高校教師_(テレビドラマ)

ページ名:高校教師_(テレビドラマ)

テンプレート:ドラマ高校教師(こうこうきょうし)は、1993年と2003年にTBS系列で放送された、野島伸司脚本のTVドラマ。及び、1993年に東宝系で公開された映画。

1974年に東京12チャンネル系列で放送された同名のドラマとは関係がない。

目次

高校教師(1993年)[]

  • 1993年1月8日~3月19日の、金曜22:00~22:54に放送。全11話。
  • 主題歌: 森田童子「ぼくたちの失敗」

概要[]

教師と生徒の恋愛や、同性愛・近親相姦など、当時に問題となっていた「社会的タブー」を真正面から扱った作品として、非常に話題になった。

野島伸司の提案により「近親相姦」をテーマとした作品が提案されたが、当初プロデューサーらは嫌悪感を抱いていた。しかし、野島の「ギリシャ神話のような作品を作りたい」という言葉に感銘を受け、直接的な性的描写を抑えた、透明感のある作品づくりを目指した。なお、この作品では羽村と三沢千秋との大人同士のキスシーンを除いてキスシーンがなく、全てそれを連想させるシーンになっている。

テレビドラマとしては珍しく、ドラマ撮影前に「シナリオ」が全て出来上がっていた。これにより出演者たちは登場人物の「運命や世界観」を、完全に理解して演技することが出来たと言う。また、シナリオが完パケだった事により、きめ細かな裏設定を実現することができ、前フリを演技で表現できたという。

ヒロイン役の二宮繭は当初、観月ありさを予定していたが、台本の内容に賛同を得られなかったため、桜井幸子に変更された。また、相沢直子の役も、何人かの人に出演拒否された。野島作品の中では唯一、この作品のシナリオだけ「ラストの展開の手直し」が行われたという。

ドラマの中で、繭が「私このお菓子好き」というセリフとともに、ブルボンのエリーゼ(スティック状のウェハースの中にチョコレートが入ったお菓子)が映されて、一時期だが注目された。

高校のロケ地は、日本基督教短期大学である。また、最終回に登場した青海川駅に、一時期ではあるが番組視聴者の来客が増加した。

主題歌[]

主題歌の『ぼくたちの失敗』(唄:森田童子)は旧作だが、この番組で大ヒットとなった。これ以前のドラマでは、売れ線の曲がメインであり、昔の曲を使うことはほとんどされていなかったが、このヒットを契機にして、リバイバルブームが起こった。

エンディングの解釈[]

最終話のラストシーンをどう解釈するかについては、いまだ論争が絶えない。また、死亡したとしても、二人がどのようにして命を絶ったのかについても不明であるため、謎の残るラストとなっているが、それが作品にとって絶妙の読後感となっている。

  • 心中説 (最も一般的な解釈とされる)
  • 自殺説
  • 居眠り説 (駆け落ち or 心中にいく途中)
  • 羽村の夢・空想説
  • 繭の幻影・亡霊説 など。

キャスト[]

羽村隆夫 - 真田広之主人公の高校教師。生物を担当しており、一時期バスケ部の顧問もしていた。元生物学者であり、一時期だけ教師をやる手筈だったが、教授の策略により研究室に復帰できなくなる。繊細で温厚な性格、時に孤独な一面を持つ。頼りない性格ながらも良識の持ち主であったが、一生徒である二宮繭と出会い、ストレートでそしてけなげに自己表現をする彼女に次第に惹かれ溺れていく。羽村の少々孤独で頼りないところは、女性の母性本能を擽りヒロインを含め、女性の心を惹いた。二宮繭 - 桜井幸子高校二年生のヒロイン。初対面時から勝手に羽村に運命を感じ、付きまとうようになる。自由奔放な性格の持ち主でどこか陰のある少女であった。突発的な行動をして羽村を困らせることも少なくない。好きな人には、好きと大きくストレートにぶつかり、寂しい時は寂しいと大きく自己表現をする。異常と言えるほど父親から溺愛されており、父を愛する気持ちと逃れたい気持ちとが相反し、大きな陰を抱えている。直子(下記参照)以外に友人と呼べる友人はおらず、クラスでは半ば孤立している。新庄徹 - 赤井英和羽村の同僚の男性教師。保健体育を担当しており、剣道部の顧問をしている。一児の父だが、離婚した妻との間で親権を争っている。熱血肌で古風な人間であり、男に対しては鉄拳制裁もいとわないが、学校以外では温厚である。生徒指導に非常に厳しく、ほとんどの生徒からは恐れられているが、以前は生徒思いで慕われていた。ある生徒とのトラブルから、生徒との間に一線を引くようになる。藤村知樹 - 京本政樹高校でのアイドル的存在の男性教師。英語を担当しテニス部の顧問をしているが、裏では生徒を強引にレイプすると共にビデオに録画し、それをネタに関係を強要するという異常性を持つ。相沢直子 - 持田真樹二宮繭の同級生で、唯一の親友。藤村にレイプされ脅迫されただけでなく、妊娠してしまう。レイプされた事を隠し、一人で悩み続ける。剣道部の顧問である新庄に好意を抱き、次第に助けを求めるようになる。二宮耕介 - 峰岸徹繭の父親。妻を二年前に亡くし、現在は独身。若い頃には有望な芸術家であったが、今は落ち目らしい。何かに怯えるように、娘にすがり束縛しようとする。佐伯麻美 - 中村栄美子バスケ部のキャプテン。二宮繭に対して、同性愛的に好意を寄せている。そのために、バスケ部の顧問となった羽村を目の仇にしてイジメを画策する。親の転勤を理由に学校を転校していく。三沢祐蔵 - 小坂一也娘の結婚相手として、助手の羽村を選んだ。羽村の書いた論文を自分のものにした事から目をかけていたが、最終的には羽村を騙すようにして論文の件をうやむやにしてしまう。三沢千秋 - 渡辺典子主人公の婚約者。父の三沢教授により用意された縁談であったが、千秋の浮気が発覚して破談になる。結婚に愛を求めておらず、「束縛しない」という理由だけで羽村と付き合っていた。樋口尚樹 - 黒田アーサー千秋の浮気相手で、羽村の元同僚。坂入主任 - 金田明夫羽村の上司で、学年主任。教育実習生との歓迎会では、かなりセクハラじみた言動をして、羽目を外す。宮原志乃 - 山下容莉枝羽村の同僚で、二宮繭の担任教師。新庄貴広 - 森田洸輔新庄の息子で、小学生。新庄の生徒により、足に障害を負ってしまった。離婚した母親が起こした親権の調停によって、父親と離れて暮らすことになる。羽村和人 - 三浦浩一羽村の兄で、田舎で農業を営んでいる。羽村のために骨をおっており、大学の授業料なども面倒をみていた。自分が農業をしていることや、好きな事ができなかった事にコンプレックスを抱いている。田辺里佳 - 若林志穂物語中盤から登場した教育実習生。羽村の幼児性を帯びた性格に、恋愛感情を抱くようになる。二宮繭に対してライバル意識を持ち、宣戦布告する。

放送データ[]

放送回サブタイトル放送日視聴率
第01話禁断の愛と知らずに1993年1月8日20.4%
第02話嘆きの天使1993年1月15日15.5%
第03話同性愛1993年1月22日15.8%
第04話僕のために泣いてくれた1993年1月29日17.0%
第05話衝撃の一夜1993年2月5日19.5%
第06話別れのバレンタイン1993年2月12日17.6%
第07話狂った果実1993年2月19日22.0%
第08話隠された絆1993年2月26日25.8%
第09話禁断の愛を越えて1993年3月5日25.8%
第10話ぼくたちの失敗1993年3月12日28.3%
第11話永遠の眠りの中で1993年3月19日33.0%
  • 平均視聴率 … 21.9%
  • 最高視聴率 … 33.0%

ストーリー[]

第1話 「禁断の愛と知らずに」大学院助手から不本意ながら、女子校教師になった羽村隆夫…。3学期の始業式の朝、キセル容疑で捕まった女生徒、二宮繭を助けたことから信頼を得る。帰宅する羽村を尾行し、部屋に上がり込む繭。その時、羽村の婚約者の三沢千秋が来訪し、繭は逃げ帰る。繭はある日、千秋が見知らぬ男とホテルに入るのを目撃してしまう。第2話 「嘆きの天使」毎朝、羽村の下駄箱に「助けて」という手紙が入っているが、誰の仕業かわからない。バスケット部顧問になった羽村を慕って、繭も入部してくる。繭の親友の直子は、藤村にレイプされ、ビデオカメラに撮られてしまう。羽村の婚約者である千秋に会った繭は、羽村との結婚は打算だと聞かされる。怒りのあまり繭は、千秋をエスカレーターから突き落としてしまう。第3話 「同性愛」同性愛者であるバスケ部キャプテン佐伯麻美は、繭と親しくする羽村を、様々な手で陥れようとする。レイプされた直子は、元気なフリで登校するが、録画テープをネタにされて藤村から脅迫される。千秋を病室に見舞った羽村は、樋口と千秋の抱擁シーンを目撃し、婚約者に裏切られたことに気づく。第4話 「僕のために泣いてくれた」麻美へのレイプ未遂の噂が広まるが、繭だけは羽村をかばう。嫉妬に狂った麻美は、硫酸を羽村にかけようとするが、かばった繭にかかる。羽村は千秋から愛されてないことを聞き、婚約を解消する。小沢教授から、研究室には二度と戻れないという真相を知らされる。傷ついた羽村は、繭と動物園に訪れるが、感情が押さえ切れなくなり繭の前で号泣するのだった。第5話 「衝撃の一夜」羽村の兄が故郷からやって来て、婚約破棄したことで、兄弟ゲンカになる。自分を見守ってくれる繭に、羽村は愛情を抱き始めていた。鎌倉の海に行くが、時間を気にする羽村に腹を立てる繭は、帰らないと言い張る。最終電車もなくなり、鎌倉の旅館に泊まることになるのだった。第6話 「別れのバレンタイン」羽村との無断外泊で、停学処分を受けた繭。羽村のアパートにやって来た繭の父である耕介は、密告したのは自分だと告げ、忠告する。繭の将来を考え、距離を置こうと決意した羽村は、バレンタインデーに一方的に別れを切り出すのだった。第7話 「狂った果実」羽村に別れを告げられたショックから、盛り場を遊び歩くようになる繭。そんなある日、繭はレイプされそうになるが、風俗嬢の亜弓に助けられる。一方、直子は妊娠していることが発覚し、中絶手術をする。亜弓の自宅に泊まった繭は、翌朝に自殺した亜弓を発見するのだった。第8話 「隠された絆」溝ができてしまった羽村と繭。そんな中で教習生の里佳が、羽村にアプローチする。ライバル意識から里佳は、繭にカンニングの濡れ衣を着させる。羽村は、下駄箱に「助けて」の手紙を入れる繭を目撃する。二宮家を訪ねた羽村は、父と娘の信じがたい関係を目撃したのだった。第9話 「禁断の愛を越えて」繭は、直子のレイプ録画したビデオを見てしまう。繭は藤村のロッカーからマスターテープを盗みだし、新庄の机の上に置く。直子の腫れ上がった顔を見た新庄は、羽村の制止も聞かず藤村に殴りつける。羽村は、その新庄の言動に動かされ、繭を二宮家から連れ出すのだった。第10話 「僕たちの失敗」繭を自分のアパートに連れ去り、羽村はホテルに泊まることになる。連日ストーカーのように電話をかけ、アパートに侵入しようとする狂気じみた耕介。繭と父親との関係がどうしてもひっかかる羽村は、繭に思わずきつい言葉を吐いてしまう。繭と耕介が海外に行くことを知った羽村は、耕介を刺してしまう…。最終話 「永遠の眠りの中で」タクシーで自宅に戻った耕介は、2人をかばうため自らに火を放つ。羽村は、繭に一緒に新潟に行こうと約束するが、翌朝一人で姿を消す。しかし、置き去りにしたはずの繭は、同じ電車にいた…。二人で寄り添い、小指に赤い糸を結びつけたまま、静かに電車に揺られるのだった…。

高校教師(2003年)[]

  • 2003年1月10日~3月21日の金曜22:00~22:54に放送、全11話。
  • 1993年版の続編(作中においても10年の歳月が経過)。主題歌も同じく森田童子の「ぼくたちの失敗」。

概要[]

「恋愛」と「依存」との違い、が大きなテーマ。

1993年版のリメーク的な要素を持って製作された2003年版であったが、一般には評価があまり高くなく視聴率も低迷した。その原因としては、1993年当時と比較して「教師と生徒の恋愛」についての世間的なタブー感が薄れていたこと。また本作は平たく言えば「教師が生徒を騙す話(それも、一般的には極めて悪質とされるであろう内容で)」であったことや、「恋愛と依存の違い」といったテーマがやや難解であり、視聴者の理解や共感が得られにくかったこと、などが挙げられる。

キャスト[]

湖賀郁巳 - 藤木直人主人公の高校教師。数学を担当しており、水泳部の顧問も受け持っている。脳腫瘍を患い、余命わずかの運命にある。元は文部科学省の技官として将来を嘱望されていたが、自分の置かれた運命に絶望し、好きな数学に没頭して苦しみから逃避するために高校教師となった。常に感情を押し殺し、あまり表情に出さない。孤独と絶望の中で町田雛と出会い、次第に彼女に惹かれ、依存していく。町田雛 - 上戸彩高校二年生のヒロイン。自らを「どこにでもいる平凡な女の子」と評するものの、非常に明るく健気で、純粋無垢な心の持ち主。孤独な湖賀の心の隙間を埋め、希望を与える存在となっていく。工藤紅子 - ソニン雛の同級生。学校では不良と称されて孤立しており、雛が唯一の親友。悠次にのめり込み、食い物にされる。上谷悠次 - 成宮寛貴紅子を食い物にするホスト。現実世界を単なるゲームと考え、刹那的な快楽を追い求める。紅子を巡って、藤村と対決する。江沢真美 - 蒼井優水泳部の三年生で、悠次の手下。湖賀を誘惑する。手島絵美 - 眞鍋かをり国語の教師で、藤村に好意を寄せている。雛と紅子の担任。村松保 - 大倉孝二絵美に好意を抱く体育教師。藤村知樹 - 京本政樹1993年版と同一人物で、10年の歳月が経過して学年主任となった。自らの過去を悔い、人生に深い絶望を抱いている。紅子を救い出したい一心で、悠次と対決する。湖賀の良き理解者。橘百合子 - 眞野あずさ湖賀の主治医で、男女の関係を持つ。常に冷静沈着。湖賀の孤独を受け入れる母親的な存在であるが、次第に雛への依存を強めていく湖賀に、ある種の危機感めいた感情を抱く。

放送データ[]

放送回サブタイトル放送日視聴率
第01話禁断の愛、再び2003年1月10日14.9%
第02話先生の秘密2003年1月17日12.2%
第03話眠れないふたり2003年1月24日6.4%
第04話哀しいデート2003年1月31日10.7%
第05話真夜中の対決2003年2月7日10.6%
第06話片想いのチョコ2003年2月14日8.8%
第07話ふたりが結ばれた夜2003年2月21日10.2%
第08話許せない嘘2003年2月28日13.5%
第09話壊れかけた先生2003年3月7日11.2%
第10話よみがえる純愛2003年3月14日8.8%
第11話永遠の愛と死2003年3月21日11.0%
  • 平均視聴率 … 10.8%
  • 最高視聴率 … 14.9%

ストーリー[]

第1話 「禁断の愛、再び」高校二年生の町田雛は、平凡で退屈な自分を変えたいと思い、工藤紅子と共に夜の街に繰り出す。ゲームセンターで出会った男のマンションに行くものの、「ただ横で一緒に眠ってくれるだけでいい」という不思議な男。翌朝登校した雛の前に、その男が現れる。彼は新任の数学教師・湖賀郁巳であった……。第2話 「先生の秘密」体育の授業中に頭を打って倒れた雛は、湖賀の付き添いで病院に向かう。そこで、湖賀の余命半年という病状に関する橘医師との会話を偶然耳にしてしまう雛。その内容を自らの病気と思い込んでしまうが、それに気付いた湖賀はあえて否定しないのだった。第3話 「眠れないふたり」自らを余命わずかの難病と思い込んでしまった雛だったが、湖賀はすぐに本当の話を打ち明けるつもりだった。しかしその折、怖くて眠れないという雛の言葉に自分との共通点を見出した湖賀は、真相を言い出すことが出来なくなった。自らの苦しみを完璧に理解し得る存在を手に入れた湖賀の、「実験と観察の日々」が始まった。第4話 「哀しいデート」雛に重大な嘘を付いている罪悪感から、湖賀は雛のささやかな望みくらいは叶えてあげようと一緒に遊園地に行く。江沢の邪魔もあって雛を突き放してしまい、姿が見えなくなった雛を必死に探す湖賀…。第5話 「真夜中の対決」死ぬ前に恋愛がしたいと明るく話す雛。湖賀はそれを自らへの想いと気付かず、甥の正太を紹介する。ふとしたことから、湖賀は悠次に自らの病状を知られてしまう。第6話 「片想いのチョコ」湖賀への気持ちを支えにして、懸命に明るさを保つ雛。しかし、湖賀は雛の気持ちを受け止めようとはしない。ある晩、湖賀を驚かせようと部屋に隠れていた雛は、湖賀と橘のセックスを目撃してしまう。第7話 「ふたりが結ばれた夜」次第に雛を愛しく思うようになっていた湖賀だったが、雛の気持ちを受け入れてはならないと自らに言い聞かせる。湖賀に拒絶され、半ば自暴自棄になって正太と結ばれようとした雛を前にしてようやく雛の存在の大きさに気付いた湖賀は、ついに雛と結ばれる。第8話 「許せない嘘」雛との愛を通じて、湖賀は穏やかな幸せの中にいた。その幸せはいずれ破綻が訪れることも忘れ…。悠次に湖賀の病状を聞かされた雛は、湖賀を疑うことへの罪悪感を抱きつつも、橘の元を訪れて真実を聞かされる。湖賀は雛から「悪魔」と罵られ…。第9話 「壊れかけた先生」ついに雛に真実を知られてしまった湖賀。唯一の希望であった雛を失ってしまったショックは想像以上に大きく、自分を見捨てないで欲しいと、もはや形振り構わず懇願する。雛は自分の湖賀への気持ちが一体何であったのか整理がつかず、頑なに拒絶してしまうのだった。第10話 「よみがえる純愛」全てを失った湖賀は、橘の別荘で穏やかに最期を迎えることを決意し、教師を辞して雛の前から姿を消す。自分が湖賀を深く愛していることを再認識した雛は、湖賀を追いかける。最終話 「永遠の愛と死」雛と共に東京に戻った湖賀は、藤村が悠次に刺されて死んだことを知り、次は自分の死ぬ番が来たと考えて、恐怖におびえる。そんな湖賀を懸命に支えようとする雛だったが、ふと目を離した隙に湖賀を見失ってしまう…。

外部リンク[]

  • 高校教師(TBS)公式ページ


映画版[]

1993年11月6日に公開。1993年放送のテレビドラマの好評をうけ、高校教師と女生徒との道ならぬ恋愛を映画化した。ヒロインの名が「繭」であるという点以外は、テレビドラマとのつながりはない。

ヒロイン柏木繭に抜擢された遠山景織子は、本作の演技が高く評価され、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を始めとする主要な新人賞を総なめにした。

ロケ地は武蔵丘短期大学。

キャスト[]

  • 羽野一樹 - 唐沢寿明
  • 柏木繭 - 遠山景織子
  • 牧野亮子 - 鈴木杏樹
  • 牧野武志 - 菊池孝典
  • 前田洋輔 - 金田明夫
  • 榊美和 - 荻野目慶子
  • 土井 - 田山涼成
  • 真鍋 - 大杉漣

テンプレート:前後番組テンプレート:TBS系金曜ドラマ (1989年以降)

Smallwikipedialogo.pngこのページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事は高校教師 (テレビドラマ)にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。


特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

龍村仁

龍村 仁(たつむら・じん、1940年-)はドキュメンタリー監督、元NHKディレクター。有限会社龍村仁事務所代表。目次1 経歴2 作品2.1 ドキュメンタリー2.2 CM2.3 その他3 参考文献4 外...

龍の牙-DRAGON_FANG-

テンプレート:統合文字『龍の牙-DRAGON FANG-』とは、2007年11月22日にDVDが発売される日本の映画。監督は久保田誠二。製作は株式会社クリエイティブ・ホールディングス。目次1 概要2 ...

龍が如く_劇場版

『龍が如く 劇場版』(りゅうがごとく げきじょうばん)は、PS2のゲームソフト「龍が如く」を、『着信アリ』『妖怪大戦争』などを手掛けた映画監督の三池崇史が実写映像化した作品。2007年3月3日から東映...

龍が如く_〜序章〜

『龍が如く 〜序章〜』(りゅうがごとく じょしょう)は、PS2のゲームソフト「龍が如く」を、「着信アリ」「妖怪大戦争」などを手掛けた映画監督の三池崇史が実写映像化した作品。2006年3月24日にDVD...

齋藤武市

齋藤 武市(さいとう ぶいち、1925年1月27日 - )は日本の映画監督。埼玉県秩父市出身。早稲田大学文学部卒。1948年、松竹大船撮影所に助監督として入社。小津安二郎に師事する。1954年、先輩の...

黛りんたろう

テンプレート:Otheruses黛 りんたろう(まゆずみ りんたろう、1953年 -)は、NHKのドラマ番組ディレクター、演出家、映画監督。目次1 来歴・人物2 手掛けたドラマ3 劇場公開作品4 著書...

黒部の太陽

テンプレート:予定黒部の太陽(くろべのたいよう)は、木本正次による小説作品、ならびにこれを原作とする日本の映画作品。1968年公開。当時、世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘を描いている。目次1 ...

黒蜥蜴

テンプレート:文学『黒蜥蜴』(くろとかげ)は小説。江戸川乱歩の代表作の一つである。宝石等の財宝を盗む女賊と名探偵明智小五郎が対決する推理小説である。初出は連載小説として雑誌『日の出』に1934年1月号...

黒田義之

黒田 義之(くろだ よしゆき、1928年3月4日 - )は、映画監督。目次1 経歴・人物2 主な監督作品(特技監督・助監督含む)3 主なテレビ監督4 主な脚本作品経歴・人物[]1928年、愛媛県松山市...

黒田秀樹

黒田 秀樹(くろだ ひでき、1958年4月30日 - )は、日本のCMディレクター、映画監督。大阪府出身。黒田秀樹事務所代表。目次1 プロフィール2 主な作品2.1 CM2.2 映画2.3 PV3 関...

黒田昌郎

黒田 昌郎(くろだ よしお、1936年 - )は日本のアニメーション演出家。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東映動画で「狼少年ケン」、「おばけ嫌い」、「ジャングル最大の作戦」、「タイガーマスク...

黒澤明

くろさわ あきら黒澤 明ファイル:Akira Kurosawa.jpg生年月日1910年3月23日没年月日テンプレート:死亡年月日と没年齢出生地日本の旗 東京府荏原郡大井町職業映画監督家族長男・黒澤久...

黒沢清

テンプレート:Otheruses黒沢 清(くろさわ きよし、1955年7月19日 - )は、日本の映画監督、脚本家。東京藝術大学大学院映像研究科教授。兵庫県神戸市出身。六甲中学校・高等学校を経て、立教...

黒木瞳

ののっぺらぼう鏡あべこべの世界絶対ムリ行きたない怖顔合わせおうちで暗い一番怖がりとしてもお願い申し上げください一緒よろしくね↓未来おうちで暗い見たい行きたです特に記載のない限り、コミュニティのコンテン...

黒木和雄

黒木 和雄(くろき かずお, 1930年11月10日 - 2006年4月12日 )は、映画監督。宮崎県えびの市生まれ。宮崎県立小林中学校(旧制)、宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校、同志社大学法学部卒業。少年...

黒土三男

黒土三男(くろつち みつお、1947年(昭和22年)3月3日 - )は、日本の脚本家・映画監督。熊本県熊本市出身。目次1 経歴2 作品2.1 TVドラマ脚本2.2 映画監督・脚本3 関連項目4 外部リ...

黒い雨_(映画)

黒い雨監督今村昌平脚本今村昌平石堂淑朗原作井伏鱒二製作飯野久出演者田中好子北村和夫市原悦子三木のり平音楽武満徹撮影川又昂編集岡安肇配給東映公開日本の旗1989年5月13日1989年9月17日上映時間1...

黒い雨

テンプレート:Otheruses黒い雨(くろいあめ)とは、原子爆弾炸裂時の泥やほこり、すすなどを含んだ重油のような粘り気のある大粒の雨で、放射性降下物(フォールアウト)の一種である。主に広島市北西部を...