昨日に引き続き、追加の音声解析ツール(mkdiff.com)を用いて検証を行いましたので報告します。
【総合スコア】
類似度スコア:95/100・判定:Very close(非常に近い)・信頼度:High
前回報告した類似度99/100(別ツール)と合わせ、独立した2つのツールでそれぞれ95/100・99/100という高スコアが出ており、結果の再現性が確認されました。
【ファイル情報の比較】
本家はステレオ・122.83秒・ピーク音量98.7%。疑惑対象はモノラル・121.26秒(1.57秒短い)・ピーク音量98.6%。ピーク音量がほぼ同一(差0.2%)である点は、同一音源の音量を調整した際に生じる特徴と一致しています。
【差分ヒートマップ(スクショ1)】
2音源の差を時間軸で可視化したヒートマップでは、全区間がほぼ均一な薄い色で埋まっており、特定の時間帯だけ大きな差が出ている箇所がほとんど見当たりませんでした。別人が別々に録音した場合は声質・呼吸の位置・マイク特性の違いにより特定の時間帯に濃い縦縞が現れるはずですが、今回はそのような箇所が確認できませんでした。
【波形比較(スクショ2・3)】
本家(青)と疑惑対象(緑)の波形を並べると、約1:00付近の大きな静寂・約1:20付近の音量低下・終盤のフェードアウトが両音源で同じ位置に現れています。重ね合わせグラフでも両波形の動きがほぼ対称に一致しており、別々に録音されたとは考えにくい形状です。
【周波数帯域別差分(スクショ4)】
低域・中域・高域のいずれの帯域でも、全区間を通じて均質な薄い色が続いており、特定の時間帯だけ際立って濃くなる箇所がありませんでした。ボーカル帯域を含む中域でも同様の結果であり、声質の違いによる差異が検出されなかったことを示しています。
【まとめ】
今回の検証で得られた差分ヒートマップ・波形比較・周波数差分のいずれにおいても、別録音であれば必ず生じるはずの「声質・呼吸・マイク特性による差異」が検出されませんでした。これは本家音源にキー変更・音量調整などの処理を加えて投稿した可能性が高いことを示す結果です。
なお疑惑対象の音源はScratchの自動変換処理によりモノラル・低サンプルレートに劣化しており、直接的なサンプルレベルの照合は困難な状態です。本結果は状況証拠の積み重ねであり、転載と断定するものではありません。ご本人による制作資料の提出によって事実関係が明確になることを期待しています。
(使用ツール:mkdiff.com/en/audio-diff・ブラウザ完結・ファイルのサーバー送信なし)

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