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キングコング | |
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King Kong | |
監督 | ジョン・ギラーミン |
脚本 | ロレンツォ・センプル・ジュニア |
製作 | ディノ・デ・ラウレンティス |
製作総指揮 | フェデリコ・デ・ラウレンティス クリスチャン・フェリー |
出演者 | ジェフ・ブリッジス ジェシカ・ラング |
音楽 | ジョン・バリー |
撮影 | リチャード・H・クライン |
編集 | ラルフ・E・ウィンタース |
配給 | アメリカ合衆国の旗パラマウント映画 東宝東和 |
公開 | アメリカ合衆国の旗1976年12月17日 1976年12月18日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | Flag_of_the_United_States.svg アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $24,000,000 (概算) |
興行収入 | $52,614,445 $80,000,000 (全世界) |
次作 | キングコング2 |
allcinema | |
キネマ旬報 | |
AllRovi | |
IMDb | |
表・話・編・歴 |
『キングコング』(テンプレート:En)は1976年のアメリカ合衆国の映画。
1976年12月17日公開、日本劇場公開は18日。上映時間は135分
アメリカ映画。ディノ・デ・ラウレンティス製作、ジョン・ギラーミン監督、ジェシカ・ラング主演(役名はアン・ドワン)。基本的に第1作のリメイクであるが、時代設定は現代(制作当時)になり、コングがよじ登るビルは、当時シアーズ・タワーに次いで世界第2位の超高層ビルであった世界貿易センタービルに変更された。これにはエンパイア・ステート・ビルの関係者から「何故うちに来ない!」と抗議の声も上がった(ツインタワーならではの見せ場として、コングが軍隊の火炎攻撃から逃れるために隣のタワーに飛び移るシーンが挙げられる)。また、『冒険ファンタジー映画』としてのキング・コングにおける重要な要素である“恐竜”が一切登場せず、コング以外のクリーチャーは巨大ニシキヘビのみ。クライマックスに登場する航空機も複葉機からヘリコプターに変更されている。
評判の良かったコングの造形はリック・ベイカーが担当、彼自身がスーツアクターとなってコングを演じた。後に『E.T.』を手掛けるカルロ・ランバルティが担当した実物大のモデルに関しては、ロボット技術を生かした緻密な表情や動きを目指したようだが、実際には腕をぎこちなく振る以外にまともに動かすこともままならなかったようで、本編で使われたカットはわずか5つに過ぎなかった。もう一人の特殊効果マンであるグレン・ロビンソンが担当したコングの実物大の手は好評で、彼はこの業績でアカデミー視覚効果賞を獲得した。ランバルティも手のデザインを担当した事でオスカー像を受け取るという栄誉に浴したのに対し、作品に最も貢献したはずのリック・ベイカーは、ノミネートすらされなかった。そもそも無名の若手アーティストのベイカーが抜擢されたのは、ランバルティが担当したコングのスーツの出来が非常に悪かったためと言われている(日本語版CINEFIXによれば、ラウレンティスからは「どこかの宇宙からきた謎の生物」と呼ばれていたようである)。この説の信憑性は、後にランバルティが再びコングのスーツを手掛けた『キングコング2』で立証されているとも言える。
評論家からは酷評されたが興行的には成功し、日本では1977年の配給収入第1位(30億円)を記録している。
アンを単なるスクリーミング・ヒロインに終わらせず(悲鳴の回数は3作中最も少ない)、コングの優しさに気付いて心を開く女性として描く試みは、東宝の『キングコングの逆襲』の先例はあるものの、本国アメリカではこの1976年版が最初であり、コングが高層ビルに登って以降のショットのいくつかが2005年版に引用されている。
なお、ピーター・ジャクソンは2005年版で自身を含めた複葉機のパイロット役でリック・ベイカーをカメオ出演させた。その際、元コング役者でもあるベイカー(髭は剃っている)が飛行機越しに2005年版コングと睨み合うという、自身も含めたコングファンへのサービス的な演出を行っている。
役名 | 俳優 | 日本語版1 | 日本語版2 | 日本語版3 |
---|---|---|---|---|
ジャック・プレスコット | ジェフ・ブリッジス | 新克利 | 大塚明夫 | 山路和弘 |
ドワン | ジェシカ・ラング | 宗形智子 | 水谷優子 | 田中敦子 |
フレッド・ウィルソン | チャールズ・グローディン | 大塚周夫 | 佐古正人 | 菅生隆之 |
バグリー | ルネ・オーベルジョノワ | 納谷六朗 | 牛山茂 | |
キャプテン・ロス | ジョン・ランドルフ | ? | ? | 村松康雄 |
ボアン | ジュリアス・ハリス | |||
ジョー・ペルコ | ジャック・オハローラン | |||
サンフィッシュ | デニス・フィンプル | |||
カーナハン | エド・ローター | |||
ティモンス | ジョージ・モレノ | |||
船のコック | ジョン・ローン |
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