総北高校

「あまりにも破綻している」

千葉にある高校であり、自転車競技部が設置されている。部員はそこそこ居たらしいが今は0に等しい。訳があってバラバラになっただけだと少年はのちに語るが、実際はそもそもが只の似たもの同士が集まっていただけの集団だった。そのため彼らはそれぞれの居るべき場所を見つけると散り、場所もないものは探すために消えて言った。中には事故に巻き込まれ存在すらしなくなったものも居る。

■それぞれの関係は悪かったのか

多くは語られない彼らの人間関係だが言うほど悪いという事はなかったようだ。
寒咲通司曰く「特別仲の良い奴らって訳じゃなかったｋｒど、じゃあ糞仲悪いか？って言ったらそれもちげェよな」。
ただ無理やりにほど近い状態で集まっていたので割りと不満は多かったらしい。とある天使が介入して以来彼らはそれぞれ大きく違うほうをみるようになってしまった。その天使が悪いのか彼らが悪いのかそれは定かではない。

■登場人物

詳細は各リンクより（編集中）

小野田　坂道
坂が大好きな少年であり、当時高校一年であった。ある夏の日に事後に遭いこの世を去る。
その後の彼の魂や肉体すら行方不明である。

鳴子
速いことがなにより好きで美徳と考えている。彼の正体は不老不死であり死ねない故生き過ぎてしまった。
目的もなく彷徨ってるらしいが実際に見掛けた者の中で彼に声をかけた者は居ない。

今泉
劣等感の塊でありまともに競技に出れるような人格ではなかったしそもそも人として終わっている。
自分の正体は誰にも明かさず人間として振舞っていたが鳴子には見透かされていた。