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『妖怪人間ベム』(ようかいにんげんベム)は、1968年(昭和43年)10月7日から1969年(昭和44年)3月31日までフジテレビ系列にて毎週月曜日19時30分 - 20時00分の時間帯で放送されたテレビアニメ。全26話。
2006年、前作の基本設定は継承しスタッフ・キャストは一新して38年ぶり(後述する未完の続編『2』から数えると24年ぶり)に制作された完全新作アニメが放送された。アニマックスでは4月より全26話が、TOKYO MXでは7月より1 - 13話がそれぞれオンエアされた。
2011年の10月より、日本テレビ系列にて毎週土曜日21時00分 - 21時54分の土曜ドラマ枠で実写ドラマが放送予定。
いつどこで誰が生み出したのか誰も知らない、人でも怪物でもない異形の生物…それが「ベム」「ベラ」「ベロ」の「妖怪人間」である。時には人々に迫害され、また時には友情を育みながら、いつか人間になれる日を夢見て彼らは世に仇なす悪と戦い続けるのだった。3人の合言葉は「早く人間になりたい!」であるが、この言葉はオープニング(レーザーディスク版ではこのセリフは省略されている)の他に第2話(パイロット版)でベラが発言しており、ベムとの会話から二人それぞれの心情を知る事が出来る。テンプレート:要出典範囲、時代とともに悪がはびこる世を嘆いたある科学者の実験により生まれ、壷の中の培養液から生まれたという設定である。科学者の死後は実験が中断され、放置された細胞が奇跡的に生き延び、妖怪人間として現代に生まれた。生まれた当初は自身を人間と思い、妖怪姿のままで人前に現れ、その醜さから人々に疎まれたために洞窟で暮らし、やがて世の正義のために妖怪や悪を退治する旅に赴くようになる。
1話完結で各地を放浪しながら、妖怪を退治していくフォーマット。同年にはフジテレビで先行して東映動画(現・東映アニメーション)の『ゲゲゲの鬼太郎』が放送されているが、本作ではよりホラー色が強く、西洋的な異国情緒の漂う雰囲気となっている。この時期には他にも、『怪物くん』『バンパイヤ』『怪奇大作戦』『河童の三平 妖怪大作戦』が放送されており、妖怪ブームの最中だった[1]。
本放送では、関東地区で16話と20話で20.6%の最高視聴率を獲得。名古屋地区では特に人気が高く、平均視聴率は23.2%、最高で28.3%(16話)の視聴率を上げている[2]。本放送後もたびたび再放送が行なわれる人気作品であるが、今日では不適切とされる表現が多く見られるため、第4話が放送されなかったり、台詞が消されたりする修正を受けるのが通例である。一時期出回ったビデオ全集でも同様の音声カットの措置が取られた。
当初は全52話の予定だったが、フジテレビ側からの決定で半分の26話に短縮された。打ち切りの理由は、キャラクターの怖さからのキャラクタービジネスの不振かも知れないと作画監督の森川信英は推測するが不明である[3]。放送終了1か月後の27話以降を続編「生きていた妖怪人間ベム」として放送する企画も存在した[4]。
日本には馴染みのない無国籍風の作りになっているのは、制作体制の影響が大きい[5]。オープニングで制作としてクレジットされている東洋放送は、韓国の放送局(言論統廃合政策に伴い廃局され現在は韓国放送公社の一部)である。本作は、広告代理店の第一企画(現・アサツー ディ・ケイ)のアニメ部門である第一動画制作である。第一動画は東映動画とTCJ(現・エイケン)の出身者から成り立っており、第一動画の日本人作画スタッフが韓国に派遣され、東洋放送の動画製作部で韓国人スタッフを指導する形態での作画作業になっている。風景や色遣い、キャラクターの表情などに日本人にない韓国人の発想が反映されて、本作の独特の無国籍性が醸し出されたのだと作画監督の森川信英は説明している。第一動画の第1作『黄金バット』と同様の体制で制作されたが、これが第一動画の最後の作品になった[6]。森川はこうした制作経緯から「事実上の逆輸入アニメだ」と語っている[7]。
話数 | サブタイトル | 話数 | サブタイトル |
---|---|---|---|
1 | 恐怖の貨物列車 | 14 | 怪奇の森 |
2 | 階段を這う手首[注 1] | 15 | 狙われた目玉 |
3 | 死びとの町 | 16 | 山荘の妖鬼 |
4 | せむし男の人魂[注 2] | 17 | 博物館の妖奇 |
5 | マネキン人形の首 | 18 | 謎の彫刻家 |
6 | 悪魔のろうそく[注 3] | 19 | 古井戸の呪い |
7 | 呪いの幽霊船 | 20 | 鉄塔の鬼火 |
8 | 吸血鬼の寺 | 21 | 怨みの髪の毛 |
9 | すすり泣く鬼婆 | 22 | 死者の門 |
10 | 墓場の妖怪博士 | 23 | 悪魔の化粧 |
11 | 恨みの鏡 | 24 | 人面の悪鬼 |
12 | 恐怖の黒影島 | 25 | ベロを呼ぶ幽霊 |
13 | ミイラの沼 | 26 | 亡者の洞穴 |
テンプレート:前後番組
1982年に全26話のテレビシリーズを予定して企画された。企画製作は第1作と同じく第一企画だが、第一動画が既に解散しているため、アニメ制作にはトップクラフトが当たった。第1作に比較して柔和な表情のキャラクターデザインになり、無国籍調から中世ヨーロッパ調に軌道修正が図られている。「血をむすぶ楡の木」「雪降る町の妖鬼」」の2話分がパイロットフィルムとして制作されたものの、企画は頓挫した。企画書では19世紀半ばから20世紀のヨーロッパ北部の物語と設定された[10]。
登場人物
| スタッフ
|
前作の基本設定は継承し、スタッフ・キャストも一新した完全新作アニメ。ロゴのタイトル表記は『妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-』。
前作から40年近く経ってからの制作ということもあり、様々な点で現代の放送基準に合せたアレンジが成されている。主なアレンジ点は以下。
ストーリー的には街から街へ流浪していた妖怪人間たちが謎のモニュメントが出現したことで妖怪の巣と化した東洋某国の湾港都市に流れ着き、妖怪・魔物が街から一掃されるまで一時的に滞在、人知れず退治していくという展開になっている。
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|
エイベックス・エンタテインメント、スタジオコメット |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 魔の世紀はじまる | 武上純希 | 原田浩 | 原田浩 | 渋谷一彦 山崎猛 |
2 | 地獄への馬車 | 山崎猛 | |||
3 | 満月の牙 | 高橋ナツコ | 広嶋秀樹 | 宇津木勇 | |
4 | 呪われた翼 | 山田隆司 | 剛田隼人 | たけだゆうさく | |
5 | 小児科病棟 | 神戸一彦 | 上田真弓 | 小山知洋 松井誠 | |
6 | 禁じられた儀式 | 早川正 | 石踊宏 | 工藤柾輝 | |
7 | ホムンクルスの涙 | 武上純希 | 又野弘道 | 山崎展義 | |
8 | 地下水道の惨劇 | 山田隆司 | 山本靖貴 | 剛田隼人 | たけだゆうさく |
9 | 占い館 | 高橋ナツコ | 有原誠治 | 山本靖貴 | 宇津木勇 澤田貴秋 武内啓 |
10 | ゴブリンの悲劇 | 武上純希 神戸一彦 | 山崎猛 | 奈須川充 | |
11 | 死を招く絵 | 早川正 | 福冨博 | 加藤茂 | |
12 | 魂を吸うギター | 山田隆司 | 又野弘道 | 石踊宏 | 飯野亨 |
13 | 地下迷宮のミノタウロス | 武上純希 | 有原誠治 | 剛田隼人 | たけだゆうさく |
14 | 黒犬獣(ブラックドック)闇夜に吠える | 高橋ナツコ | 石踊宏 | 松浦錠平 | 武内啓 宇津木勇 |
15 | 眠りを誘う歌声 | 山田隆司 | 高柳哲司 | 立仙裕俊 | 松井誠 |
16 | 最終上映 | 福冨博 | 服部一郎 | ||
17 | 薔薇のアンブレラ | 高橋ナツコ | 奈須川充 | ||
18 | ベム誕生の秘密 | 武上純希 | 高柳哲司 | 又野弘道 | 山崎展義 |
19 | ホラーハウス | 山田隆司 | 又野弘道 | 大関雅幸 | 富沢和雄 |
20 | 死霊との船旅 | 武上純希 | 高柳哲司 | 加藤茂 | 小野田貴之 |
21 | 彷徨いの鏡 | 高橋ナツコ | 石踊宏 | 飯野亨 | |
22 | 森が動くとき | 山田隆司 | 福冨博 | 剛田隼人 | たけだゆうさく |
23 | 破られた封印 | 武上純希 | 又野弘道 | 三井寿 | |
24 | 妖怪一掃作戦、始まる | 山田隆司 | 高柳哲司 | 中村近世 | 宇津木勇 |
25 | さらば、妖怪人間 | 高橋ナツコ | 奈須川充 | ||
26 | 希望の灯火 | 武上純希 | 原田浩 | 山崎猛 |
津島直人による漫画。1993年12月から1995年7月まで『月刊少年ガンガン』に全20話が連載された。同時期の『トイレの花子さん』など小学生の怪談ブームを背景に第一企画が企画して連載が開始された。アニメ化、ゲーム化などメディアミックス展開の予定もあったが、最終的には漫画版のみの展開に終わった[11]。
テンプレート:放送前の番組テンプレート:基礎情報 テレビ番組テンプレート:ドラマ2011年10月から日本テレビ系列『土曜ドラマ』枠で実写ドラマ化される予定。ベム役にはKAT-TUNの亀梨和也、ベラ役には杏、ベロ役には鈴木福が起用されるほか、ドラマオリジナルキャラクターとして北村一輝が出演する予定。脚本は2010年4月期に同枠で放送された『怪物くん』を手がけた西田征史が担当する。また、亀梨は『ヤマトナデシコ七変化』以来の連続ドラマ主演であり、この枠での主演は『1ポンドの福音』以来となる。
テンプレート:前後番組テンプレート:日テレ系土曜ドラマ (1988年以降)
it:Bem il mostro umanopt:Humanoid Monster Bemzh:妖怪人間貝姆
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