半純血

ページ名:半純血

純血の魔法使いとマグル生まれの魔女の息子であるハリー・ポッターは半純血である

"どうせ今どき、魔法使いはほとんど混血なんだぜ。もしマグルと結婚してなかったら、僕たちとっくに絶滅しちゃってたよ"—半純血の割合と血統[出典]

半純血とは、先祖のなかに少なくとも一人以上のマグル、マグル生まれの人物が含まれている魔法使いのことである。1990年代の頃には、魔法使いのほとんどは半純血であった。もし、純血を貫いていたら魔法族は絶滅してしまっていた[1][2]。

目次

概要

純血でもなくマグル生まれでもない魔法使いは半純血であり、正確に半分純血、半分マグルである必要性はない。少なくとも片方の親が魔法使いであり、魔法を使えない人物は、魔法界ではスクイブと呼ばれる [3]。たとえば、マーサ・スチュワードやドローレス・アンブリッジの兄弟、ギルデロイ・ロックハートの二人の姉妹が挙げられる。彼らの多くは、マグルの世界で生活している。アーガス・フィルチの様に魔法界の片隅で生きている人物もいるが、魔法界で繁栄することは難しい。

扱い

"おまえの汚らわしい唇で、あの方のお名前を口にするでない。混血の舌で、その名を穢すでない。"—ハリー・ポッターが半純血であることへの偏見を示すベラトリックス・レストレンジ[出典]

ハリー・ポッターとその子供たちの祖先は半純血であったことが知られている

純血あることを重んじる人々は、マグル生まれの人が劣っており、自分達の方が優れていると信じている。そのため、マルフォイ家のような家系では、ほかの純血の家族と結婚をして、半純血にならないようにしていた[4]。

ゴーント家やレストレンジ家、ブラック家のように狂信的な純血主義の家系では、純血を保つためにすべての結婚において純血同士である必要がある[4][5] 。彼らのような純血主義者は、マグル生まれや半純血のものを侮蔑的に見る傾向がある。ベラトリックス・レシトレンジは、何度もそのような考えを示している[6]。ヴァルヴルガ・ブラックの肖像画は、半純血は半ヒトと同じであると見なしている[7]。

一部の半純血の人物は、自分自身が半純血であるにも関わらず、祖先にマグルがいる人々に対して偏見を持った。特に、ヴォルデモート卿は、母は純血で父はマグルであったが、多くのマグル、マグル生まれを迫害した。半純血であることを認めず、代わりに祖先を強調した。ヴォルデモート卿の祖先はかの純血主義で有名なサラザール・スリザリンであり、ヴォルデモート卿自身が純血であることの信憑性を高めていった。有名なあだ名は「スリザリンの継承者」である[2]。別の例としてセブルス・スネイプがいる。母は純血で父はマグルであったため、自分でつけたあだ名は「半純血のプリンス」であった。しかしリーマス・ルーピンは、その名前を公に使ったことはなかったと言っている。これは、セブルス・スネイプが初期の頃はほかの死喰い人同様マグルの血が混ざっていることを恥じている可能性がある[8]。実際、死喰い人の多くは半純血であり、その事を隠して純血だと名乗っている[9]。皮肉なことに、シビル・トレローニーの最初の予言で示唆されている可能性のあった二人のうち、ヴォルデモート卿が将来自分の身を脅かす存在として選んだのは純血のネビル・ロングボトムではなく、自分自身と同じ半純血であるハリー・ポッターであった。

1997年に魔法省がヴォルデモート卿の支配下になったとき、マグル生まれの人は公然と迫害され、何よりも純血が好まれた。ホグワーツ魔法魔術学校や魔法省でも、半純血までは受け入れられたが、純血とは区別された[10][11]。

親子

純血/半純血とマグル

魔法使い純血/半純血の親マグルの親
シェーマス・フィネガンミセス・フィネガンミスター・フィネガン
ギルデロイ・ロックハート[12]ミセス・ロックハートミスター・ロックハート
リーマス・ルーピン[13][14]ロイヤル・ルーピンホープ・ホーウェル
マフォルダ純血の魔法使いかスクイブのモリー・ウィーズリーのはとこマフォルダの母親
ミネルバ・マクゴナガル[15]イゾベル・ロスロバート・マクゴナガル
マルコム・マクゴナガル
ロバート・マクゴナガル・ジュニア
トム・リドルメローピー・ゴーント (純血)トム・リドル・シニア
セブルス・スネイプアイリーン・プリンス (純血)トビアス・スネイプ
リーニャ・スチュワード[16]イゾルト・セイア (純血)ジェームズ・スチュワード
ディーン・トーマスミスター・トーマスミセス・トーマス
シビル・トレローニー[17]ミスター・トレローニーミセス・トレローニー
セレスティーナ・ワーベック[18]ミスター・ワーベックミセス・ワーベック
ドローレス・アンブリッジ[19]オーフォード・アンブリッジエレン・クラックネル
ボーマン・ライトミセス・ライトミスター・ライト

純血/半純血とマグル生まれ

両方とも半純血

マグルまたはマグル生まれの祖父母

知られていない血統

魔法使い祖先
ハンナ・アボット親または祖父母がマグルまたはマグル生まれ
スーザン・ボーンズ
ミリセント・ブルストロード
マンダンガス・フレッチャー
ポーペンティナ・ゴールドスタイン祖父母がマグルまたはマグル生まれ[22]
クイニー・ゴールドスタイン
マスター・オリバンダー父方の祖母はマグル生まれ[21]
ミス・オリバンダー
クィリナス・クィレル祖先がマグル[23]

舞台裏

  • 松岡佑子による邦訳版では半純血と混血の二つの表記が存在している。
  • 小説との矛盾のためにキャノンとはみなされていないハリー・ポッターのクラスメンバーリストの学生のうち、以下の学生が半純血と言及された:

登場作品

関連項目

脚注

  1. ↑FAQ at テンプレート:JKRS - "The expressions 'pure-blood', 'half-blood' and 'Muggle-born' have been coined by people to whom these distinctions matter, and express their originators' prejudices. As far as somebody like Lucius Malfoy is concerned, for instance, a Muggle-born is as 'bad' as a Muggle. Therefore Harry would be considered only 'half' wizard, because of his mother's grandparents.If you think this is far-fetched, look at some of the real charts the Nazis used to show what constituted 'Aryan' or 'Jewish' blood. I saw one in the Holocaust Museum in Washington when I had already devised the 'pure-blood', 'half-blood' and 'Muggle-born' definitions, and was chilled to see that the Nazis used precisely the same warped logic as the Death Eaters. A single Jewish grandparent 'polluted' the blood, according to their propaganda."
  2. ↑ 2.02.1 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第7章 穢れた血と幽かな声 - Ron: "Most wizards these days are half-blood any-way. If we hadn’t married Muggles we’d’ve died out.”"
  3. ↑Squibs" at テンプレート:JKRS
  4. ↑ 4.04.1Writing by J.K. Rowling: "The Malfoy Family" - Pottermore - "From the imposition of the Statute of Secrecy onwards, no Malfoy has married a Muggle or Muggle-born. The family has, however, eschewed the somewhat dangerous practise of inter-marrying within such a small pool of pure-bloods that they become enfeebled or unstable, unlike a small minority of fanatic families such as the Gaunts and Lestranges, and many a half-blood appears on the Malfoy family tree."
  5. ↑ 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第10章 ゴーントの家 - Marvolo Gaunt: "Centuries it’s been in our family, that’s how far back we go, and pure-blood all the way!"
  6. ↑ 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第35章 ベールの彼方に
  7. ↑ Harry Potter and the Order of the Phoenix
  8. ↑ハリー・ポッターと謎のプリンス
  9. ↑ 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第12章 シルバーとオパール - " "“The Death Eaters can’t all be pure-blood, there aren’t enough pure-blood wizards left,” said Hermione stubbornly. “I expect most of them are half-bloods pretending to be pure. It’s only Muggle-borns they hate, they’d be quite happy to let you and Ron join up.”""
  10. ↑ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第29章 失われた髪飾り - Neville: "They don’t want to spill too much pure blood, so they’ll torture us a bit if we’re mouthy but they won’t actually kill us."
  11. ↑ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第13章 マグル生まれ登録委員会 - "“No, no, I’m half-blood, I’m half-blood, I tell you! My father was a wizard, he was, look him up, Arkie Alderton, he’s a well-known broomstick designer, look him up, I tell you — get your hands off me, get your hands off —”"
  12. ↑Writing by J.K. Rowling: "Gilderoy Lockhart" - Pottermore
  13. ↑World Book Day webchat, 4 March 2004
  14. ↑Writing by J.K. Rowling: "Remus Lupin" - Pottermore
  15. ↑Writing by J.K. Rowling: "Professor McGonagall" - Pottermore
  16. ↑Writing by J.K. Rowling: "イルヴァーモーニー魔法魔術学校" - Pottermore
  17. ↑Writing by J.K. Rowling: "Sybill Trelawney" - Pottermore
  18. ↑Writing by J.K. Rowling: "Celestina Warbeck" - Pottermore
  19. ↑Writing by J.K. Rowling: "Dolores Umbridge" - Pottermore
  20. ↑Writing by J.K. Rowling: "Mr Ollivander" - Pottermore
  21. ↑ 21.021.121.221.3Garrick Ollivander fact file at ポッターモア
  22. ↑ See this image of Porpentina Goldstein's MACUSA identification card on display as part of a prop exhibition in Japan. Both of their parents died of Dragon Pox, showing that they were wizards, which means that their Muggle heritage was more distant.
  23. ↑Writing by J.K. Rowling: "Professor Quirrell" - Pottermore
  24. ↑https://www.pottermore.com/news/watch-the-new-trailer-for-new-mobile-game-harry-potter-hogwarts-mystery


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