基本情報
- 名称:星の羅針盤
- 等級:四級遺物(推定)
- 持主:ヴエロエルコ、リコ
- 出土:深界一層
- 名付:リコ
- 機能:アビスの位置を示す
- 初出:ハローアビス01(第一巻)
詳細
透明なガラスのようなもので出来た球の中に、六方向に尖った物体が入った遺物。前後左右と上の方向は剣状の突起、下の方向は小さな玉と山括弧型の部品がそれぞれの方向を示しており、球の外側をぐるりと金属の輪が周っている。球と輪の間には接続部が見えず、なぜ輪が落ちないのかは不明。
第一巻の一ページ目にカラーで登場した遺物であり、メイドインアビス全体で初めて登場する遺物でもある。常に針が真上を示し続けることから、リコは反対側の針が常にアビスの底を示す遺物と考えていた(その前日には坂道の角度を正確に測る道具と予想していたが「ロマンが足りなかったから無し」になっている)。
振っても回しても中の針は微動だにしない。レグ曰く中の針は「磁石でも重しでもない」とのこと。また横の突起は特に東西を示しているわけではないらしい。
深界一層820m地点で川に落とし、そのまま滝に流され紛失。どうなったのかは分かっていない。
その後長らく出てこなかったがハローアビス48、ヴエロエルコの回想内にて再登場。ヴエロエルコの引き取り手だった男が、沖で見つけた船にいた唯一の生き残りの男から「その羅針盤が屹立するところにある」という言葉と共に受け取ったもの。引き取り手の男からヴエロエルコの手に渡った経緯は不明。その後決死隊『ガンジャ』は星の羅針盤を基に航海を進めアビスにたどり着いていることから、星の羅針盤の本来の機能はアビスを指し示すことであり、当初のリコの予想は当たっていたことになる。
オースの先住民の老人曰く「枢機の姿」。手助けと引き換えに老人の手に渡っている。
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