ダイノジ

ページ名:ダイノジ

テンプレート:Infobox お笑いコンビダイノジは、大地洋輔と大谷ノブ彦によるお笑いコンビである。吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。同期にはモリマンなどがいる。

専門は漫才だが、コントもこなす。コントの場合、大地と大谷の担当が逆転する場合がある。

目次

メンバー[]

大地 洋輔(おおち ようすけ、1972年7月13日 - )

  • 本名…大地洋介(読み同じ)A型。

大谷 ノブ彦(おおたに のぶひこ、1972年6月8日 - )

  • 本名…大谷伸彦(読み同じ)B型。

大地はダイチ→大地洋介→おおち→大地洋輔、大谷はビック谷→大谷伸彦→大谷ノブヒコ→大谷ノブ彦とそれぞれ4度改名している。理由は2006年に開運アドバイザー安斎勝洋に「今のままだと良いことが起きてもすぐ悪いことが起きる」とアドバイスを受けたからと、大地がエアギター世界大会2006で優勝したがその後、左足を骨折して「やばい」と思ったから。

エピソード[]

  • 共に大分県佐伯市出身。中学校時代の同級生である。共にコサキンのラジオのリスナーであったことから意気投合した。卒業後は別々の道に進んだが、銀座で偶然肩がぶつかり再会したことがきっかけとなりコンビ結成。
  • 両方とも既婚である。
  • コンビ名の由来は、「大地」、「大谷」、「大分県出身」の3つの「大」の字があったため。なおケツメイシのシングル『涙』のPV出演時では、大地が大谷に「ダイノジに寝るなよ」と言ったときに思いついたとされている。また、英語でコンビ名を表記する場合、よく使用される「dainoji」は誤った表記であり、「dienoji」が正しい表記である。「die」は文字通り英語で「死」を表している。兄の大地大介 (ex.BEYONDS) がINDIES MAGAZINE vol.12でのインタビューでダイノジのコンビ名の由来は大地の父親が大の字になって死んでいたからと話されている。第一発見者は大地洋輔である。父親が死んでいるのを発見した際、なぜか分からないが、「ヤバイ」と思ったらしく、慌てて学生服に着替えたと言うエピソードも話されている。英字表記でdieを使うのは父親の死からコンビ名にしたためと思われる。
  • 初舞台は新宿ロフトでの、bloodthirsty butchersのレコ発ライブ。ダイノジの漫才の前にはeastern youthが演奏していた。[1]
  • 大地の母の名前は紀世(キヨ)。漫才中には幾度も大谷から「キヨ」が連呼されることがある。『爆笑オンエアバトル』の福岡収録に出演した際は、大地と大谷の母、共に会場に足を運んだ。
  • 大地は大谷に、ライブ中に大きな会場で大地の携帯電話番号を叫ばれた事があるが帰って確かめた大地の携帯には一件の留守録しか入っていなかった。それは小学生の声で「…良かった」の一言だったと言う(九州の学園祭ライブのトークにて)。
  • 大地は小学生の頃、保健室前に貼る肥満撲滅キャンペーンのポスターのモデルに選ばれた事がある。
  • 「芸能界ダレについていく?仁義なき派閥抗争スペシャルお笑い国盗りクイズ2006年春の陣」(TBS系)で大地は追放され別室に行かされそうになった時「僕を残してくれたら面白い一発ギャグやります!」と自らハードルを上げ大爆笑をさらった。MCの今田耕司から「自分からハードル上げて爆笑取れる芸人は珍しい、君ら売れるよ!」と絶賛された。
  • 大谷は怪談話を得意とし、2005年「ぷっちぬき」では怪談話で視聴率の記録を更新しまくった。霊感がまったくないので幽霊を見たことはない。
  • 品川庄司が1年後輩にあたり、昔はライバル扱いされていた事もある。銀座7丁目劇場終了間際、酔った大谷と品川がケンカになり、大谷は『品川庄司なんて名前くっつけただけのコンビ名じゃ売れるか!』と言ったらしい。現在は、大地と品川は仲の良い飲み友達で、品川のブログに大地がよく登場する。
  • 大谷は大地から「ファンと結婚してんじゃねぇよ!」とツッコまれ、タジタジになったことがある。
  • 大地の方が大食漢のように思えるが、実際は大地よりも大谷の方がよく食べる。
  • 「M-1グランプリ2002」で決勝進出者が決定する時、審査員たちは最後の8組目を選出するにあたってダイノジにするか、スピードワゴンにするか意見が分かれ、この論議だけでかなり長引いたらしく、長い議論の末、僅差でダイノジの決勝進出が決定し、吉報を受けた瞬間大谷は号泣した。それを聞いて最初に「おめでとう!」と大谷に駆け寄ったのは、大谷の大親友で、不幸にも同じ当落路線にいたスピードワゴンの小沢一敬であった。スピードワゴンは自分達が決勝にいけない悔しさを惜しみ、ダイノジの決勝進出を称えた。だが、スピードワゴンは、ワイルドカード(敗者復活戦)で決勝進出。その発表は、ダイノジの出番直前で、それを聞いた大谷は「スピードワゴン、きたー!」とガッツポーズをとっていたという。決勝ネタはネタを一つ飛ばすなどのミスをしてしまい、翌年から仕事が減ってしまい本人達も相当引きずっていたらしい。
  • 2008年2月1日付で『ヨシモト∞』サブ・レギュラー昇進。隔週火曜日1部担当を行う事になった。
  • 同級生ではあるがお互いのことをさん付けで呼ぶ。これは馬鹿そうな奴がさん付けで呼び合っていたら面白いという考えである。これは大谷と小沢一敬(スピードワゴン)が考えたものであり、スピードワゴンも井戸田潤が年上であるが、「小沢さん」という。
  • 大谷はM-1グランプリについて、自身見解を雑誌やブログなどで熱く語ることが多く、自分自身を「M-1のガヤ」と言っている。猫アレルギー、東北楽天ゴールデンイーグルスファンである。

虎のイラストのトレーナー[]

  • 2005年ころから、2人そろって虎のイラストが大きく描かれたトレーナー(あるいはセーター)を舞台衣装として着ることがある(通信販売で売られているが、浅草で購入していると明言)。
  • ランディーズ中川も同じTシャツを所持している。
    • 大谷は「キャラクター作りに迷っているところなんです」と言ったことがある。
    • 大地はその衣装を着て「エアギター世界大会2006」に出場した。
    • 通信販売の広告では「世界チャンピオンも着ている、紅白出場歌手も着ている!」という内容のうたい文句が出てきているらしい。
    • 2008年頃からは、大地がピンク(または黒)のスーツ、大谷が白(または黒)のスーツを着ている。

ネタ・ギャグ[]

  • 代表的なネタは「小西君」「大地のお母さん」など。漫才にも定評があり、若手のころにベテランといわれていた。
  • 自らの恰幅のよい体格を生かした、オーバーリアクションを生業とする、やや古さをあえて感じさせるコントなどを得意とする。アメリカなどのコメディーのパロディや、'80年代漫才ブームやそれ以前のスタイルなどをベースとしている。その為か、その時代の芸人と舞台に立つ事も多い(後述)
  • ツカミとして「ウーン」と溜めて呼吸を合わせてジャンプしながら「ダーイッ!」と言って「大」の人文字をやる。ただし、たまに「ウーン」と溜めてからダチョウ倶楽部のツカミのギャグである「ヤー!!」(指をきちんと伸ばした両手を胸の前に出すポーズをとる)をやるというフェイントもする。
  • 「爆笑オンエアバトル」の常連で、ゴールドバトラーにも認定されている。また、番組内の年間合計キロバトル数ランキングでは2000年度、2002年度で1位を獲得している。このランキングで2回1位を獲得したのは歴代でもダイノジのみである。
    • 「爆笑オンエアバトル」の計量でなぜか毎回コスプレをしていた。
  • 大地の体格を生かしたボケ・ツッコミが多く、「ほらこんなに額からとんこつスープを出しちゃって」というボケに「汗だよっ!!」というツッコミや、「その前足が…」というボケに「前足じゃなくて、手!」というツッコミ、「ヘイ、タクシー!」「手がみじけーよ!」などなど。
  • 「もてる〜」というネタがあったが、スピードワゴンの「甘い言葉」のネタと似ている為、ファンの間で議論された時期があった。先にやったのはダイノジでスピードワゴンがパクッたとよく言われるが、両コンビともに「別物」と考えている様で、和解もしている。
  • 最近は大地のエアギターをネタにしたり、同じ服で登場したりしている。
  • また、やすしきよし、ツービート、青空球児・好児等の昭和の漫才師のパロディを意識したアレンジネタも行っている。この影響もあるが、村上ショージと組む事もあり、そのコンビネーションはかつての漫才ブームを彷彿とさせる。
  • タカアンドトシのどぉーだ!(北海道文化放送)で披露した「ちゅど〜ん」が現在、北海道限定で流行りつつあり、「エアギター世界大会2007」でも、大会前後のインタビューなどで連発した。

ダイノジと音楽[]

  • 大地の兄、大地大介がパンクバンド(BEYONDS, fOUL等)のドラムだったため、多数のインディーズ系バンドとの交友がある。
  • 大谷は音楽に関する知識が深く、MUSIC ON! TVにてナビゲーターを務める番組「ASAHI SUPER DRY THE LIVE SHOW」ではその知識を巧みに活用しトークを展開している。
  • 茨城県ひたちなか市で行われる「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」には2003年にDJブースに芸人パフォーマンスの枠ができるようになって以来、全て出演しているが、2006年には芸人ではなくゲストDJとして出演した(DJ前には漫才を披露した)。「COUNTDOWN JAPAN 05/06」でも他の若手芸人たちが大晦日生放送のテレビ番組でお茶の間を沸かせるなか、ゲストDJとして出演した。
  • 2005年からジャイアンナイトというDJイベントを主催している。大谷がDJを、大地やBANBANBAN鮫島、げんきーず元気☆たつやなどがパフォーマーを務めている。
  • ヨシモトファンダンゴTVでは「DRF」(「Dienoji Rock Fes」の略)という番組を担当した。これは「俺たちのロックフェスを開催したい!」という願望から始まったもので、交流のあるロックバンドに交渉し、2004年に実際に番組タイトル名のロックフェスをクラブチッタ川崎でオールナイトイベントとして開催された。
    • このイベントには怒髪天、ZAZEN BOYS、銀杏BOYZ、フラワーカンパニーズなどが出演した。
    • 2007年には「DRF vol.2」が同所で開催され、TRICERATOPS、小谷美紗子、銀杏BOYZ、フラワーカンパニーズ、THE COLLECTORS、THE BACK HORN、曽我部恵一などが出演した。
  • 2人ともかつてはコピーバンドを組んでいた。大谷はユニコーンのコピーバンドでギターを担当し、大地はBOØWYのコピーバンドでドラムを担当した。大地は「本当はギターをやりたかったのだが、体格のせいでドラムに追いやられた」と言ったことがある。
  • 大谷は奥田民生は神様のような存在と話し、目標は矢沢永吉としている。
  • 大谷はブログでキャプテンストライダムを絶賛している。彼らのアルバムのCMに起用された。
  • ロックフェスにて、ダイノジの地元、大分県佐伯市名物のごまだしうどんを、ダイノジ自らが販売することがある。[2]

エアギター[]

  • 大地は「日本エアギター選手権2006」に出場し、2年連続世界大会4位の金剛地武志と同点優勝。その様子は「めざましテレビ」(2006年8月14日放送)にて一部紹介された。さらに日本代表としてフィンランド・オウルで行われる「世界エア・ギター選手権2006」に出場し、初出場にして初優勝の快挙をとげた。
    • 披露した曲はJETの「Are You Gonna Be My Girl」。大地のエアギターを見た、当のJET本人達は抱腹絶倒したらしく、のちの共演に繋がる。
    • エアギター歴は日本大会の時点で2日だった。ギターについては全く弾けない。
    • 現地TV局でのインタビューでは「ニホンノサムライタマシイ」とコメントした。
    • 本人は「ずんぐりむっくりな体型がちょこちょこ動いている様が海外の人にウケたのでは?」と勝因を語った。
    • 「優勝後、スイスから営業の依頼が来た」らしい。また、ドイツからCMの専属キャラクターの話があったそうだが年間2万数千円のオファーであったため受けなかったらしい。
    • 帰国後、おかずが1品増えたらしい。
  • JETの新アルバム「SHINE ON」の日本版CMに起用され、CMには大谷も「エアボーカル」として参加。
  • 2006年10月、大地はルミネtheよしもとの舞台で左足を骨折し、しばらくは動きの少ないスタイルや座ってできるスタイルでパフォーマンスをした。
  • 2006年12月、紅白歌合戦にゲスト出演し、大地のエアギターと大谷のエアボーカルが披露された。「キムタクとハイタッチした!」と興奮気味に話していた。
  • 2007年2月、JETの武道館ライブにおいて、エアギター世界大会で使用した曲である「Are You Gonna Be My Girl」で共演を果たし、本人たちの前でエアパフォーマンスを披露した。
  • 2007年9月、「第12回世界エア・ギター選手権」で史上2人目となる大会2連覇を達成した。
  • 2008年は6位で終わった。大地による理由は「審査員が女性ばかりになり、イケメンにしか点数が入らなかった」ため。

受賞歴[]

  • 2000年 NHK新人演芸大賞 入賞
  • 2002年 爆笑オンエアバトル チャンピオン大会 準優勝
  • 2002年 M-1グランプリ 8位

番組出演[]

レギュラー[]

  • ダイノジ THE MOVIE(USEN)
  • どぉーだ!Presents タカトシ牧場(北海道文化放送)
  • SCHOOL NINE(JFN)火曜日

過去のレギュラー[]

  • BANG! BANG! BANG!(フジテレビ)
  • F2-X(フジテレビ)「笑う!通販」準レギュラー
  • ダイノジのキスで殺してくれないか(CBCラジオ)
  • 大人のコンソメ(テレビ東京)
  • くさデカ(テレビ静岡)
  • ミュージャック(関西テレビ・BSフジ)
  • ぷっちぬき(テレビ東京)
  • ダイノジのちゅど〜ん!(北海道文化放送)

単発・不定期出演[]

  • 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績16勝3敗 最高521KB ゴールドバトラー認定
    • 第3回チャンピオン大会 決勝5位
    • 第4回チャンピオン大会 ファイナル2位
    • 第5回チャンピオン大会 セミファイナル7位敗退
  • 笑いの金メダル(朝日放送・テレビ朝日)
  • ヨシモト∞(CSヨシモトファンダンゴTV→Y∞Y動画→よしもと劇場)隔週火曜日1部→隔週木曜日1部MC
  • エンタの神様(日本テレビ)キャッチコピーは「浮遊するビッグバルーン」
  • ビー・バップ・ハイスクール(TBSテレビ、2004年6月16日・2005年8月17日)大地のみ、大前均太郎役
  • ライブジャム2005(NHK総合、2005年1月10日)司会
  • めざましどようび(フジテレビ、2006年9月16日)
  • サンデージャポン(TBSテレビ、2006年9月17日)
  • 爆笑レッドカーペット(フジテレビ、2007年2月18日・3月18日)キャッチコピーは「肉弾エアギター」→「師匠!出番です」→「笑いも大きく」
  • 新春ゴールデンピンクカーペットSP(フジテレビ、2009年1月1日)キャッチコピーは「笑いも大きく」
  • お台場学園放送部SP(フジテレビ、2007年5月1日)
  • お笑いDynamite!(TBSテレビ、2007年12月29日)キャッチコピーは「平成に来た!師匠風漫才」
  • ザ・イロモネア(TBSテレビ、2008年6月28日)『ゴールドラッシュ』に出演、3週勝ち抜き本戦出場権獲得。
  • ユンゲル(フジテレビ、2008年1月1日)大地のみ
  • タカトシの空飛ぶチェリーパイ(テレビ東京、2009年2月3日)

PV[]

  • ケツメイシ「涙」(2004年4月21日)
  • 大塚愛「CHU-LIP」(2007年2月21日)
  • kannivalism「モノクローム」(2007年11月21日)
  • バニラビーンズ「D & D」 - ミニアルバム「Def & Def」収録曲。 (2010年5月19日)

CM[]

  • くさデカの本(2004 - 2005 視聴者が選んだ自慢の美食(アレ)BEST100)

DVD[]

単独[]

  • 「俺道」
  • 「KING OF LIVE」(ダイノジ10周年記念ベストコントライブ)
  • 「I LOVE TOKYO」

単独以外[]

  • 「M-1グランプリ2002」
  • 「吉本興業×テレビ東京『ぷっちNUKI』プレゼンツ 新宿南口連続殺人事件」
  • 「大人のコンソメ」
  • 「ケツの穴〜初級篇〜」(ケツメイシ)
  • 「TRICERATOPS SHORT FILMS Ⅳ」(TRICERATOPS)ナビゲーターを担当

書籍[]

  • 「俺、ダイノジ」
  • 「エロス」(大谷 自費出版写真集)

関連項目[]

  • 吉本興業
  • ルミネtheよしもと
  • ケツメイシ

外部リンク[]

  • ダイノジ.com (公式サイト)
  • ダイノジ大谷の「不良芸人日記」
  • テンプレート:Twitter
  • ダイノジ・大地の「がんばれ!!おおちくん!!」
  • テンプレート:Twitter
  • ダイノジ企画音楽イベントジャイアンナイト
  • 大地の弟子・森ハンバーグの「ダイノジ大地 弟子ブログ」

脚注[]

  1. http://www.loft-prj.co.jp/interview/0406/09.html
  2. http://ro69.jp/quick/cdj0910/detail/29336

テンプレート:M-1グランプリ2002



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