クラッシャーカズヨシ

ページ名:クラッシャーカズヨシ
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  • 映画(公開時):
  • DVD:

    クラッシャーカズヨシ

    監督

    佐藤文則(レイパー佐藤)

    脚本

    佐藤文則

    製作

    20世紀たぬき

    製作総指揮

    酒井一圭

    出演者

    酒井一圭

    音楽

    NARASAKI

    撮影

    佐藤文則

    編集

    佐藤文則

    配給

    20世紀たぬき

    公開

    2005年9月25日

    上映時間

    4時間30分

    製作国

    日本

    言語

    日本語

    興行収入

    private

    前作

    クラッシャーカズヨシ

    次作

    クラッシャーカズヨシ 怒る

    『クラッシャーカズヨシ』は、2005年の日本映画。

    概要[]

    「大人のロボコップ」、「大人のサザエさん」、「ジャパネットはだかのはだか社長」などの極めて特異な芸を駆使するものまね芸人・レイパー佐藤が本名の佐藤文則名義で監督した自主制作映画である。主演は5代目あばれはっちゃく・桜間長太郎、百獣戦隊ガオレンジャー・ガオブラックの酒井一圭。

    製作のきっかけは新宿クレイジーナイトでレイパー佐藤のステージを客としてたまたま酒井が観てしまったことに始まる。翌日酒井が友人のBOOMER・河田貴一に「レイパー佐藤って知ってる?昨日観たんだけど凄いね!」と話をしたところ、河田の紹介で数日後、当時河田がパーソナリティを務めていたチャット番組のゲストとして2人は顔を合わせることとなった。

    ここで特撮の大ファンであったレイパーとガオブラック/牛込草太郎役だった酒井は意気投合。後日佐藤は酒井を自宅に招き、自身が福岡県大牟田市時代に8mmフィルムの自主映画として友人たちと作ったヒーロー映画「クラッシャーイサオ」と「クラッシャーフミノリ」を見せる。「クラッシャーフミノリ」は当時フジテレビ系で放送されていた『オレたちひょうきん族』の「のりおの任せなさい」のコーナーに佐藤本人が投書、実際に西川のりおらひょうきん族スタッフが大牟田にやってきて出演、その模様は全国ネットでOAされたというものである。

    熱心な映画制作の姿勢に共感した酒井は佐藤に20年振りのメガホンを取ることを進言。主演は自分がやると言い「クラッシャーカズヨシ」制作が決定した。当初は50分程度の作品になる予定であったが、レイパーと酒井の呼び掛けに応えノーギャラにも関わらず俳優や芸人、スタッフが大挙集結。終わってみれば4時間弱の全5部作の超大作となった上、2007年には『クラッシャーカズヨシ~怒る~』スピンオフで短編『クラッシャータケる』まで製作することとなった。熱狂的ファンは列を成し、上映会は毎回盛況で中途半端な映画よりも遥かに動員している。

    なお『クラッシャーカズヨシ・エピソード1』の冒頭、クラッシャーカズヨシはちゃんこ屋を経営している。酒井に加えて、ガオブルー/鮫津海役の柴木丈瑠とガオブラックの想い人を演じた児玉多恵子を迎え、後述するような彼らの背景設定まで含めてあたかも『ガオレンジャー』後日談のような話になっている。このちゃんこ屋・我王を実際にロフトプラスワンで再現するちゃんこイベントを2007年に敢行。しかし、じゃがいもの取り扱いに失敗し、ちゃんこの出来は肉じゃがとなってしまった。次回はちゃんこを必ず提供すると酒井は年内リベンジを公言している。

    2007年4月13日『クラッシャーカズヨシ~怒る~』の撮影中のジャンプアクションの着地の際に酒井が右足首を複雑骨折(右足首脱臼骨折)を発症し即日入院。続編の撮影は一時中断したが、酒井は40日の入院生活後退院してリハビリを経て復帰している(なお2008年5月に再度ボルト摘出のため入院)。

    2007年8月に行われたSUMMER SONICにクラッシャーチームとして出演し、国内初のステアマスター(瞬きをしたら負けのにらめっこ)大会に出場。記念すべき国内第1戦にクラッシャータケるが挑み、見事勝利を収めた。

    キャスト[]

    • クラッシャーカズヨシ:酒井一圭以前はヒーローチームで鬼と戦っていた。自らが社長を勤めるちゃんこ屋「我王」の借金を返すべく、資金調達の為に始めたアルバイトで課せられた「100人の悪を滅ぼす」という過酷なミッションに挑む。女に惚れ易く、信じ易く、騙され易いのが弱点。いささかぽっちゃり気味のお腹が特徴。
    • タケル店長=クラッシャータケル:柴木丈瑠ちゃんこ屋「我王」の店長。クラッシャーカズヨシのヒーロー時代からの仲間である。平和ボケしたので戦闘力はライダーマン並み。「タケる」の表記になることもある。
    • Cちゃん:児玉多恵子「我王」の美人店員。クラッシャーカズヨシの想い人。
    • 赤郷龍一郎:西岡竜一朗かつて悪の組織とも戦っていた元レスキュー隊員のお金持ち。クラッシャーカズヨシの名付け親でもあり、彼に100人の悪を倒す使命を与えた。
    • クラッシャーフミノリ:佐藤文則
    • 怪人マギーラ:マギー審司
    • クチビールげ:HIRO(安田大サーカス)
    • ドラ猫ひろし:猫ひろし
    • 怪人電撃ダーツ:南部虎弾(電撃ネットワーク)
    • きいちご屋:河田貴一(BOOMER)
    • イセオ:伊勢浩二(BOOMER)
    • 安田安右衛門:安田和博(デンジャラス)
    • サギくまイチロー:大隈いちろう
    • アゴ伯爵:あご勇
    • 火星婦ハミダ:中島マリ
    • ヤダワ永吉:矢沢栄作
    • アントキも猪木:アントキの猪木
    • ダース・アツコ:ATSUKO(浅野温子のそっくりさん芸人)
    • アクマリア:夢野まりあ
    • スペース番長:リトル清原
    • クローン玉置コージFX:玉置工事中
    • レプリカントタイガー:ふじきみつぐ
    • イマカラ秀樹:いまさら秀樹
    • つんぐ:平田幹裕
    • サブタロー:ダンキー
    • 水木二郎:東郷淳
    • あんぱん屋:東郷DOMEさ
    • あきば君:すだち
    • 怪人マッチャマン:まっちゃま
    • 怪人ノリカエル:なみえ (ちむりん)
    • ミステラ:ミステラ
    • いまさら怪人シジミリン:しじみ
    • 妖女オモウツボ:すなほ
    • サソリ・ザ・オカマ:飯村徳誉志(美川憲一のそっくりさん芸人)
    • 巨食女むきこ:きむこ
    • ホストのリュー:RYU(土浦’S )
    • 怪人ピルカメレオン:ジョニー (土浦’S )
    • 煙うる人:川畑健介 (土浦’S )
    • イヌ怪獣:ヤンさん
    • 妖怪イチゴヒメ:苺姫
    • 怪人トリ男:矢部雅仁
    • びら星人:モト直樹
    • アゴジュニア:リッキー
    • 妖女タカール:山田さん
    • にせクラッシャーカズヨシ:横塚孝弘(東映プロデューサー)
    • にせクラッシャーカズヨシの手下:山根大輔
    • にせクラッシャーカズヨシの子分:加山隆大
    • きいちご屋丸兵:丸林良彰
    • 金怪人カネクレージー:安斎レオ
    • パクリンガ星人:加藤礼次朗
    • 落書き怪人ブンタ:内野惣一郎
    • 怪人フグ屋の若大将:河崎実
    • シシレッド:宍戸勝クリスタルなパワーでクラッシャーカズヨシのマシーンを修理してくれる。
    • 孝祐店長:今井孝祐
    • カウント・シマ:正岡邦夫
    • ミズノ・フェット:古賀亘
    • バッタ屋ダバダ:小川信行
    • ナオキン・スカイレーサー:増島愛浩
    • マツリ先生:柴田かよこ
    • ポテム:岳美カズヨシやタケルがヒーローチームの一員だった頃の身元引受人。彼ら同様平和ボケしており、大好きなお酒と合コンに明け暮れる毎日。
    • 江津悦子:斉藤レイ
    • スモモモモモモモモレンジョー:鈴木美潮変身する男にしか興味ないが、クラッシャーカズヨシに諭され普通のおじさんと結婚する。
    • マイク・ベルお:マイク・ベルナルド
    • 後藤ジョッキー、長州小々力:後藤浩輝
    • 高山さん:高山善廣
    • デーヒネーター:和泉宗兵西暦3000年の世界から時間保護局が送り込んだ殺人ロボット。半裸。しかし露出している肌はスペースジュラルミン製。
    • 銀河78丁目の宇宙人:吉岡毅志「根源的地上げ招来体」と呼ばれ、地球を我が物にしようとやって来た宇宙人。
    • ギルスター:友井雄亮かつては水泳の選手であったが、特殊な力を得て超人としての生き方を強いられた暴走族のリーダー。
    • 総長ゴーライダー:白川裕二郎暴走族ブラックテンプラーの総長。恵まれた筋肉でカズヨシの攻撃を受け付けない。剣術の達人でもある。桑我泰蔵は実弟。
    • 桑我泰蔵:姜暢雄ゴーライダーの実弟。「神雷流剣術」に加え忍びの技にも秀でている。多彩な技を持った素浪人。
    • ダダーシュタイン博士:大塚よしたか
    • 世紀末獅子ノボルオウ:金子昇クラッシャーカズヨシの永遠のライバル。赤を中心とした派手な風体。カズヨシをなぜか「ブラック」と呼ぶ。

    他多数。テンプレート:ネタバレ

    あらすじ[]

    エピソード1ファントム・マーベルかつて、鬼達と戦っていた酒井一圭は、昔の仲間であるタケルとCちゃんと共にちゃんこ屋「我王」を営んでいた。順風な日々を送っていたある日、タケルが持ち込んだ燃料が大爆破し「我王」は吹っ飛んでしまう。昔の上司のポテムはお酒や合コンに明け暮れ、当てにはならない。そんな時、お金持ちの赤郷に会い、「我王」の再建と引き換えに、再びヒーローとなり24時間以内に100人の悪者を倒さねばならないという過酷なミッションを授かる。酒井一圭はクラッシャーカズヨシに変身!「我王」再建のための戦いの幕が切って落とされたのだ!「タバコぽい捨て男」や「アントキも猪木」「火星婦ハミダ」「マジシャン・ミステラ」等25人の悪者を倒す。しかし、再建しつつある「我王」では鰹節がなくなるという異変が起っていた。エピソード2エピソード3エピソード4エピソード5

    余談[]

    • 爆破シーンやBGM、更にあからさまなパロディ(特に和泉の役)など危険極まりない作風のため、佐藤と酒井から「クラッシャーカズヨシのDVD化は不可能、上映会でしか鑑賞不可」とされている。しかし、バカ映画の巨匠でこの作品にも出演している河崎実はクラッシャーカズヨシのキャラクターが気に入り、自身制作の『電エース』で酒井演じるクラッシャーカズヨシを登場させ、晴れてDVDデビューとなった。詐欺事件に遭うという設定なのだが「リアルが1番面白い!」という監督の意向により、ほぼ実際に酒井が詐欺に遭った経験に基づいたエピソードとなっている。
    • 主演の酒井一圭と主題歌作曲者のNARASAKIは家が近所で、ある日酒井がNARASAKIのスタジオを訪れた際、NARASAKIが「実は次の戦隊の『ボウケンジャー』の主題歌コンペで漏れちゃった曲」と酒井に聴かせた。酒井は「これをボツにするのは勿体無いよ」と曲はそのまま、作詞と唄をレイパー佐藤が担当し、ものの数日で主題歌が完成となった。
    • CDに収録されているラジオドラマについて「一発録り。今思えば凄いこと。」とイベントで酒井が発言している。
    • 2007年2月25日のワンダーフェスティバル会場においてクラッシャーカズヨシのフィギュアが販売された。企画プロデュースは、この映画にも出演している玩具プロデューサー・安斎レオ。安斎の人脈から頭部原型制作/寒河江弘(似顔フィギュアの第一人者)、胴体及びベース原型制作/安藤賢二(S.I.Cシリーズ原型担当)という玩具業界の一流スタッフによるフィギュア化であった。

    主題歌[]

    「俺こそ正義だ!クラッシャーカズヨシ!」

    • 作詞 佐藤文則
    • 作曲 NARASAKI (COALTAR OF THE DEEPERS、特撮)
    • うた クラッシャーフミノリ with クラッシャーカズヨシ

    「手紙」

    • 作詞 酒井一圭
    • 作曲 NARASAKI (COALTAR OF THE DEEPERS、特撮)
    • うた クラッシャーカズヨシ

    「ラジオドラマ・クラッシャーカズヨシ <ハイスクール編>」

    • 脚本 佐藤文則
    • 音響 NARASAKI (COALTAR OF THE DEEPERS、特撮)
    • 出演 稲田徹、矢部雅仁、加藤めぐみ、大塚真梨子、レイパー佐藤、酒井一圭

    受賞歴[]

    仕様[

外部リンク[]

  • クラッシャーカズヨシ公式サイト
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