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出典:Halopedia
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2隻のCSS級巡洋戦艦が第二次地球戦中にアフリカをガラス化している
ニュー・アレクサンドリア市を焼き払うCCS級
複数のCCS級巡洋戦艦と旗艦がニューモンバサ全域をガラス化している
ガラス化とは、コヴナントの戦術の一つである。
コヴナントが占領下においたUNSC殖民惑星を居住不能にし、戦略的価値を無くすために使われる。コヴナントの占領軍が星の経度緯度をマッピングし、グリッドに分割、強烈なプラズマ攻撃でそのグリッドを攻撃し、その星の生命の痕跡を消し去り、表面をガラス状の物質へと変えてしまう。ガラス化が行われたあとは、星には赤く燻された痕が残る。数日後、星の空気が腐り、跡形もなくなり、あとは不毛の地となる[1]。この技術は、UNSCの外部コロニーや惑星リーチを殲滅するのに使われた。星をガラス化したあと、彼らはガラスの破片を取り除き、ハイチャリティ -- 他の星の破片をぶら下げておくところ -- にあるStep of Silenceにその破片を持っていく[2]。
ある情報によれば何者か(恐らくUNSCのAI?)が2526年にガラス化にかかる時間等についての計算を行っていたようだ。CCS級巡洋戦艦1隻が平均で15秒間、地表を攻撃して4,000㎡(約1エーカー)の地域を焼き尽くすことができる。これは砂漠になれば大幅な時間短縮が見込まれ、逆に海底ならば非常に時間がかかると言う。
それから考えて、仮にUNSCと同等の数の艦船を保有している状態で、地球(地球の面積が約1,300億エーカー)を全て焼き尽くすには30万年以上の非常に長い時間が必要である・・・という結論がなされている。
軌道からの槍の如き攻撃を行うコヴナント艦。惑星リーチにて
最も標準的な方法としては、コヴナントの大型主力艦の各砲塔を惑星地上部に向け、プラズマ兵器を発射する。惑星軌道上を回りながら、プラズマはコヴナント艦から槍のように放出され、地上を貫き焼き払う。地上にあるものは全てルシャトリエライトと呼ばれている鉱物に変えてしまう。これが軌道からのガラス化である。[3] このプロセス中に犠牲となった惑星は、水であろうと何であろうと蒸発させ、惑星の生態系を全て無に変えてしまう。これは惑星全土が破壊されるまで続けられ、この行動は惑星の大きさとコヴナント艦の数、技術に応じて2、3時間~数日までの時間がかかる。[4]
プラズマブラストの衝撃は、核爆発のそれと同じであった。プラズマラウンドが直撃した地点はすぐに破壊され、周辺地域は強力な爆風による衝撃波によって襲われ、そこに残る生命体は何であれ即死する運命にあった。この爆発によって引き起こされた炎は火砕性の波(表面を焼き尽くせないほどに冷却されるまでの間、広がる波によって焼き尽くされる[5]) を扇状に広げ、広範囲を焼き払う事になる。
この直撃後、惑星の大気は巻き上げられた灰と煤で汚染され、すぐに核の冬のような恐ろしい影響を与える。着弾地帯から徐々に冷涼化が始まり、表面は熱された火山地帯のようになる。この破壊的作戦の後、惑星を元通りに復旧させることは不可能であった。大部分の惑星の大気も徐々に同じようになっていく。[6] この影響は惑星リーチにおいて、特に顕著であった。
2隻のCCS-class battlecruiserが低高度からボイを爆撃している。
大規模破壊ではなく、局地的な破壊を行う必要が迫られた場合、コヴナントは第2の計画としてエネルギープロジェクターを装備した艦艇を低高度に展開させ、直接エネルギー・プロジェクターから集束プラズマを発射させる。被害地域はガラス化のように破壊されていく。このような方法は余り例が無く、ハーベストの戦いやペガシ・デルタ 攻防戦、リーチ攻防戦中のニューアレクサンドリア、地球攻防戦中のボイ[7] 等で使用され、又地球においてアーク ポータルを掘削する際にも使用された。
低高度爆撃において使用されるプラズマは2種類に分かれていたという。掘削時は白と紫色のプラズマが発射され、完全なる破壊を目的とする場合赤色のプラズマが発射された。恐らくこの色の違いは、光線のエネルギーの強さの違いから来ているのであろう。
ガラス化の歴史は852 B.C.から始まった。この頃より使用されたが、最大の目的はコヴナントへの加入を促すこと、そして停戦を強要する為であった。レクゴロは784 B.C.にガラス化による攻撃を受けている。[8][9] 又、アンゴイも軌道爆撃を受けていた。彼らが2462年、競合の年39年目において反乱を引き起こした際に懲罰的に行われている。[10][11] 又、キグヤーも爆撃を受けそうになったが、コヴナントによる大破壊を前にコヴナントへの参加を決めたために攻撃を免れた。
預言者は人類の絶滅を宣言し、戦争が始まる。コヴナントは人類領域の惑星を破壊しつくすためにガラス化を行った。コヴナント戦争全般において、発見したUEGコロニーをガラス化していった。こういった戦闘の場合、大抵UNSC艦隊が軌道上に展開していたこともあり、爆撃より先に地上軍を展開させた。[12] ガラス化された人類で初めての惑星は惑星ハーベストであった。この惑星はジラネルハイ-指揮下の巡洋艦 Rapid Conversionによって破壊されてしまったのである。[13]
コヴナントは殆どの惑星をガラス化していったが、僅かに3つのコロニーだけが部分的な破壊を受けただけで済んだ。これは極めて珍しいことであった。コヴナントが求めるフォアランナーの遺産が発見された惑星に限定されていた。[14] 発見されなかった惑星は例外なくガラス化が行われ、破壊されてしまった。[15]破壊された惑星の残骸は、ガラスを除去した上でハイチャリティのSanctum of the Hierarchs に輸送される。[16]
地球攻防戦において、アフリカの都市ボイがコヴナント反乱軍によって部分的なガラス化が行われる。これはフラッドの感染を地球の一部で抑えることを優先したことから発生した。[17] フッド郷はサンヘイリ艦隊が大陸の半分をガラス化したと訴えた。しかし、これはつい最近まで敵であった彼らを嫌っていたために話を膨張していた可能性がある。
Halo Warsにおいては、悔恨の預言者が浄化ビームを指示することで行う。これはリーダーパワーと言うよりは、Yキーを押すことで発射している間、資源を犠牲にして行う第2の能力と考えるべきであろう。もし、これがカーター大佐の MAC ブラストのコヴナント版であると考えるならば、作戦での能力は少々劣っているかもしれない。
リーチの燃え上がるエリアと未だ爆撃されていないエリアの境目。2552年8月末の光景
西暦2525年のハーベスト侵攻においてUNSCを撃滅し、惑星を占領したコヴナントは人口5万人が残る中、惑星軌道上から徹底的に空爆を行い、農業惑星を地獄に変えた。この結果が北極圏の氷河の大規模拡大と都市部の完全な消滅であった。
西暦2552年8月末のリーチ強襲でも同様の手法が用いられ、UNSCの激しい抵抗を排除したコヴナントはハーベストの何十倍という規模を誇る同惑星に対しても徹底的な大空襲を行っている。特に知られているものの一つに、ニュー・アレクサンドリアにおいての戦闘がある。
これは都市から住民が退避した後にUNSC軍とコヴナントがいまだに都市の各所で市街戦を繰り広げているにも関わらずCCS級巡洋戦艦が低高度から爆撃を開始、都市を焦土に変えていったのであった。このような悲惨な虐殺がリーチ各所で引き起こされたものとみられる。
西暦2552年10月~11月の地球戦において、コヴナント軍(コヴナント反乱軍によるフラッド殲滅を含む)によって、ニュー・モンバサ市を中心とする周辺の都市、地域がガラス化されている。[18][19]
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