蘇える金狼

ページ名:蘇える金狼

テンプレート:文学テンプレート:ドラマ『蘇える金狼』(よみがえるきんろう)は、作家大藪春彦の小説及び、それを原作とした同名の映画、テレビドラマ。

目次

小説[]

出版経緯[]

  • 1964年「蘇える金狼野望篇」「蘇える金狼完結篇」が平和新書より刊行。
  • 1979年「野望篇」「完結篇」が角川文庫より刊行。
  • 1986年「野望篇」「完結篇」が徳間書店より刊行。
  • 1993年「野望篇」「完結篇」がトクマ・ノベルスより刊行。
  • 1995年「野望篇」「完結篇」が勁文社より刊行。
  • 1999年「野望篇」「完結篇」第43版が香取慎吾版の表紙で刊行。

テンプレート:ネタバレ

あらすじ[]

株式会社東和油脂に勤めるサラリーマン、朝倉哲也は29歳、長身で部下、上司からの信頼厚い真面目実直の社員である。しかし、彼にはある計画があった。夜ごとにボクシングジムに通い、肉体を鍛える彼は会社を食い物にし、トンネル会社などを利用して私腹を肥やす身勝手な重役たちの姿を垣間見る。自分もその一人になろうという野望を抱いた朝倉は、2年の準備期間をかけてそれを実行に移すべく、周到な用意を始めるのだった…。

登場人物[]

朝倉哲也東和油脂経理部に勤める会社員。しかし、胸のうちには野望を秘めていた。永井京子朝倉の上司、小泉が囲っている女。小泉朝倉の上司。トンネル会社を利用して金をかき集めている。金子経理部次長。清水東和油脂社長。磯川市会議員。裏の顔は麻薬取引を手がける男。鈴本東洋経済研究所所長。東和油脂乗っ取りを企む。桜井東和油脂を脅迫する若手の総会屋。石井東和油脂お抱えの興信所代表。私立探偵だが、ダーティーな仕事も行う。

映画[]

1979年版[]

1979年(昭和54年)公開。角川春樹事務所製作、東映配給。131分、フジカラー、ビスタサイズ。

同じく松田優作主演で映画化された『野獣死すべし』が大幅に設定変更に較べて、こちらは時代設定(原作は東京オリンピック直前)と一部のストーリー、登場人物のキャラクターを変更した以外にはほぼ原作に忠実に作られている。ただし、原作に豊富に描かれている横須賀の情景(作中では犯罪行為においてアメリカ海軍横須賀基地の付帯施設が巧みに利用されている)は、海堡などに変更となった。また、原作では朝倉が共感を呼び起こした若手総会屋の桜井はコミカルなキャラクターに変更された。桜井を狙う私立探偵の石井も、怪優・岸田森によって、白いスーツにマントという吸血鬼を彷彿させる姿で仕込み杖を操るという強烈なキャラクターとなった(原作ではこのような描写はない)。

スタッフ[]
  • 製作:角川春樹
  • プロデューサー:黒沢満 、伊藤亮爾、紫垣達郎
  • 監督:村川透
  • 助監督:小池要之助
  • 脚本:永原秀一
  • 原作:大藪春彦
  • 撮影:仙元誠三
  • 音楽:ケーシー・ランキン、トッシュ
  • 音楽監督:鈴木清司
  • 音楽プロデューサー:高桑忠男
  • 主題歌:前野曜子
  • 美術:佐谷晃能
  • 録音:高橋三郎
  • 照明:渡辺三雄
  • 編集:鈴木晄
  • スチル:関谷嘉明
  • 衣裳デザイン:芦田淳
  • スーパーアドバイザー:四方義朗
  • テクニカルアドバイザー:トビー・門口
  • 製作担当:青木勝彦
キャスト[]
  • 朝倉哲也:松田優作
  • 永井京子:風吹ジュン
  • 清水:佐藤慶
  • 小泉:成田三樹夫
  • 金子:小池朝雄
  • 竹島:草薙幸二郎
  • 秀原:河合絃司
  • 富田:加藤大樹
  • 湯沢:岩城滉一
  • 石田:加藤健一
  • 清水絵理子:真行寺君枝
  • 桜井光彦:千葉真一
  • 鈴本光明:安部徹
  • 栗原:椎谷健治
  • 冬木:江角英明
  • 牧雪子:結城しのぶ
  • 西川朱実:吉岡ひとみ
  • 石井:岸田森
  • 田宮:高橋明
  • 国友:待田京介
  • 福田:トビー・門口
  • 磯川:南原宏治
  • 植木:村松克己
  • 磯川のボディガード:猪狩元秀
  • 〃:田畑靖男
  • 磯川の配下:野牛軍団
  • 坂本:今井健二
  • 野坂:阿藤海
  • 吉村:山西道広
  • 今野:飯田敏之
  • 兵庫:久米明
  • 原:団巌
  • 沢野:角川春樹
  • 警官:榎木兵衛
  • スチュワーデス:中島ゆたか

1998年版[]

1998年(平成10年)公開。ギャガ・コミュニケーションズ配給、配給協力ゼアリズ。

スタッフ[]
  • 監督:渡辺武(渡邊武)
  • 製作:山地浩
  • プロデューサー:板谷健一 、市原明、佐藤敏宏
  • 脚本:木村雅俊
  • 企画: 山地浩
  • 撮影:山本英夫
  • 音楽:TORSTEN RASH
  • 美術:尾関龍生
  • 編集:島村泰司
  • 録音:深田晃
  • その他:タイムズイン タイムズイン 、田辺博之、BIGSHOT
  • 照明:田村文彦
キャスト[]
  • 朝倉哲也:真木蔵人
  • 桜井由紀夫:北村康
  • 永井京子:安原麗子
  • 榎本ルリ子:吉瀬美智子
  • 月島勝:軍司眞人
  • 山田経理部長:唐沢民賢
  • 佐久間功:木村栄
  • 安原茂樹:山崎りょう
  • 高田:高田雅彦
  • リャン:丸橋聡
  • 吉田:菅田俊
  • 磯川達彦:清水昭博
  • 9歳の頃の朝倉:池上史将
  • 9歳の頃の桜井:大場俊輔
  • 磯川造永:内藤武敏

テレビドラマ[]

1999年4月17日〜6月26日に、日本テレビ系列の土曜ドラマの枠(毎週土曜日21時~21時54分)にて放送。朝倉哲也の名はあるが、原作とは異なる年齢・性格等の独自設定となっている。他にも、テレビドラマのオリジナル設定が多数見られる。

長年フジテレビ系列ドラマの演出・監督を務めてきた本広克行が演出を手掛けており、前々年に本広が演出した『踊る大捜査線』に出演しているいかりや長介、小野武彦、甲本雅裕らがこのドラマでも出演している。

あらすじ[]

4月、新東和信販(ファイナンス)に、朝倉哲也・石原学らが入社、業務部カード推進第3課に配属される。哲也が新東和に入社した目的は、腹違いの兄・富士木和正が新東和の社長に就いていた所を自殺未遂で発見され、長期の入院加療を余儀なくされたが故に、和正が愛する会社と社員達を守る為であった。しかし、和正の自殺未遂は、茂義コーポレーションという所謂「乗っ取り屋」の社長である茂義敬雄が、ウラで仕組んだ偽装工作の結果であった。自ら死を選ぶ筈はないと信じ続ける哲也、和正の恋人の冴木ユリ。

新東和を守る為には、新東和の発行済み株券を購入し、株主としての発言力を持たねばならない。その為に、哲也は敬雄の一人娘である茂義有梨沙と、和正に代わり新東和の社長を務める結城鉄治を利用し、敬雄から億単位の身代金を要求・成功したのを手始めに、広域暴力団・宝竜会からも金を搾取する。が、その過程で、有梨沙は哲也に不思議な感情を懐いていく。

一方、和正の近辺をうろつく男がいた。情報屋の甘木公次である。哲也は当初甘木の存在をいぶかるが、打倒茂義と言う共通点を見出し、二人の間には奇妙な友情が芽生え始める。

が、ついに、和正は殺されてしまう。和正の殺害・さかのぼって和正を自殺に見せかけ殺せと指示した、と敬雄から聞き出す事が出来たユリだが、敬雄はユリをも殺そうとする。間一髪で哲也に命を救われ、甘木の手配により、暫くユリは「地下」で広木典明らに守られる事となる。

和正の死を知った新東和の社員一同は、悲しみと無念さを心に持つ。カード推進第3課の課長・長嶋保、社員の愛染洋子らは悲嘆にくれるが、それらの動きをスパイする男がいた。石原である。

甘木は新東和の秘書である古池真弓をスパイとして新東和の内部情報を入手、一気に茂義を倒そうと企むが、それは新東和の破滅も意味する。甘木は哲也と交換条件をし、真弓から入手した裏情報の素っ破抜きを1日遅らせ、新東和の壊滅という最悪の事態を切り抜けさせる。

その後の株主総会で発言権を得た哲也は、和正を殺したのは敬雄だと告発。地下に潜んでいたユリも現れ、敬雄は一気に追い詰められる事に。

そして、哲也は敬雄と銃撃戦に。敬雄は撃たれ、入院。半ば隠居生活をしていた敬雄の父・茂義賀津夫は、哲也・甘木の抹殺を指示する。加え、警察とマスコミを使い、邪魔な存在となった新東和の営業停止を図る。

不意打ちを喰らい賀津夫に拉致された甘木は、警察に拘束されている真弓の釈放・茂義コーポレーション会長の後継・そして哲也の殺害を条件に解放される。甘木の営むバーに向かった哲也、銃で哲也を狙う甘木。それらの様子を盗聴していた賀津夫、そして長嶋らは…。

登場人物・キャスト[]

朝倉哲也(あさくら てつや)
  • 演:香取慎吾
主人公。腹違いの兄・富士木和正が愛した新東和信販を守る為に、新東和トップの成績で入社し業務部カード推進第3課配属を果たし、和正の仇をとる為の様々な行動をとっていく。普段は温厚で大人しい普通の人間を装っているが、復讐の為銃器の扱いや格闘技を極めており、たった1人で茂義一族への復讐を成し遂げようとする執念の男。彼曰く、普通の人間は『豚』で、自分と同じ世界の人間は『獣』であるという。しかし、自分の本性を知った洋子を黙って見逃したり、『獣』として生き抜こうとあがく石原に「お前は『獣』になれた」と褒める旨の言葉を掛けたり、利用するだけの目的で近付いたはずの有梨紗のことを気にかけるような素振りを見せるなど、原作の朝倉とは違って人間らしい感情を捨ててはいないことが窺える。甘木と面識を持つ様になってから、時には味方。時には敵対に近い間柄となったりと複雑な関係を経ていきながら、打倒茂義グループへと『獣道』を歩んで行く。プライベートは極めてストイックで、家財道具は必要最低限のものしか置いていない。調理器具すらまともに揃っておらず、訪ねてきた黒木一郎たちを呆れさせた。が、一方で裏の顔のために必要なものはかなり充実している。甘木公次(あまき こうじ)
  • 演:石橋凌
東京・神田で、バー「TATE」を経営の傍ら、様々な客相手にネタを売る情報屋でもある。10年前まで勤めていた銀行で、賀津夫の罠に嵌められ辞めさせられる際に、甘木を庇おうとした上司が甚振られた末に自殺に追い込まれた過去がある。それらの復讐の為に、「地下」に潜って秘かに闇の世界を生きてきた。和正とは以前飲み明かした仲であり、恋人であったユリも和正と共に甘木の店へ訪れた事がある。ふとしたきっかけで哲也と関わりを持つ様になり、共に茂義への復讐を果たす事に。茂義有梨沙(もぎ ありさ)
  • 演:上原多香子
茂義コーポレーション会長・茂義賀津夫の唯1人の孫娘であり、茂義敬雄の1人娘。決められたレールでの人生を送っていた高校生。茂義一族のウラの顔についてもある程度感じ取っているらしく、父・敬雄には複雑な感情を抱いている。哲也との出会いが、その後の生き方考え方を大きく変えていく事になる。本来は父と祖父の命を狙う憎き相手である哲也に、ほのかな恋心を懐く。古池真弓(こいけ まゆみ)
  • 演:本上まなみ
新東和重役秘書。影では甘木にスパイ活動を依頼され、新東和の内部極秘データを提供していた。その為に、シリーズ後半では茂義の部下達に拉致されたり、銃撃されたりと言う危険な目に遭ってしまう。甘木へ金銭で情報を提供していたのだが、片想いの様な感情を吐露するシーンも出てくる。長嶋保(ながしま たもつ)
  • 演:石橋蓮司
カード推進第3課のモーレツ課長。「やる時はやる」のだが、相手に強気に出られると途端に弱腰になってしまう事もある。駄洒落連発で、部下から冷めた笑いを。「要するに」との口癖がキーワード。本人は深く考えて発言しているのではない様子だが、和正の死後の新東和社内を見て、何かあるのでは? と、一言二言ボソッと口にする。シリーズ後半では黒木等と共に、様々な意味で新東和の動静を目の当たりにする存在となっていく。愛染洋子(あいぞめ ようこ)
  • 演:中島陽子
カード推進第3課の紅一点、ではあるが決して美人とはいえない、色気より食い気気味の女性。自分を否定的に捉え、「優しくしないでね」と言う反面、仕事上のプライドも。とある事件がきっかけで哲也の『ウラの顔』を知ってしまう事となるが、口外せずに退職。故郷の青森へ帰る。石原学(いしはら まなぶ)
  • 演:伊藤高史
哲也と共にカード推進第3課に配属された。金遣いがかなり派手で、スーツもブランド物。実は、佐野健吾が新東和に放ったスパイの一人で、佐野に金銭絡みの弱みを握られている。事情を知らされないまま佐野の指示通りに行動するだけの人間だったが、哲也にスパイである事を見破られた事から、今の自分には『獣』になる他に生き抜く道がない事を思い知らされ、知らぬ間に引き込まれていた『獣道』の更に奥に足を踏み入れていく事になる。黒木一郎(くろき いちろう)
  • 演:甲本雅裕
哲也と石原の先輩。長嶋課長の駄洒落に愛想笑いをしていたが、いつの間にか切り返せる存在に。花粉症持ちの為、シリーズ前半ではティッシュペーパーはじめ、「対花粉症グッズ」を手放せなかった。酒が好きで、営業の合い間に入った食堂でビールを頼むシーンがある。佐野健吾(さの けんご)
  • 演:小野武彦
茂義コーポレーション相談役、元公安刑事。茂義親子に代わり、ヤミの世界での様々な情報や人材を操る。茂義一族存続の為なら、どんな手段もとる。その為、時には賀津夫に意見をする事もある。冴木ユリ(さえき ゆり)
  • 演:今井美樹(特別出演)
和正の恋人。自殺未遂で意識の戻らない和正を、献身的に看護する。哲也も暖かく見守る優しさを持つが、和正の死後、いつしか哲也らと共に、茂義一族と『戦う』存在に。茂義敬雄(もぎ けいゆう)
  • 演:宅麻伸(友情出演)
賀津夫の息子であり、有梨沙の父であり、新東和の専務である。かつてユリとは恋仲であったが、別の女性と結婚した。結婚した女性は、亡くなっている。有梨沙曰く、「お母さんは、昔銃で自殺した」との言葉がある。1人娘の有梨沙を溺愛するが、それが有梨沙にとって窮屈なものだとは気付いていない。岡野京子(おかの きょうこ)
  • 演:久瑠あさ美
結城の愛人。水商売を長くやっている割に、口は軽いらしい。本郷清次の仕組んだ偽装事故で、死亡。結城鉄治(ゆうき てつじ)
  • 演:深水三章
新東和社長。重役時代の「女と賭博」で、敬雄に弱みを握られている。 富士木和正(ふじき かずまさ)
  • 演:羽場裕一
哲也の唯一の肉親であった。和正の父が新東和を設立し、跡を継ぐ形で社長に。茂木コーポレーションが新東和を乗っ取るにあたり、敬雄の指示で自殺に見せかけて殺されそうになったが、奇跡的に一命は取り留める。が、寝たきりの所謂「植物人間」に近い状態となり、極秘に警察病院の個室にて入院加療を受けていた。和正が現役で新東和の社長をしていた時、哲也の実母の墓前で雨にうたれながらも土下座し、「(15年以上)連絡を取らず、本当に済まなかった!」と、詫びる。この時が、哲也と和正の事実上の初対面であった。成人になったら酒を教えてやる、哲也が大学を卒業し就職する際には俺の名前を使ってもいい。等とフランクに哲也に接する、心底から優しい人物であった。南原安志
  • 演:DAIYU
本郷清次の手下。長く意識が戻らなかった和正が回復している事を知った敬雄からの指示で、とどめを。哲也が初めてバラした人間であった。本郷清次(ほんごう せいじ)
  • 演:高杉亘
宝竜会のヤクザ。京子を事故に見せかけ死亡させた現場を哲也に見られ、それをネタに所属する広域指定暴力団・宝竜会が脅され、哲也と対峙する事に。 田島一彦(たじま かずひこ)
  • 演:筒井康隆
宝竜会組長。賀津夫とは、旧知の仲であった。義理堅い。柏木典子(かしわぎ のりこ)
  • 演:丸久美子
有梨沙のお目付け役。洋子が退職した後、スパイとしてカード推進第3課へ送り込まれる。賀津夫に己の人生全てを預けている。『女の武器』を用いて、哲也の正体を明かそうとするが…。広木典明(ひろき のりあき)
  • 演:松重豊
甘木とは、大学時代に射撃部で一緒に。世界各地で傭兵として活躍し、帰国。甘木の店「TATE」バーテンダーに。無口、寡黙。広澤啓介(ひろさわ けいすけ)
  • 演:片岡弘貴
賀津夫の忠実なる秘書かつ、ボディーガード。 高孫民
  • 演:麿赤兒
田島亡き後、佐野が呼び寄せた台湾マフィアの首領。冷血、非道な性格。 茂義賀津夫(もぎ かつお)
  • 演:いかりや長介
所謂「乗っ取り屋」で、茂木コーポレーションを一代で築き上げた。茂木コーポレーション会長。好々爺とした雰囲気も見せ、半ば隠居生活を送っていたが、息子の敬雄が哲也に撃たれてからは、かつての『顔』を復活させる事となる。
  • 大西正昭、俵広樹、加賀谷純一、翁華栄、偉藤康次、須永慶、周富徳、石井愃一、平泉成、天野博之、鈴木任紀

スタッフ[]

  • 原作:大藪春彦
  • 脚本:丸山昇一
  • 音楽:松本晃彦
  • 演出:本広克行、大谷太郎、佐藤東弥
  • 演出補:萩原孝昭
  • プロデューサー:井上健、阿部雄一
  • チーフプロデューサー:重松修、佐藤敦
  • アシスタントプロデューサー:高木治男、井上由紀、角田朋子
  • 制作担当:宮重秀二
  • 制作主任:小宮孝一、古郡真也
  • サウンドデザイン:志田博英、仲西匡

主題歌[]

  • 「SLEEP MY DEAR」今井美樹

シナリオ集[]

演劇ぶっく社よりシナリオ集が出版されている。ただし、収録されているのは第一話から第六話までで、第七話以降は出版されていない。

  1. 蘇える金狼1 (第一話、第二話を収録)ISBN 978-4-89987-017-3
  2. 蘇える金狼2 (第三話、第四話を収録)ISBN 978-4-89987-018-0
  3. 蘇える金狼3 (第五話、第六話を収録)ISBN 978-4-89987-019-7

サブタイトル[]

いずれも新聞のテレビ欄に表記されたもの。放映された映像や上記シナリオ集には、「第~話」としか表示されていない。

  1. 第一話愛と復讐の闘いが今始まる! 悲しく孤独な男の熱い叫びを聞け
  2. 第二話本当の敵は誰だ!? 娘の誘拐に反逆の刃が迫る! 愛に飢えた野望が暴走する
  3. 第三話狼に恋した少女の切ない決意!? 残虐な陰謀が愛する兄に忍び寄る!!
  4. 第四話あなただけは汚さない! 命を賭けた哀しい逆襲を迎えうつ罠!!
  5. 第五話目線を合わさず心を通わせる哲也と有梨沙
  6. 第六話罠にはめられ銃撃される…。そしていよいよ反撃に出る!
  7. 第七話正体はばれていると確信した哲也は核心に入り込む。
  8. 第八話正体をばらした哲也と甘木の関係は。
  9. 第九話友の死に贈る怒りの銃弾!!
  10. 第十話娘の死生き残るのはどっち人間に戻ったら、オレはオマエをモノにする
  11. 最終話最終回怒りの最終決戦! 生か死か

テンプレート:前後番組テンプレート:日テレ系土曜ドラマ (1988年以降)

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