男はつらいよ_寅次郎恋歌

『男はつらいよ 寅次郎恋歌』（おとこはつらいよ とらじろうこいうた）は、1971年12月29日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの8作目。源公役の佐藤蛾次郎はシリーズ48作すべてに出演したと思われているが、実は交通事故に遭ったため本作のみ出演していない。また、おいちゃん役の森川信が出演する最後の作品。

あらすじ[]

博の母が死去。その際、博の父（志村喬）の話をしんみりと聞き、さすがのフーテンの寅も家庭の幸せについて真剣に考えるようになる。「りんどうの花が咲き乱れ、夕げの明かりとともに笑い声が聞こえてくる・・・」柴又に帰った寅次郎は、例によって独特の節回しで自らが理想とする家庭像をおいちゃんたちに聞かせてみたが、反応は今一。その教養無さに呆れてしまった。そんな時、近所の美人の未亡人、貴子（池内淳子）が経営する喫茶店がオープン。数日後に偶発的に店の扉を開けた寅次郎は、そこで店を一人で切り盛りする貴子の姿を再び目にすると、たちまち脱け殻のようになってしまった。足繁く通っては大嫌いなコーヒーを飲み、貴子と家庭の幸福を分かち合うことを夢見るが・・・。

キャッチコピー[]

さくら泣くんじゃねえ兄ちゃんはこれで幸せなんだよ

スタッフ[]

• 監督：山田洋次
• 脚本：山田洋次、朝間義隆
• 音楽：山本直純

キャスト[]

• 車寅次郎：渥美清
• 諏訪さくら：倍賞千恵子
• 六波羅貴子：池内淳子
• 車竜造：森川信
• 車つね：三崎千恵子
• 梅太郎：太宰久雄
• 御前様：笠智衆
• 諏訪博：前田吟
• 諏訪飈一郎：志村喬
• 諏訪毅：梅野泰靖
• 諏訪修：穂積隆信
• 諏訪咲江：上野綾子
• 坂東鶴八郎：吉田義夫
• 大空小百合：岡本茉利
• 六波羅学：中沢祐喜
• 労務者：谷村昌彦

ロケ地[]

• 岡山県（備中高梁）

記録[]

• 観客動員：148万1千人
• 興行収入：4億円
• 上映時間：113分

テンプレート:Navbox genericテンプレート:Movie-stub

Smallwikipedialogo.png

このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事は男はつらいよ 寅次郎恋歌にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。