安藤達己

安藤達己（あんどう　たつみ、1938年 - ）は映画監督。シャープなカット構成による演出が特徴である[1]。

来歴・人物[]

• 1938年安藤繁二・千代の三男として誕生。
• 1946年コロ島より博多港に引き揚げ。
• 1950年~53年館山二中・堅川中・吾嬬二中卒業。
• 1956年都立上野高校卒業。
• 1962年　銀座プロ（山村聡主宰）助監督“松山家に人々（山村聡監督）“　”対決（山村聡・佐分利信監督）”、“対決”でチーフ助監督に昇格・“風来坊先生”　他。
• 1964年松竹系・CAGでチーフ助監督、“やさぐれシリーズ（湯浅浪男）”。
• 1966年円谷プロ“ウルトラセブン”チーフ助監督。第47話“あなたはだぁれ?”で監督に昇格。以後、怪奇大作戦・チビラくん・ガッツジュン・レッドマン・快傑ライオン丸・トリプルファイター・ファイヤーマンを監督。
• 1973年毎日EVRシステム・監督以後テレビ映画界を引退。

主な監督作品[]

• ウルトラセブン47話“あなたはだぁれ？”（1968年・TBS）[2]
• 怪奇大作戦13話“氷の死刑台”（1968年・TBS）、19話“こうもり男”（1969・TBS）
• チビラくん（1970年・NTV）
• ガッツジュン24話“熱い力よよみがえれ！”、27話“青春の涙輝ける時”（1971年・TBS）
• レッドマン（1972年・NTV）
• 快傑ライオン丸4話“ムササビアン爆破作戦”、5話“地獄から来た死神オボ”、8話“分身魔王デボノバとイワゲバ”、9話“死を呼ぶ吸血怪人ゾンビー”、12話“怪人ｷﾞﾛｼﾞｰ海の落し穴”、 13話“怪人ｳﾐｶﾌﾞﾛと人食い怪魚”（1972年・CX）
• トリプルファイター1話“行け！栄光のﾌｧｲﾀｰ”、2話“ﾄﾘﾌﾟﾙﾌｧｲﾀｰ脱出せよ”、8話“たたかえ！ｵﾚﾝｼﾞﾌｧｲﾀｰ”、9話“ｸﾞﾘｰﾝﾌｧｲﾀｰ応答せよ”、12話“ｽﾘﾗｰ館の対決”、13話“孤独のｹﾘｰ”、19話“津波大作戦５秒前！”、20話“行け！ｵﾚﾝｼﾞﾌｧｲﾀｰ心の目を開いて”、24話“地獄の唄が聞こえる”、26話“ｻﾖﾅﾗﾄﾘﾌﾟﾙﾌｧｲﾀｰ”（1972年・TBS）
• ファイヤーマン5話“ｼﾞｭﾗ紀へ落ちた少年”、6話“遊星ｺﾞﾒﾛｽの秘密”、10話“鉄の怪獣が東京を襲った”、11話“よみがえった岩石怪獣”、27話“死人をあやつる宇宙の支配者”、28話“ｱﾙｺﾞﾝ星から来た少年”（1973年・NTV）
• 毎日EVRｼｽﾃﾑによる会社案内
• 花王洗剤（ﾏｼﾞｯｸﾘﾝ）の新発売TVCM監督（博報堂）

脚注[]

1. ↑ 荻野友大ほか編『怪奇大作戦大全』（双葉社・2001年）109頁
2. ↑ 安藤達己助監督作品の監督名、円谷一（17・18・34・35話）4本、野長瀬三摩地（19・20・23話）3本、満田かずほ（4・6・9・11話）4本、鈴木俊継（7・10・26・27・30・31話）6本、実相寺昭雄（43・44話）2本、飯島敏宏（38・39・40話）3本

外部リンク[]

• ﾀｶを救う会ｲﾝｼﾞｬﾊﾟﾝ
• 安藤達己がつづるﾌﾞﾛｸﾞｴｯｾｲ

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