ世界を求めた大航海時代は、延々と天に続く巨大な壁、世界の果ての発見によって終わりを告げた。世界において冒険者は既に過去のものとなっていたが、主人公のジャスティンは、謎の超古代文明「エンジュール」の謎を解き明かし、偉大な冒険者となることを夢見ていた。
エンジュール文明で使われたとされる、人と精霊の契約の証「精霊石」のかけららしきものを、ジャスティンは父親の形見として所持しており、それが本物であると証明するため、ジャスティンの祖父が発見したというエンジュール文明の遺跡「サルト遺跡」へ、幼馴染のスーと共に冒険に出かける。
そこで、ジャスティンの所持している「精霊石」によって、謎の少女「リエーテ」と出会い、世界の命運をかけた大冒険がはじまった。


主要人物

  • ジャスティン

14歳。パームの街に住んでいる。日々友人と冒険者ごっこをする元気な腕白少年。エンジュール文明に造詣が深く、博物館の館長と長時間語り合えるほど。序盤では子供らしく、あどけない様子が見られるが、仲間たちと冒険をすることで徐々に成長していく。


  • スー

8歳。ジャスティンと同じく、パームの街に住んでいる。頭の上には常にちょうちょのような不思議な生物「プーイ」が乗っている。明るくてしっかり者。自称ジャスティンの保護者。


  • フィーナ

15歳。ベテランの冒険者で、ニューパームの冒険者協会では一番の実力者。序盤はジャスティンの子供っぽさ、浅はかさに辟易するが、幽霊船のイベントでジャスティンを認めるようになる。


おすすめポイント

人々との出会いと別れを幾度も繰り返し、冒険の厳しさを知り、ジャスティンが冒険者として立派に成長していくさまが丁寧に描かれている。
街の住人一人ひとりにストーリーがある。メインストーリーが進むごとに変化していき、これだけでも膨大な数になる。
ジャスティンの母親からの手紙、師匠であるガドインとの別れなど、笑いあり涙ありのストーリーは、プレイヤーを飽きさせない。
非常に強い女性が多い。のだが…


ここが惜しい

どう見てもまだまだ未熟なジャスティンに対し、フィーナは「ジャスティンってすごい」と何度も褒める。これがちょっとしつこい。ヒロインだからといって、よいしょしすぎでは。ディスりまくるスーとバランスをとっているのかもしれない。
ラッキースケベが2度ほどある。更衣室を覗くイベントと、フィーナのお尻を触ってしまうイベント。後者では「ジャスティンのエッチ!」と、わざわざボイスまで鳴る。
序盤は頼りがいのあるキャラクターとして描かれるフィーナだが、物語が進むと徐々にお姫様化していく。ガッカリ。
キャラクターに関して、ジェンダーの押し付けが多い印象。先述した「強い女性」は所帯を持っていたり、憧れの男性がいたりなど、母親として、女性としての強さという表現が大きい。
ストーリーは本当に面白いんだけどね…

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