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| Fantasticbeast3.JPG | 警告！ このページにはファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密に関する情報が書かれています。記事を読む際はネタバレにご注意ください。 |
クイニー・ゴールドスタイン
人物の情報
英名
Queenie Goldstein
血統
婚姻
既婚
署名
Queenie Goldstein sig.svg
身体の情報
種族
性別
女性
身長
5フィート5インチ（166センチ）
毛髪
ブロンド
瞳
緑
家族の情報
家族
- ゴールドスタイン氏 (父)
- ゴールドスタイン夫人 (母)
- ポーペンティナ・ゴールドスタイン (姉)
- ニュート・スキャマンダー (義兄)
- 少なくともひとりの甥または姪
- 祖父
- ジェイコブ・コワルスキー (夫)
- ロルフ・スキャマンダー (甥/姪の息子)
- ルーナ・ラブグッド (甥/姪の息子の妻)
- アンソニー・ゴールドスタイン (遠戚)
- ローカン (甥/姪の孫)
- ライサンダー (甥/姪の孫)
ロマンス
ジェイコブ・コワルスキー (夫)[2]
魔法の情報
杖
不明
所属
職業
魔法の杖認可局のデスクワーク
寮
"あら気にしないで。男の人は私を見るとみんなそう思うの"—自身の外見について、クイニー[出典]
クイニー・ゴールドスタイン（1903年1月6日生まれ）とは、アメリカ合衆国の半純血の魔女でありティナ・ゴールドスタインの妹である。イルヴァーモーニー魔法魔術学校に入学しパクワジ寮に組分けされた。
イルヴァーモーニーを卒業したのち、アメリカ合衆国魔法議会の部署である魔法の杖認可局でデスク仕事に就いた。その美貌により他人から"bombshell（スラングで魅力的な女性の意）"と評されることがあった。彼女はまた、非常に優秀な開心術士であり、他人の心を読んで感情や記憶を読み取る能力を持っていた。
最初はティナや友人にしてのちにティナの夫となるニュート・スキャマンダーたちと同じ陣営にいたが、恋人ジェイコブ・コワルスキーを愛して結婚する自由とその自由を他者に促進することを提示されやがてはゲラート・グリンデルバルドの味方に加わることとなったが、その後グリンデルバルドを裏切りジェイコブと結婚し、ダンブルドアの陣営に再び加わった。
目次
経歴
生い立ち
"私たち親はいないの。子どものころドラゴン疱瘡で死んじゃった"—両親について、クイニー[出典]
クイニーは1903年1月6日に誕生した。彼女には少なくともひとりの姉がおり、ティナという名前だった。姉妹はかなり早い段階で龍痘により母親と父親を亡くしている。それ以後、ふたりは「お互いに育て合い」、その深い絆は大人になっても続いた。ふたりはユダヤ人の血を引いている可能性がある。
クイニーはイルヴァーモーニー魔法魔術学校に入学しパクワジ寮に組分けされた。
成人後
学校を卒業したのち、クイニーはアメリカ合衆国魔法議会の部署である魔法の杖認可局で退屈なデスク仕事に就いた。ティナは闇祓いとして働いていたが、新セーレム救世軍リーダー・メアリー・ルー・ベアボーンの眼前で魔法を使用したことによりクイニーと同じ部署の職に格下げされた。それでも、クイニーは「一日のほとんどをコーヒーを淹れたりトイレの呪文を解除して過ごす」自分ではなくティナこそがキャリアガールであると主張した。
世界魔法大戦
新たな友人"ティナ、殿方を連れてきたの？"—ジェイコブ・コワルスキーとニュート・スキャマンダーに出会ったクイニー[出典]
Tine_and_Queenie_Goldstein.jpgブラウンストーンに住むクイニーと姉ポーペンティナ
1926年、クイニーは姉とともにニューヨークの西24番街679にあるブラウンストーン建築のアパートで生活していた。クイニーはティナが家に連れてきたのちの有名になる魔法動物学者兼作家ニュート・スキャマンダーおよびノーマジ、ジェイコブ・コワルスキーと知り合う。彼女は初めてまともに言葉を交わしたノーマジ（たとえ言葉を発する前に心を読んでいたとしても）のジェイコブを大層気に入った。夜中にニュートとジェイコブがスーツケースを持って姿を消したことを知ると、ふたりにココアを作ったこともあって落胆した。
翌日、会議室にコーヒーを運んでいたクイニーはティナが処刑されそうになっていること感じ取って急にトレイを落としカップを割ってしまう。これが直感なのか開心術によるものなのかは不明だが、彼女はティナとニュートの危険を察知したのであった。
Fantastic-beasts-Queenie_jacob_escape.jpgジェイコブのマクーザ脱出を手助けするクイニー
ティナを探す途中、クイニーは忘却術士サムに連行されるジェイコブを発見する。彼女は誰かがサムを呼んでいたため自分が代わりにジェイコブを「オブリビエイト」すると申し出るが、それが彼女の業務に関係ないことからサムは嘘に気づいた。するとクイニーは、ルビーと浮気していることをセシリーに話すと言って脅しに転じた。サムが急いでその場を離れるとふたりはグレイブスのオフィスに侵入してニュートのスーツケースと杖、ティナの杖を取り戻す。そして脱走しティナとニュートに再会したクイニーはジェイコブを含む3人をスーツケースの中に入れた。4人の中で彼女だけが指名手配されていなかったため、クイニーが具合が悪いと言い訳して容易くマクーザを立ち去ることができた。途中で上司のアバナシーがスーツケースの中身を尋ねるとクイニーは「女性のあれこれ」と答え、それ以上の質問を避けたのであった。
Queenie_and_Jacob_FBF.jpgザ・ブラインド・ピッグ内のクイニーとジェイコブ
合流して計画を立て直した一行はザ・ブラインド・ピッグに向かう。クイニーとティナは入口の前で魔法使い、よりスピークイージーに相応しい服装に着替えた。中に入ったニュートとティナはナーラックと取引を始め、クイニーとジェイコブは一緒にギグルウォーターを嗜んだ。ニュートがメイシーズの近くでそれらしき動物が目撃されたという情報を得た直後、マクーザの捕獲部隊が到着してナーラックの裏切りが判明する。クイニーは壁に張ってあった指名手配書の顔写真がニュートとティナのものに変化したことに気が付く。クイニーはジェイコブがナーラックを殴り倒したのを見て喜び、一行と姿くらましした。
ギンズバーグ・デラニーに到着した4人は、そこにいたデミガイズを追って物置に入り膨張していた伸縮自在のオカミーを発見する。クイニーはゆっくりとオカミーに近づくがクリスマス・オーナメントを踏んで音を立ててしまいオカミーを興奮させた。恐怖に駆られた彼女とジェイコブは身を守るものを探した。一行はニュートの指示に従って虫とティーポッドを探し回る。探している最中クイニーはオカミーにダウンさせられてしまう。彼女が見守る中、ティナが持つティーポッドめがけてジェイコブがゴキブリを投げ、オカミーは縮小してティーポッドに収まりゴキブリを餌食にした。
Queenie_inside_case.jpgニュートのスーツケース内でリタ・レストレンジの写真に気づくクイニー
ついにすべての動物が安全にスーツケースに収められた。クイニーとティナはニュートのスーツケースと動物コレクションに感心する。スーツケースの作業小屋でクイニーはリタ・レストレンジの写真を見つける。ニュートは困惑し嫌がったが彼女は生まれ持っての開心術によりリタとの関係をすべて見抜いてしまう。クイニーはニュートに「彼女は奪う人であなたには与える人が必要」と話す。ティナが現れて話に加わろうとするとクイニーは学校について話していたのだと告げる。クイニーは自分とティナがイルヴァーモーニー魔法魔術学校に通っていたのだとニュートとジェイコブに話した。ニュートはホグワーツ魔法魔術学校にいたと言い、ホグワーツこそが世界一の魔法魔術学校だと胸を張る。クイニーがそんな考えは「ホグワッシュ」（「豚の餌」や「くだらないもの」の意）だと答え、誰かがさらに何か言う前にサンダーバードのフランクが雷を起こす。ニュートによれば彼が危険を察知した証拠だという。
オブスキュリアルの襲撃 Queenie_and_Jacob_2_FBF.jpg短いが情熱的なキスを交わすクイニーとジェイコブ
4人は街中を破壊して回るオブスキュリアルを目撃する。ニュートはスーツケースをティナに預け、もしもの時は動物の面倒を見てくれと言い残すと姿くらましで姿を消した。ニュートの身を案じたティナはスーツケースをクイニーに手渡すと自らも姿くらましで急いでニュートの後を追った。姉をひとりで行かせられないクイニーも姿くらましを試みるがジェイコブに制止されてしまう。懇願に逆らいつつも、クイニーは心を読んで彼の第一次世界大戦における経験を知った。
クリーデンス・ベアボーンが死亡したかに思われ、ニュートによってゲラート・グリンデルバルドであると正体が暴かれたパーシバル・グレイブスが逮捕されたのち、ティナとニュート、クイニーとジェイコブは合流を果たした。クイニーは群衆を押しのけて姉を抱擁し、彼女が生きていたことに安堵した。それからクイニーは、すべてのノーマジから事件の記憶を消すためにフランクがスウーピング・イーヴルの毒を雨の降る街に運び出し水に混ぜるという驚くべき瞬間を目撃した。ところが幸せな結末は長くは続かず、セラフィーナ・ピッカリー議長はジェイコブを「オブリビエイト」するよう命令した。クイニーはジェイコブと一緒に過ごしたいと説得したが、ジェイコブは自分は平凡な男だと言って断った。クイニーはそれを強く否定しジェイコブは唯一無二の人であると伝える。涙ながらに3人と別れたジェイコブは雨の中に踏み出した。クイニーは彼が「目覚める」前にそっとキスをした。
再会 Queenie_Goldstein_in_Jacob%27s_bakery_FBF.jpgジェイコブのパン屋を訪れたクイニー
数ヵ月後、ジェイコブは夢だったパン屋を開き店は繁盛していた。彼の作るペイストリーはゴールドスタイン姉妹やニュートと一緒にいたとき目にした魔法動物と似通ったデザインだった。ある日クイニーがいつものピンクの服を着て店に入るとジェイコブの記憶が蘇り、彼はマートラップに噛まれた首をさすって彼女に微笑みかけた。
1927年9月頃、クイニーとジェイコブはニュートを訪ねるためロンドンに旅をした。彼女はジェイコブと婚約したことを宣言し結婚を計画していると話した。ニュートはジェイコブの奇妙な振る舞いから彼が強力な愛の呪文にかけられて魅了されてしまっていることに気がついた。短い議論の後クイニーが折れ、ニュートが呪文を解いた。ノーマジと結婚することでクイニーが罰を受けるのではないかと恐れたジェイコブは結婚することを拒んだ。
グリンデルバルドの軍隊への参加 Vinda_Queenie.jpg人生が永遠に変わってしまう直前、パリの通りに立つクイニー
ジェイコブに結婚を拒まれたクイニーは疎遠になっていた姉がクリーデンス・ベアボーンの手がかりを探していたパリに旅立った。ところがクイニーはすぐに一人きりで彷徨い取り乱すこととなった。雨の中、動揺するクイニーにヴィンダ・ロジエールが接触し協力を申し出た。ロジエールはクイニーをお茶に誘った。
クイニーが行かなければならないと話すと、ロジエールは彼女にゲラート・グリンデルバルドの思想を紹介し、グリンデルバルド本人にも会わせた。クイニーは最初、この黒い魔法使いに激しい敵意を見せて杖を取り出しさえしたが、グリンデルバルドは何も悪意を持っていないと説明し友人になりたいと話した。グリンデルバルドはクイニーの愛情深く思いやりのある性格をうまく突いて味方に加わるように説得した。彼は魔法族が隠れる必要がなくなればクイニーも自由にジェイコブを愛することができると示唆していたのであった。
Queenie-Grindelwald.pngグリンデルバルドの陣営に加わるクイニー
そのため、クイニーはレストレンジ家の霊廟で開かれたグリンデルバルドの会合に出席した。マグルはただ違いがあるのみで、抑圧するためではなく自らの身を守ることが目的であるというグリンデルバルドの主張に彼女は聞き入った。クイニーはジェイコブ（ニコラス・フラメルに彼女はいることを警告されていた）に、グリンデルバルドの味方になれば一緒に暮らせるようになると告げた。ジェイコブがこれを断るとクイニーは打ちひしがれたが、それでもグリンデルバルドの陣営についてヌルメンガード城まで同行した。クイニーはジェイコブを将来の夫とすることを切望していたのであった。
ヌルメンガードに到着すると、クイニーは開心術を使用してゲラート・グリンデルバルドのアドバイザー的な役割を演じた。彼女はクリーデンスが陣営に加わるために聞きたがっていることをグリンデルバルドに教えた。グリンデルバルドはこれに従いクリーデンスを味方に引き入れたのであった。
ジェイコブと結婚
クイニーはその後グリンデルバルドを裏切り光に帰還し、ジェイコブと結婚を果たした。
個性と特徴
クイニーは自由奔放でやさしい心の持ち主でありその美貌は「bombshell」（魅惑的な女性）と言われるほどであった。
彼女は共感能力に長け優れた開心術の使い手で、他者との関係に陰りをもたらすこともあるが、姉との生活では絆を強めた。また、「非常に勇敢」であるとも言われる。
ギャラリー
舞台裏
- 『ファンタスティック・ビースト』シリーズにおいてクイニーを演じたのはアリソン・スドルである。
登場作品
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (初登場)
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画オリジナル脚本版
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- LEGO Dimensions
脚注
- ↑ 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で使われたクイニー・ゴールドスタインのマクーザIDカード（この画像参照）
- ↑ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
| アメリカ合衆国魔法議会（MACUSA／マクーザ） | ||
|---|---|---|
| 歴代議長 | ジョシア・ジャクソン (1693年-?) · チャリティ・ウィルキンソン · ソーントン・ハーカウェイ (1760年頃) · エイブル・フレミング · エリザベス・マクギリガディ (1777年頃) ·エミリー・ラパポート (1790年頃) · | |
| 闇祓い | エイブラハム・ポッター ·バーティルド・ロッシュ ·カルロス・ロペス ·コーマック・オブライエン ·E・A・リマス ·ゴンダルファス・グレイブス ·ヘルムート・ヴァイス ·M・L・マイナス ·M・P・カーネイラス ·メアリー・ジョーンシー ·マンゴ・マクダフ ·パーシバル・グレイブス ·ポーペンティナ・ゴールドスタイン ·ロバート・グリムスディッチ ·セオダード・フォンテーン ·ウィルヘルム・フィッシャー | |
| その他の役職 | 亡霊検査官 · オーラー・コミッショナー · キャプテン・オブ・オーラーズ · チーフ・オーラー · チーフ・オブ・スタッフ · 魔法保安局長官 · 処刑人 · フェデラル・アイデンティティ・コミッショナー · 連邦魔法の杖認可局 · 財・ドラゴット管理局 · 忘却術士 ·サーヴェイラー・オブ・アクティビティ | |
| その他の人物 | アバナシー · アルバート・パーシェキー · アリストートル・トゥウェルヴトゥリーズ · バーナデッテ · ベリル · セシリー · E・A・リマス · F・ウェイクフィールド · アイリーン・ニーダンダー · J・ワード · L・オズリヴァン · マガリ・クロウ · パロマ・プラウドフット · クイニー・ゴールドスタイン · レッド · ルビー · サム · 氏名不詳の処刑人 (1) · 氏名不詳の処刑人 (2) · Y・ブリシェン | |
| 部局 | Body for Protection of Magical Species · Department of Aurors · Department of Magical Law Enforcement · Department of No-Maj Misinformation · Department of Unidentifiable Magical Objects · Federal Bureau of Covert Vigilance and No-Maj Obliviation · MACUSA Surveillance Wizarding Resources Department · Magical Cleaning Department · Major Investigation Department · Office for Magic Relations and Education · US Auror Divisions · Wizarding Resources Department | |
| 地名 | Death Cell · Great Meeting Chamber · Lobby · No-Maj Fraternisation sub-division · Pentagram Office · Percival Graves' office · Register Office · Typing Pool · Wand Permit Office · Young Wizards Daycare Center | |
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