キャラ名簿
キャラの姿絵を入れたりなど凝ったものを作りたいときは新規ページを用い作成後、此方へリンクを張ってください。簡素なものは制作者の名前を入力後、開閉モードを使いキャラ情報を入力すると簡単に作成できます。随...
簡易地図
君影の街（黄色の区域）……
此岸の最果て、彼岸と此岸の境界で海が近い街。名前の由来は君影草から。早朝と夕方に何処からか白檀と樒の香りが微かに漂う。
江戸の街のような木造建物が並び、街の中央には大きな駅があり古めかしい電車が走っている。古今の物が色々と入り交じっており人の想いや願いで生まれた場所なのかもしれない。ちなみに生身の人間が街の物を飲食しても黄泉竈食にはならない。
長い期間、君影の街にいるとマレビトやカスカはキシンになってしまう。マレビトと違い肉の器を持たないカスカの場合は進行が早い。
鎮守の大狼が守る街。
・きみかげ駅……明治時代に建てられた様な風合いのベンガラ色の屋根に白い壁の木造平屋建ての大きな駅舎。内装は現代よりである。きみかげ駅は中間地点。現し世へ戻ることも彼岸へ進むこともできる場所。隣接駅はなぎす駅、みや駅。きみかげ駅からみや駅行きは乗ったらば戻ってくることが出来ない。マレビトを元の世界に戻す電車もある。
例）なぎす駅経由○○行き（マレビトの住む場所からの最寄り駅）など。
・わだつみ海岸……白い砂浜が広がる穏やかに凪いでいる紺碧の海。水戻石（スイレイセキ）と呼ばれる鉱物が打ち上げられる。子供のキシンがよく波打ち際で遊び回っている。
水戻石とは？水戻石
シーグラスに似た形状の鉱物。硬さは水晶と変わらない。海に住まう妖の涙が結晶化したもの、強き想いから生まれたものなどキシン達の間では様々な考察や噂がされているが真相は分からない。ただ分かるのは純度が高いものほど厄を祓う力が強いということだけである。色は様々なものがあり、半透明なものは装身具として、透明度が高いものは厄除け、旅のお守り等に加工して用いられる。
キサラギ地区（緑の区域）……
君影の街の外。鬱蒼とした原生林や開けた草原が広がっている。自身を見失い欲に姿を食われた者（マガツキ）の住む忌地。君影の街よりもマレビトやカスカがキシンへ変化する時間は短い（街の内部は進行が緩やかなだけで本来ならコチラのように直ぐに変貌してしまう）
君影の街に居る者達
マレビト……何かの拍子にこちら側に迷い込んでしまった生身の人間など
カスカ……生前の想いを断ち切れず街の先（みや駅行きの電車へ乗れない）へ行けない幽霊。
キシン……住処を追われた妖、街に元の姿が溶け込んで人外になったカスカのなれ果てなど様々な者がいる。街の住人は基本的に彼らしかいない。
キサラギ地区の住民
マガツキ……他者に害を及ぼすキシンやカスカの総称。他者を傷付ける事や殺す事に楽しみを見出している者が殆ど。白檀の香りを厭う為、君影の街には入って来れない。
