火星コロニー

複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)

USSヴォイジャーのパリス大尉のホロデッキ・プログラムにおける火星ステーション。

2371年、軌道上から見た火星都市の夜景。

最初の火星コロニーの旗にインスピレーションを与えたと思われる絵画。

　火星コロニー（Martian colonies）は2103年までに人類が火星に建設した最も古いコロニーの1つで惑星連邦コロニーの1つ。火星に最初のコロニーを建設した開拓者の中にはジャン＝リュック・ピカードの祖先も含まれていた。（スタートレック：ジェネレーションズ、DS9: プレゼント大作戦、VOY: ミッシング1937）

　2105年、切り裂きジャックと呼ばれる異星人は恐怖と痛みのエネルギーを得る為に火星コロニーの女性8名を殺害した。（TOS: 惑星アルギリスの殺人鬼）

　火星植民地の基本的宣言は個人の権利を追求した重要な宣言だった。（TOS: 宇宙軍法会議）

　クワークによると、火星コロニーの最初の旗は闘牛士の絵画に影響を受けていた。しかし彼はこの時競売に掛けようとしていたので大袈裟に表現していた。（DS9: プレゼント大作戦）

　2155年、テラ・プライムと呼ばれる人類の排他主義者達はヴァーテロン・アレイを乗っ取った。これに対して宇宙艦隊はテロリストにサンフランシスコを攻撃されるよりアレイの破壊を選んだが、アレイを破壊すればユートピア・コロニーの一部も破壊する危険もあった。これはアレイとコロニーが互いの近くに存在している事を示しており、コロニーには2155年までに少なくとも1つの病院が存在していた。（ENT: 最終決戦、テラ・プライム・前編）

　火星市民の中には火星コロニー3の生まれであるUSSエンタープライズ(NCC-1701)のクルーミラ・ロメイン大尉や、火星コロニーの生まれのUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)のクルーサイモン・ターセスも含まれていた。（TOS: 消滅惑星ゼータの攻撃、TNG: 疑惑）

別の時間軸[]

　ある異なる時間軸の2154年に於いて火星コロニーはズィンディに破壊された。（ENT: 留められない記憶）

背景[]

　ハリー・キムは『VOY: ミッシング1937』で「火星は地球の人々によって2103年にコロニー化された」と述べたが、『ENT: テラ・プライム・後編』によると火星には2069年より前にユートピア・プラニシアがコロニー化されている。2103年と言えばワープ・ドライブ発明の40年後であり、この年までにSSヴァリアントやフレンドシップ1のような宇宙船が調査飛行を行い、また太陽系外にテラ・ノヴァ・コロニーも建設されている。
　2069年頃にはコロニーの建設が始まっていて2103年に正式にコロニーが合併したなどと考えることも出来るし、2103年はテラフォーミングが始まった年なのだと考えることも出来る。

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