クタリアン

クタリアン
エタナ・ジョル、クタリアン女性
母星:	カタラス

　クタリアン（Ktarian）はヒューマノイド種族である。クタリアンの惑星はカタラスや、墓所のあるクタリア7号星が知られている。（VOY: 苦悩するボーグ・チャイルド、来世への旅）

生理学[]

クタリアンの瞳。

　クタリアンの外見は個人差が大きいようである。一例としては、左右に大きくくびれた額と、水平に開いた細長い瞳、黄色い目が特徴的であった。（TNG: エイリアン・ゲーム）

　クタリアンの心臓には8つの心室がある。心臓の音はパルサー星団の電磁場が船の隔壁を振動させる時の音に似ている。（VOY: セブンになったドクター）

人類とのハーフ[]

クタリアンと人類のハーフであるナオミ・ワイルドマン。

　人類とのハーフの場合は、額にくびれた構造がない代わりに額の中央で縦に並ぶ小さな角を持つ場合がある。目も黄色くない場合がある。このような場合のハーフの胎児が子宮内で体勢を変えると、子宮壁につっかえることがある。クタリアンと人類のハーフの妊娠期間は約18ヶ月である。（VOY: 二つのヴォイジャー、帰ってきたケス）

　出産後、直ぐに授乳が開始される。しかしクタリアンの幼児は生後3、4週間で門歯が生えるため注意が必要である。人間の女性にはクタリアンの女性が持つようなうろこはないので、他の方法が推奨される。クタリアンの子供は人間と比べて成長がとても速い。クタリアンと人類のハーフであるナオミ・ワイルドマンは2歳の時点で身長が3週間あたり5cm伸びた。（VOY: 二つのヴォイジャー、大いなる森への旅）

文化[]

　クタリアンの葬式では、故人の葬られる場所の周りに何千という石を置く。その石は神聖であり祈る人の役割をする。（VOY: 来世への旅）

　クタリアンの音楽祭が2370年に開かれ、ハリー・キムはそこでガールフレンドのリビーに会った。間違って彼女の席に座ったことがきっかけだった。（VOY: 現実への脱出）

　クタリアン・チョコレート・パフ（chocolate puff）、クタリアン・プリン、クタリアン・エッグ、クタリアン・ビール、クタリアン・メルローなどは連邦内で人気のメニューである。（TNG: イヤール星の使者、VOY: DNAに刻まれた悪夢、スタートレック：ジェネレーションズ）

歴史[]

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ボーグに同化されたクタリアン。

　クタリアンは21世紀には既にプラズマ・コイルを作れるほどの技術を持っていた。（TNG: バースライト・前編）

　少なくとも1名のクタリアンが2350年までにボーグに同化された。ボーグには生命体6961（Species 6961）と呼称される。（VOY: ボーグ暗黒フロンティア計画）

　2368年にクタリアンの詐欺グループが宇宙艦隊をコントロールしようと企てた。彼らの軍事力は宇宙艦隊を力ずくで支配するのには不十分であったため、別の策を講じた。彼らは非常に依存性の強い「クタリアン・ゲーム」に見せかけたマインド・コントロール技術を作り上げた。USSエンタープライズDのコントロールを奪うことにはほぼ成功したが、データ少佐とロビン・レフラー少尉、そしてウェスリー・クラッシャーの尽力で作戦は失敗させられた。（TNG: エイリアン・ゲーム）

　ディープ・スペース・９にはクタリアンの骨董店[1]がある。（TNG: バースライト・前編）

　2370年代までにはクタリアンは連邦と公式な関係をもっていたが、マキには共感を示していた。（VOY: 果てしなき疑惑）　

人物[]

• グレスクレンドリック
• エタナ・ジョル
• ミザン
• ナオミ・ワイルドマン（人類とのハーフ）

付録[]

背景[]

クタリアン同士の外見の違いについては公式の説明はされていない。

　『VOY: 果てしなき疑惑』でセブン・オブ・ナインは「クタリアンは公式には連邦についているが、マキに共感している」と述べた。このことは彼らが連邦メンバーではあるものの同盟を組んでいるだけである可能性を示唆している。

注釈[]

1. ↑ この店を開いているのはグレスクレンドリックである可能性がある。『TNG: バースライト・前編』を書いたブラノン・ブラガによるVOYのいくつかのエピソードでは彼が言及されている。

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