音源類似度調査報告書
調査対象
調査日:2026年8月14日
使用ツール:wutools.com・tembrica.com(いずれもブラウザ上で動作し、音声ファイルは外部に送信されない)
◆ 調査1:音量・音域の数値比較*3
(各指標の棒グラフ。濃紺=本家、緑=疑惑対象)
| 指標 | 本家(A) | 疑惑対象(B) | 差分 |
| 音量(平均) | -7.52 LUFS | -10.20 LUFS | -2.68 LU |
| 音量(最大瞬間値) | 0.36 dBTP | 0.11 dBTP | -0.25 dBTP |
| 音量(実効値) | -11.99 dBFS | -10.62 dBFS | +1.37 dB |
| 音の重心周波数 | 2726 Hz | 2218 Hz | -507 Hz (-18.6%) |
| 高域の広がり | 12266 Hz | 9170 Hz | -3096 Hz (-25.2%) |
| 音の複雑さ | 0.0164 | 0.0025 | -0.0140 (-84.9%) |
| 音の細かさ | 122.46 | 102.34 | -20.12 (-16.4%) |
両ファイルとも音量が大きすぎる状態(ストリーミング配信基準超過)。疑惑対象は本家に比べて高音域の成分が約25%少なく、音の複雑さが約85%低い。これらはキーを下げる処理をした際に生じる特徴と一致している。
◆ 調査2:ファイル構造・波形詳細比較*4
| 項目 | 本家(A) | 疑惑対象(B) |
| ファイル形式 | MP3 | WAV(※ファイルの中身はMP3形式) |
| 音声の細かさ(サンプルレート) | 44100 Hz(標準) | 22050 Hz(標準の半分) |
| 音声の広がり | ステレオ(左右あり) | モノラル(左右なし) |
| 音量(平均) | -8.4 LUFS | -11.3 LUFS |
| 収録されている高音域の上限 | 16.11 kHz(正常) | 2.20 kHz(異常に低い) |
| 音量の変化の幅 | 7.0 LU | 4.3 LU |
疑惑対象のファイルはScratchが自動的に変換した際に音質が大幅に劣化しており(サンプルレートが半分・モノラル・高音域が2.2 kHz以上消失)、波形を直接比較することができない状態になっている。ツールは「別の録音」と判定しているが、これはScratchによる変換劣化が原因とみられ、音源が別物であることの根拠にはならない。*5
(周波数分布の重ね合わせグラフ。赤線=本家・青線=疑惑対象。Scratchの変換で消えていない低〜中音域(20Hz〜2kHz)では2本の線がほぼ重なっている)
(音の周波数を時間軸で可視化したグラフ。上=本家・下=疑惑対象。本家は上部まで音が詰まっているが疑惑対象は上部が空白。ただし曲の静かな部分・盛り上がる部分の位置は両者で一致している)
(音量の時間変化グラフ。赤線=本家・青線=疑惑対象。0:00〜2:02の全区間を通じて音量の上がり下がりのパターンが一致。約1:01と1:21付近で同時に音量が下がる谷が両者で観測される)
◆ 総合評価
以下の複数の客観的な数値・グラフが転載の可能性を示唆している。*6
- 波形の一致度スコア99/100・ズレ0秒(音量を揃えた後の比較)*7
- 曲全体の音量変化パターンが全区間にわたって一致
- 変換による劣化の影響がない低〜中音域での周波数特性の一致
- 高音域が系統的に減少しており(高域の広がり-25.2%・音の複雑さ-84.9%)、キーを下げる処理との整合性がある
ただし疑惑対象の音源はScratchの自動変換によって音質が大きく劣化しており、波形レベルでの直接照合は不可能な状態である。転載と断定するには専門機関による解析が必要であり、本調査はあくまで参考情報にとどまる。使用した両ツールとも「法的根拠となる分析には専門家に相談すること」と明記している。
*1 出典:https://scratch.mit.edu/projects/1367042294/*2 出典:https://scratch.mit.edu/projects/1367042294/
*3 出典:https://wutools.com/audio/audio-compare
*4 出典:https://tembrica.com/en/audio-comparator
*5 要検証
*6 要検証
*7 要出典

コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧