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テンプレート:漫画『仮面の忍者 赤影』(かめんのにんじゃ あかかげ)は、横山光輝作の忍者漫画、およびそれを映像化した特撮テレビ番組、テレビアニメ作品、劇場映画。それに登場する主人公の名前でもある。
元来、白土三平の漫画「ワタリ」の映像化企画として進行していた。ところが先行して公開された映画「大忍術映画ワタリ」に対して白土が拒否反応を示し、急遽横山光輝に原作依頼がなされた。横山は人気作であった「伊賀の影丸」の連載を終了して、新たに週刊少年サンデーにて「飛騨の赤影」の連載を開始し、これに応じた。その後、関西テレビ制作・フジテレビ系列で1967年(昭和42年)4月5日~1968年(昭和43年)3月27日まで特撮テレビドラマとして「仮面の忍者赤影」として実写化され、全52話で毎週水曜日19:00 - 19:30に放送された(その際、原作漫画の「飛騨の赤影」も、テレビドラマと同じタイトルに改めている)。ちなみにテレビ特撮版の赤影は東映初のカラーテレビ特撮作品である。また、関西テレビが制作した唯一の特撮作品でもある。
1986年には、フジテレビ月曜ドラマランド枠で黒崎輝主演でドラマ化され、同年9月15日に放送された。
また、1987年~1988年にテレビアニメ版が東映動画(現東映アニメーション)製作で日本テレビ系列にて放送され、それに合わせて週刊少年チャンピオンで『仮面の忍者赤影(新)』として連載された。さらに2001年8月11日には安藤政信主演で劇場映画『RED SHADOW 赤影』が公開された。
原作は正統派の忍者漫画だが、テレビ特撮版は怪獣、UFOなど何でもありの世界観で人気を博した。ここでは主にテレビ特撮版を中心に記していく。テンプレート:ネタバレ
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に「金目教」という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は、恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体は何か?藤吉郎は金目教の秘密を探るため飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」
「織田信長の活躍した頃、海を渡ってきた奇怪な妖術者の群れがギヤマンの鐘を求めて各地を襲撃した。世界制覇を狙う卍党の仕業である。強烈なエネルギーの製法を秘めたギヤマンの鐘3つ。日本の平和を願う信長は、卍党の野望を粉砕すべく飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」
「悪大将、夕里弾正の反乱を知った織田信長は居城清州から小人数(こにんずう)を率いて京の都へ急いだ。しかし、その道筋には、弾正に味方する根来の忍者が、恐ろしい怪獣を操って待ち構えている。道中の無事を願う織田信長は飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」
「飛騨の国、影一族に伝わる黄金の仮面は、あらゆる忍者にとって憧れの的、栄光のシンボルであった。そしてまた、仮面には、莫大な黄金の謎が秘められているのだ。この仮面を奪い、忍者の王座を狙う者が現れた。怪忍獣を使う魔風雷丸である。立て!仮面の忍者!…赤影参上!!」
アニメ版『仮面の忍者赤影』は、1987年10月13日から1988年3月22日まで日本テレビ系で全22話(+1話未放送)が放送された。
また、脚本に特撮版を全話手がけた伊上勝の息子である井上敏樹も手がけており親子二代で同シリーズに携わった。なお、特撮版の映像ソフト化はされているが、アニメ版のソフト化は未定である。
テンプレート:前後番組
テンプレート:前後番組
テンプレート:関西テレビ
テンプレート:Manga-stub
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