Java Edition 1.19

ページ名:Java Edition 1.19
Minecraft 1.19
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エディション

Java Edition

公式名称

The Wild Update

リリース日

2022年6月7日

開発版
ダウンロード

クライアント (.json)
サーバー

難読化マップ

クライアント
サーバー

プロトコルバージョン

759

データバージョン

3105

1.19の他の
エディション
  • Bedrock Edition
  • PlayStation 3 Edition
  • PlayStation 4 Edition
  • PlayStation Vita Edition

1.19は、The Wild Update〔ワイルド・アップデート〕の最初のリリースであり、2022年6月7日(UTC)にリリースされた[1][2]Java Editionのメジャーアップデートである。

このアップデートは、2021年10月17日に開催されたMinecraft Live 2021で初めて発表された。このアップデートでは、Deep Dark〔ディープダーク〕とMangrove Swamp〔マングローブの沼地〕バイオーム、Ancient City〔古代都市〕のほか、Warden〔ウォーデン〕、Frog〔カエル〕、Tadpole〔オタマジャクシ〕、Allay〔アレイ〕といったMob、新たなバイオームでのみ入手可能なアイテムなどが追加される。

目次

追加要素

ブロック

Pearlescent Froglight JE1.pngOchre_Froglight_JE1.pngFroglight〔フロッグライト〕
  • 小サイズのマグマキューブFrog〔カエル〕に捕食されたときにドロップする装飾ブロックである。
  • 以下の3つの種類がある。
    • Pearlescent Froglight〔真珠色のフロッグライト〕- 紫色
    • Ochre Froglight〔黄土色のフロッグライト〕- 黄色
    • Verdant Froglight〔新緑色のフロッグライト〕- 緑色
    • ドロップするFroglightの種類は、マグマキューブを食べたFrogの種類によって決まる。
      • Pearlescent Froglightは熱帯種(白色)のFrogがマグマキューブを捕食したときにドロップする。
      • Ochre Froglightは温帯種(橙色)のFrogがマグマキューブを捕食したときにドロップする。
      • Verdant Froglightは冷帯種(緑色)のFrogがマグマキューブを捕食したときにドロップする。
  • 15レベルの光を放つ。
Frogspawn〔カエルの卵〕
  • の上に設置できる非固体ブロック。
    • 真下の水がなくなると消滅する。
  • シルクタッチを付けたツールで破壊してもドロップせず、サバイバルでは入手できない。
  • Frogにスライムボールを与えると、お見合いの後にFrogspawnを水上に産む。
  • 一定時間経過後にTadpole〔オタマジャクシ〕が孵化する。
    • TadpoleがFrogに成長したときに、どの種類のFrogになるかは成長時にTadpoleがいたバイオームに依存する(詳細はこちら)。
Mangrove_Leaves_JE1.pngMangrove Leaves〔マングローブの葉〕
  • Mangrove Tree〔マングローブの木〕に生成される装飾ブロックである。
  • 木に生えている状態で骨粉を使用すると、Mangrove Propagule〔マングローブの芽〕が生えてくる。
Mangrove Log〔マングローブの原木〕
  • Mangrove Swamp〔マングローブの沼地〕にマングローブの木の一部として生成される。
  • 以下の新しいブロックにクラフト・加工できる。
    • Mangrove_Planks_JE1_BE1.pngMangrove Plank〔マングローブの板材〕- クラフトから
    • Mangrove Wood〔マングローブの木〕 - クラフトから
    • Stripped_Mangrove_Log_%28UD%29_JE1_BE1.pngStripped Mangrove Log〔樹皮を剥いだマングローブの原木〕- 斧を使用して加工
Mangrove Planks〔マングローブの板材〕
  • Mangrove Logからクラフトできる、紅色の新しい板材である。
  • 以下の新しいブロック・アイテムにクラフトできる。
    • Mangrove_Boat_JE1_BE1.pngMangrove Boat〔マングローブのボート〕
    • Mangrove Boat with Chest〔チェスト付きのマングローブのボート〕
    • Mangrove_Button_JE1.pngMangrove Button〔マングローブのボタン〕
    • Mangrove Door〔マングローブのドア〕
    • Mangrove_Fence_JE1_BE1.pngMangrove Fence〔マングローブのフェンス〕
    • Mangrove Fence Gate〔マングローブのフェンスゲート〕
    • Mangrove_Pressure_Plate_JE1_BE1.pngMangrove Pressure Plate〔マングローブの感圧板〕
    • Mangrove Sign〔マングローブの看板〕
    • Mangrove_Slab_JE1.pngMangrove Slab〔マングローブのハーフブロック〕
    • Mangrove Stairs〔マングローブの階段〕
    • Mangrove_Trapdoor_JE1.pngMangrove Trapdoor〔マングローブのトラップドア〕
Mangrove Propagule〔マングローブの芽〕
  • Mangrove Treeへと成長する、新しい苗木である。
  • Mangrove Leavesの下から生えている。
    • Mangrove Leavesに骨粉を使用することで、その下面から生やすこともできる。
    • 自然生成されたMangrove Leavesの下面からに限り、自発的に生えてくることもある。
    • 成熟するまでに4つの成長段階があり、骨粉を用いて成長を促進できる。
  • 成熟したMangrove Propaguleは自然に木から落ちる。これを植えることでMangrove Treeへと成長する。
  • 水中と陸上のどちらにも植えることができる。
  • 植木鉢に植えることができる。
  • ミツバチが花粉を取りにくることがある。
  • Mangrove Propaguleでミツバチを誘引・繁殖させることができる。
Mangrove_Roots.pngMangrove Roots〔マングローブの根〕
  • 葉と同様、反対側を垣間見ることのできる装飾ブロックである。
  • 水没の状態を取ることができる。
    • 他の水没することのできるブロックと異なり、内部の水が保持され外へ流れ出していかない。
  • 破壊の適正ツールはである。
  • 葉と異なり、ピストンで押しても壊れない。
    • ただし、水没している状態のものを押した場合内部の水は消滅する。
  • レッドストーン回路の動力を隣接したブロックに伝える。
  • 独特のサウンドを持つ。
Mangrove Wood〔マングローブの木〕
  • 新しいブロックの一種であり、 Stripped_Mangrove_Wood_%28UD%29_JE1_BE1.pngStripped Mangrove Wood〔樹皮を剥いだマングローブの木〕に加工できる。
  • Mangrove Logからクラフトできる。
  • Mangrove Plankに加工できる。
Mud〔泥〕
  • Mangrove Swampバイオームの地面に生成される。
  • 水入り瓶粗い土根付いた土のいずれかに使用(手作業でもディスペンサーでも可)することで作成できる。
  • 鍾乳石が下に接続したブロックの上に置くと、脱水して粘土へと変化する。これにより、粘土を無限に入手できるようになった[注釈 1]
  • Mudの上を歩く時、エンティティはソウルサンドと同様に少し沈む(減速はしない)。
  • エンダーマンが持つことができる。
Mud_Bricks_JE1_BE1.pngMud Bricks〔泥レンガ〕
  • Packed Mud〔固めた泥〕4つからクラフトできる、土壁のような素材の建材である。
  • 作業台石切台を用いて以下のブロックに加工できる。
    • Mud Brick 〔泥レンガのハーフブロック〕
    • Mud_Brick_Stairs_JE1.pngMud Brick 〔泥レンガの階段〕
    • Mud Brick 〔泥レンガの塀〕
Muddy_Mangrove_Roots_JE1_BE1.pngMuddy Mangrove Roots〔泥だらけのマングローブの根〕
  • Mangrove SwampバイオームのMangrove Treeに生成される。
  • Mud1つとMangrove Roots1つからクラフトできる。
  • Mangrove Rootsと異なり、不透過ブロックであり水没することもできない。
  • 適正ツールは斧ではなくシャベルである。
Packed Mud〔固めた泥〕
  • 1つの小麦と1つのMudからクラフトできる、泥と藁を練り固めたような素材のブロックである。
  • Mud Bricksにクラフトできる。
Reinforced_Deepslate_JE1.pngReinforced Deepslate〔強化された深層岩〕
  • Ancient City〔古代都市〕の中心部に生成される巨大なフレームを形成しているブロックである。
  • シルクタッチを以って破壊しても何もドロップせず、クラフトから作成することもできないため、サバイバルモードでは入手不可能である。
    • 非常に硬く、ウィザーの攻撃を含む全ての爆発やエンダードラゴンによる破壊に完全耐性をもつ。採掘にかかる時間も非常に長く、その時間は通常のダイヤモンドのツルハシを以ってしても黒曜石の約9倍である82.5秒である。
  • ピストンで動かすことはできない。
Sculk〔スカルク〕
  • Deep Dark〔ディープダーク〕バイオームに生成されるブロックである。
  • アニメーションのあるテクスチャを持ち、表面には青白い光が明滅している。
  • シルクタッチを用いずに破壊すると経験値のみをドロップする。
    • TNTで破壊したときは経験値含め何もドロップしない。
  • 羊毛のカーペットを敷いていても、その上の振動がSculk Shrieker〔スカルクシュリーカー〕およびスカルクセンサーに検知される。
  • Sculk Catalyst〔スカルクカタリスト〕の周囲でエンティティが死亡すると、その周囲にSculkが侵食する。
Sculk_Catalyst_BE1.pngSculk Catalyst〔スカルクカタリスト〕
  • Deep Darkバイオームに生成される。
  • 周囲8ブロック以内でMobが死亡し、経験値魂のようなパーティクルを発してSculk系のブロックを侵食させる。
    • Mobが死亡した位置に侵食は発生する。侵食量はそのMobがプレイヤーに倒されたときにドロップする経験値の量に依存する。
      • 実際に落とした経験値ではなく、「プレイヤーに倒された場合に通常落とす経験値の量」に依存するので、プレイヤーの攻撃以外の要因(Wardenに倒される、落下死など)で死亡した場合でも同様にSculk系ブロックを侵食させる。
    • Sculk Catalystの周囲でMobが死亡した際には、sculk_chargeという泡状のパーティクルが発生する。この泡は時間経過で崩壊し、Sculk Catalystから遠いほど崩壊速度は速い。
      • 泡がSculk Catalystから4ブロックより遠い位置で崩壊した場合、スカルクセンサーが9%、Sculk Shriekerが1%の確率で生成される。
      • 泡が崩壊した位置が24ブロック以上離れていた場合は、何も生成せず消滅する。
  • シルクタッチを用いずに破壊すると経験値のみをドロップする。
  • レベル6の光を発する。
  • 動作時に発光する。
  • Sculk系のブロックを侵食させることができるのは、ブロックタグsculk_replaceableに含まれるブロックのみである。
Sculk_Shrieker_JE1_BE2.gifSculk Shrieker
  • Deep Darkバイオームに生成される。
  • 中央に2つ、魂の形をした模様が回転している。
  • 環状の音波のようなパーティクル(shriek)を発して悲鳴を上げ、Wardenを呼ぶことができる。
    • スカルクセンサーからの信号やレッドストーン回路からの動力を受け取るか、プレイヤーが上に乗ると発動する。
      • Sculk shriekerがWardenを呼ぶのは、周囲48ブロック以内にWardenがいない時のみである。
    • 発動時にプレイヤーにDarkness〔暗闇〕の効果を付与する。
    • 同一のプレイヤーが3回起動させると、Wardenが召喚され地面から現れる。
      • プレイヤーには4段階(0~3)のwarning_level(警戒レベル)が設定されており、Sculk Shriekerを起動するたびに値が1増加する。減らす方法はない。
      • 1度Wardenを召喚してしまうと、次は1発の起動でWardenが召喚されるようになる
  • シルクタッチを用いずに破壊すると経験値のみをドロップする。
  • ブロック状態can_summonを持ち、この値によってWardenを召喚できるかどうかが定められている。
    • ワールド生成時に生成されたものはデフォルトでtrueに設定されている。
    • Sculk Catalystによる生成またはプレイヤーによる設置によるものはデフォルトでfalseに設定されている。
Sculk Vein〔スカルクヴェイン〕
  • Deep Darkバイオームにおいて、Sculkが存在している領域の端に生成されるツタのような形のブロックである。
  • と同様、ブロックの表面に生成される。
  • ヒカリゴケと同様あらゆる方向に設置できる。
  • アニメーションのあるテクスチャを持つ
  • シルクタッチを用いずに破壊すると何もドロップしない。
  • 一部が透けており、その下のブロックを垣間見ることができる。
  • 水没の状態を取ることができる。

アイテム

Bucket_of_Tadpole_JE1_BE1.pngBucket of Tadpole〔オタマジャクシ入りのバケツ〕Disc Fragment〔レコードの破片〕
  • レコード「5」の破片であり、9つ集めるとレコード - 5にクラフトできる。
  • Ancient Cityのチェストからのみ発見できる。極めて稀少で、9つ集めることは困難を極める。
Echo_Shard_JE1_BE1.pngEcho Shard〔残響の欠片〕
  • Ancient Cityのチェストからのみ入手できる。
  • Recovery Compass〔リカバリーコンパス〕のクラフトに使用できる。
Goat Horn〔ヤギの角笛〕
  • ヤギ石炭鉱石銅鉱石エメラルド鉱石鉄鉱石、各種の原木氷塊に激突すると、角が折れてこれがドロップする。
  • 使用すると、遠くまで聞こえる大きな音を吹き鳴らすことができる。1度使用してから次に吹き鳴らすまでには、(別の角笛に関しても)7秒のクールダウンが存在する。
  • 8つの種類があり、それぞれ独特な音が鳴る。
    • 「Ponder〔沈思〕」「Sing〔歌声〕」「Seek〔探求〕」「Feel〔感覚〕」の4種は、通常のヤギの激突かピリジャーの前哨基地のチェスト(50%)から手に入る。
    • 「Admire〔称賛〕」「Call〔号令〕」「Yearn〔憧憬〕」「Dream〔夢想〕」の4種は、叫ぶヤギの激突からのみ入手できる。
  • ドロップするGoat Hornの種類は完全にランダムである。
Mangrove_Boat_%28item%29_JE2.pngMangrove Boat〔マングローブのボート〕
  • Mangrove Planksからクラフトできる新しいボートである。
Music Disc 5〔レコード - 5〕
  • Samuel Åberg〔サミュエル・オーベリ〕による「5」というタイトルの新しいレコードである。
  • Disc Fragmentを9つ集めて修復することでのみ入手できる。
Recovery_Compass_JE1_BE1.gifRecovery Compass〔リカバリーコンパス〕
  • 最後に死亡した地点を指し示す、新しいコンパスである。
  • プレイヤーが持っていない時や、そのプレイヤーが一度も死亡したことが無いか最終死亡地点が別のディメンションである場合は、指針は自由に回転している
  • コンパスの周りをEcho Shard8つで囲むことでクラフトできる。
スポーンエッグ
  • 以下のスポーンエッグが追加された。
  • Allay Spawn Egg〔アレイのスポーンエッグ〕
  • Frog_Spawn_Egg_JE1_BE1.pngFrog Spawn Egg〔カエルのスポーンエッグ〕
  • Tadpole Spawn Egg〔オタマジャクシのスポーンエッグ〕
  • Warden_Spawn_Egg_JE1_BE1.pngWarden Spawn Egg〔ウォーデンのスポーンエッグ〕

Mob

Allay〔アレイ〕
  • Minecraft Live 2021にて、新しいアップデートで追加されるMobとして投票で優勝した。
  • アイテムを持って右クリックするとAllayにそのアイテムを1つ持たせることができ、手に持たせたアイテムと同じ種類の落ちているアイテムをプレイヤーの下に持ってきてドロップする。
    • 捜索範囲はプレイヤーから32ブロックである。
    • アイテムを一度与えると、そのプレイヤーに追従するようになる。
    • アイテムは同時に最大1スタック分まで運ぶことができる。
    • 手に何も持っていない状態でもう一度右クリックすると、アイテムを返してもらうこともできる。
  • 周囲で音符ブロックが鳴ると、その音符ブロックを気に入り、30秒間プレイヤーではなくその音符ブロックの近くにアイテムを落とすようになる。
    • 羊毛を置いて音を妨害すると、その音符ブロックに反応しなくなる。
  • ピリジャーの前哨基地の檻や、森の洋館の牢に捕らえられている。
  • 一度アイテムを拾ってからもう一度拾うまでには、3秒のクールダウンがある。
  • 追従しているプレイヤーからはダメージを受けない。
  • 体力は20Heart.svg × 10で、毎秒2分の再生能力が掛かっている。
Temperate_Frog_JE1_BE1.gifWarm_Frog_JE1_BE1.gifFrog〔カエル〕
  • Mangrove Swamp(熱帯種)と沼地(温帯種)に自然にスポーンする。
  • 熱帯種(白)、温帯種(橙)、冷帯種(緑)の3種類がいる。
  • 鳴き声を上げたり、ジャンプしたり、泳いだり、時に陸上でゆっくり歩いたりする。** 5ブロック分の高さを飛び越えることができる。
  • 攻撃力が10あり、以下のMobを舌を使って捕食する。
  • スライムボールを使って繁殖・誘引できる。
    • お見合い後はFrogspawnを水上に産卵する。
  • TadpoleからFrogに成長する。
    • Frogの種類は、Frogに成長した時点で居たバイオームに依存する(バイオームの対応はこちらを参照)。
  • 体力は10Heart.svgHeart.svgである。
Tadpole_JE1_BE1.pngTadpole〔オタマジャクシ〕
  • Frogspawnから孵って20分でFrogに成長する。成長はスライムボールで促進できる。
  • 水入りバケツで捕まえることができる。
  • 陸上では魚と同様にぴちぴちと跳ね回った後死亡する。
    • 陸に打ち上げられるとパニック状態になり、近くの水源を探そうとする。
  • ウーパールーパーの狩りの対象である。
    • 周囲にウーパールーパーがいるときもパニック状態になる。
  • 体力は6Heart.svgである。
Warden_JE1_BE1.pngWarden〔ウォーデン〕
  • Deep Darkにスポーンする唯一の敵対Mobであり、Sculk Shriekerによって召喚されると地面から現れる。
  • ゲーム初の完全に視覚を持たないMobであり(ゲーム内でも現実でも、コウモリは基本的な視覚を持っている)、ふらふらとした歩き方をする。
  • 嗅覚があり、匂いを嗅いで水平方向に半径6ブロック、垂直方向に20ブロック以内の周囲のエンティティの大まかな位置を把握することができる。
  • 頭部にスカルクセンサーに似た触角を持ち、半径16ブロック以内の周囲の振動を検知することができる。振動を検知するとスカルクセンサーと同様に触角が発光して揺れる。
    • 視覚に頼らないため、透明化の効果は意味をなさない。
  • 匂いや振動を検知するとその振動源に対する怒りが次第に上昇していき、怒りが一定のラインを超えると咆哮を上げて怒り、その対象に他の振動を無視して攻撃しに向かう。
    • Wardenは他のWardenを除く全てのエンティティに対して敵対しうるが、プレイヤーに対してある程度優先的であり、他のMobに怒っているときでもプレイヤーの発した振動や、プレイヤーの攻撃や接触を受けた場合にはプレイヤーを優先して標的にする。
    • Wardenに接触・攻撃したMobに対しては即座に敵対状態に入る。
  • スカルクセンサーと同様、スニークや羊毛を用いることで振動を検知されないように動くことができる。また、飛翔体(矢や卵、雪玉)を投げることでWardenの気を逸らすことが可能である(怒りが一定ラインを超える前のみ)。
  • 「興奮が収まって」から60秒経つまでの間に一切振動を感知しなかった場合、地面の上にいるWardenは地面に潜ってデスポーンする。
    • 液体中にいる場合は潜りもせず即座にデスポーンする。
    • 他のMobと同様名札を用いることでデスポーンを防止できる。
  • 戦って倒すことではなく戦闘を回避するためのボスとして追加されたため、非常に高い戦闘能力を持つ。
    • 体力は500 × 250である。
    • 強力な近接攻撃と、衝撃波を放って攻撃する遠隔攻撃を併せ持つ。
      • その大きな腕から放たれる近接攻撃は非常に強力で、イージーで16Heart.svg × 8、ノーマルで30 × 15、ハードで45Heart.svg × 22.5の攻撃力を持つ。
        • その腕の長さから、近接攻撃といえども4ブロック上にいるプレイヤーまでなら攻撃が届く。
        • 近接攻撃を食らうと盾の防御が解除され、5秒間防御ができなくなる。尚、近接攻撃のクールダウンは0.9秒である。
      • 近接攻撃が届かない範囲に敵対しているエンティティがいる場合は、胸部から衝撃波のようなものを放って攻撃する。この遠隔攻撃は水平方向に半径15ブロック、垂直方向に半径20ブロックの範囲に届く。
        • 衝撃波は壁や関係ないMobを無視し、標的のMobに直接到達する。
        • ダメージは近接攻撃よりもやや弱いが、盾や防具、ダメージ軽減のエンチャントやウィザーの体力が半分以下のときの飛び道具耐性を無視して固定ダメージを与えてくる。そのダメージ値はイージーで6Heart.svg、ノーマルで10Heart.svgHeart.svgHeart.svg、ハードで15 × 7.5であり、またクールダウンは計3秒である。
  • 溶岩・ノックバックに耐性があり、水中でも減速しない。
  • 倒すとSculk Catalystをドロップする。

非Mobエンティティ

BoatsWithChests_MinecraftLive2021.png

Minecraft Live 2021で映し出された二種類のBoat with Chest。

Oak_Boat_with_Chest_JE2_BE1.pngBirch_Boat_with_Chest_JE2_BE1.pngAcacia_Boat_with_Chest_JE2_BE1.pngMangrove_Boat_with_Chest_JE2_BE1.pngBoat with Chest〔チェスト付きのボート〕
  • ボートチェストを備え付けたもの。チェスト付きトロッコと同様アイテムを運搬でき、特に水上輸送に用いることができる。
  • エンティティは1体しか乗れない。
  • チェストとボートからクラフトできる。
  • 新しく追加されたMangroveを含め、オーバーワールドの全種の板材に対応した種類がある。
  • チェストを開けるか、Boat with Chestを破壊すると、周囲のピグリンが怒る。
  • 破壊すると、中のアイテムすべてとアイテム化したBoat with Chestがドロップする(ボートとチェストには分離しない)。
絵画
  • Bedrock Editionから、earth、wind、fireおよびwaterの4種の絵画が追加された。
    • これらの絵画は現時点では使用されておらず、普通に設置した場合では出現しない。コマンド(例:/summon painting ~ ~ ~ {variant:"water"})やデータパックでのみ設置することができる。

ワールド生成

Ancient City〔古代都市〕Deep Dark〔ディープダーク〕
  • 世界の最深部に位置する、新しいバイオーム。
  • 陸地や山がちな地形の地下の深層岩の層(Y=-1~-64)に生成されやすい。
    • 深層岩の層の上側まで伸びていることもあり、時にY=33まで広がっていることもある。
  • Ancient Cityが生成される。
  • Sculk ShriekerによりWardenが召喚されることがある。
  • 地面はSculk系のブロックで覆われている。
  • キノコ島バイオームのムーシュルームと同様、スポナーによるスポーン以外ではWardenのみがスポーンする。
Mangrove Swamp〔マングローブの沼地〕
  • ジャングル砂漠の隣など、温暖な気候の地域に生成される新しい沼地の亜種。
  • Mangrove Treeが密生し、地表のほとんどがその密な葉の日陰になっている。
  • Frogとスライムが自然にスポーンするが、一般的なバイオームと異なりヒツジやウシ、ブタやニワトリがスポーンしない。
  • ウィッチの小屋が生成されない
  • 土壌はMudや苔のカーペットで覆われている。
  • 水中に熱帯魚がスポーンする。
  • 水面の色は深い緑色、水中の靄の色は淡い緑色をしている(通常の沼地は濁ったような黄土色)。
Mangrove Trees〔マングローブの木〕
  • Mangrove Swampに生成される新しい種類の木。
  • 厚く茂った葉や地上に剥き出しになった支柱根が特徴である。木目の色は朱色である。
    • 幹はMangrove Logで出来ている。
    • 根はMangrove Rootで出来ている。
    • 葉からはMangrove Propaguleが生っている。
    • 根の表面に苔のカーペットが生えていることがある。
  • Mangrove Propaguleから成長する。
  • ミツバチの巣が生成されることがある
旧バージョンのワールドの移行
  • 立体的なバイオームブレンドに対応し、地下のバイオームでもバイオーム境界のぼかしが適用されるようになった。

コマンドフォーマット

ゲームルール
  • 新しいゲームルールdoWardenSpawning〔ウォーデンのスポーン〕が追加された。Wardenのスポーンの可否を設定でき、デフォルトではtrueになっている。
/locate
  • 新しい機能/locate poiが追加された。POI(Point of Interest、関心地点。求職者の村人に対する職業ブロックなど、エンティティが関心を持つ地点のこと)を以下の構文で設定できる。
    • /locate poi
      • poi:関心地点の名前空間ID、または関心地点のタグ。
/place
  • /placefeatureの代わりに導入されたコマンドであり、従来通り生成物の設置ができるのに加え、ジグソー、構造物、テンプレートなども指定の場所に設置できるようになった。以下の構文から使用できる。
    • /place feature []
      • 従来の/placefeatureと同様に動作する。
      • feature:生成物の名前空間ID
      • pos:生成の起点として指定する座標(省略時は、~ ~ ~を指定したものとして見なされる)。
    • /place jigsaw []
      • ジグソーブロックの「生成」ボタンを押したときと同様の動作をし、特定のテンプレートプール内のジグソーを、与えられたアンカーに生成し、指定された値だけそこから拡大する。
      • pool:生成を開始するテンプレートプールの名前空間ID
      • start:開始アンカーとして使用するジグソーの名前空間ID
      • depth:設置に使用されるジグソーの接続個数の最大値。
    • /place structure []
      • ワールド生成時に構造物が生成されるのと同様に構造物を生成させることができる。
      • structure:生成する構造物の名前空間ID
    • /place template