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『クラッシャーカズヨシ』は、2005年の日本映画。
「大人のロボコップ」、「大人のサザエさん」、「ジャパネットはだかのはだか社長」などの極めて特異な芸を駆使するものまね芸人・レイパー佐藤が本名の佐藤文則名義で監督した自主制作映画である。主演は5代目あばれはっちゃく・桜間長太郎、百獣戦隊ガオレンジャー・ガオブラックの酒井一圭。
製作のきっかけは新宿クレイジーナイトでレイパー佐藤のステージを客としてたまたま酒井が観てしまったことに始まる。翌日酒井が友人のBOOMER・河田貴一に「レイパー佐藤って知ってる?昨日観たんだけど凄いね!」と話をしたところ、河田の紹介で数日後、当時河田がパーソナリティを務めていたチャット番組のゲストとして2人は顔を合わせることとなった。
ここで特撮の大ファンであったレイパーとガオブラック/牛込草太郎役だった酒井は意気投合。後日佐藤は酒井を自宅に招き、自身が福岡県大牟田市時代に8mmフィルムの自主映画として友人たちと作ったヒーロー映画「クラッシャーイサオ」と「クラッシャーフミノリ」を見せる。「クラッシャーフミノリ」は当時フジテレビ系で放送されていた『オレたちひょうきん族』の「のりおの任せなさい」のコーナーに佐藤本人が投書、実際に西川のりおらひょうきん族スタッフが大牟田にやってきて出演、その模様は全国ネットでOAされたというものである。
熱心な映画制作の姿勢に共感した酒井は佐藤に20年振りのメガホンを取ることを進言。主演は自分がやると言い「クラッシャーカズヨシ」制作が決定した。当初は50分程度の作品になる予定であったが、レイパーと酒井の呼び掛けに応えノーギャラにも関わらず俳優や芸人、スタッフが大挙集結。終わってみれば4時間弱の全5部作の超大作となった上、2007年には『クラッシャーカズヨシ~怒る~』スピンオフで短編『クラッシャータケる』まで製作することとなった。熱狂的ファンは列を成し、上映会は毎回盛況で中途半端な映画よりも遥かに動員している。
なお『クラッシャーカズヨシ・エピソード1』の冒頭、クラッシャーカズヨシはちゃんこ屋を経営している。酒井に加えて、ガオブルー/鮫津海役の柴木丈瑠とガオブラックの想い人を演じた児玉多恵子を迎え、後述するような彼らの背景設定まで含めてあたかも『ガオレンジャー』後日談のような話になっている。このちゃんこ屋・我王を実際にロフトプラスワンで再現するちゃんこイベントを2007年に敢行。しかし、じゃがいもの取り扱いに失敗し、ちゃんこの出来は肉じゃがとなってしまった。次回はちゃんこを必ず提供すると酒井は年内リベンジを公言している。
2007年4月13日『クラッシャーカズヨシ~怒る~』の撮影中のジャンプアクションの着地の際に酒井が右足首を複雑骨折(右足首脱臼骨折)を発症し即日入院。続編の撮影は一時中断したが、酒井は40日の入院生活後退院してリハビリを経て復帰している(なお2008年5月に再度ボルト摘出のため入院)。
2007年8月に行われたSUMMER SONICにクラッシャーチームとして出演し、国内初のステアマスター(瞬きをしたら負けのにらめっこ)大会に出場。記念すべき国内第1戦にクラッシャータケるが挑み、見事勝利を収めた。
他多数。テンプレート:ネタバレ
「俺こそ正義だ!クラッシャーカズヨシ!」
「手紙」
「ラジオドラマ・クラッシャーカズヨシ <ハイスクール編>」
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