トーマス・ウェイン_(フラッシュポイント・タイムライン)

ページ名:トーマス・ウェイン_(フラッシュポイント・タイムライン)

バットマン

個人的な情報

本名

トーマス・ウェイン

別名

バットマン

親族

  • 妻:マーサ・ウェイン
  • 息子:ブルース・ウェイン

所属

ウェイン・カジノ

拠点

ゴッサムシティ

社会的な情報

正体

秘匿

国籍

アメリカ人

婚姻

既婚

職業

外科医、カジノ経営

身体的な情報

性別

瞳の色

茶色

髪の色

茶色

オリジン

ユニバース

作者

  • ビル・フィンガー
  • ボブ・ケイン

初登場作品

死亡作品

フラッシュポイント Vol 2 #5
[テンプレート]
“この物語の私はヒーローではない。私は、耐え難い苦痛に無力にも押し潰された男…善と呼ばれるには、あまりに血を流し過ぎた男…生きる意味を失っていた…フラッシュに会うあの日までは…„―トーマス・ウェイン[出典]

目次

概要[]

経歴[]

フラッシュポイントのタイムラインでは、トーマスとマーサ・ウェイン夫妻の代わりに、幼いブルースが強盗ジョー・チルの犠牲となって命を落とした。トーマスは復讐のためバットマンとして活動を開始するが、彼のやり方は正史世界におけるバットマンと比べてはるかに冷酷で、犯罪者を殺すことも厭わなかった。トーマスはジョー・チルを追い詰め、薬物を投与する代わりに、素手で殴り殺すことで復讐を遂げている。また、息子を失ったことで深いショックを受けたマーサは狂気に陥り、この世界におけるジョーカーとなった。

ジョーカーがデント判事の双子を誘拐した後、トーマスはジョーカーの手先であるヨーヨーを追い詰め、自身が経営するウェイン・カジノのビルの上で捕まえた。トーマスは妻のアジトを聞き出そうとしたが、ヨーヨーが答えを拒んだため、彼女をビルから突き落とした。ヨーヨーは駆けつけたサイボーグに命を救われるが、トーマスは彼女が自分でビルから「滑った」のだとうそぶく。サイボーグはこの件を追求せず、ヨーロッパに破壊を撒き散らしているアマゾン族とアトランティアンの戦争を止める手助けをしてほしいと頼んだが、トーマスは拒否した。

トーマスがバットケイブに戻ると、そこには力を失ったバリー・アレンがいた。初めトーマスはバリーを敵と勘違いして攻撃したが、彼の説明する別世界の話に興味を抱き、そこでは最愛の息子ブルースが生きていることを知った。ブルースが生きている世界を取り戻すため、トーマスはバリーがフラッシュの力を取り戻す手伝いをすることになった。バリーはトーマスが作った装置を使い、以前に能力を手に入れた際のアクシデントを再現しようとしたが、失敗して全身に大火傷を追う。しかし2度めの試みで力を手に入れることに成功し、トーマスの前でスーパースピードを実演してみせた。

トーマスとバリーは歴史改変の元凶と思われるリバース・フラッシュに対抗するため、チームに加わってくれる仲間を探し始めた。トーマスはサイボーグにコンタクトをとり、戦争を止める手助けをする条件として、この世界のスーパーマンの捜索に協力を求めた。彼らはメトロポリスの地下の秘密施設に侵入し、プロジェクト:スーパーマンの“サブジェクト1”ことカル=エルを発見する。しかし外の世界から隔絶されて育ったカル=エルは、解放されて地上に出るとすぐに空の彼方へ飛び去ってしまった。

取り残されたトーマス、バリー、サイボーグはエレメントウーマンの助けを借りて政府施設から脱出する。間もなくバリーが改竄された記憶の流入によって苦しみ始めたため、トーマスは彼の脳の働きを遅らせて記憶を保護する薬物を注射した。その後ヒーローたちはフォーセットシティへ向かい、キャプテン・サンダーに変身することができるティーンエイジャーのグループ、S.H.A.Z.A.M.を探した。ビリー・バットソンの力でバリーの苦痛が和らいだ後、一同はアマゾン族とアトランティスの戦いが最終局面に入ったことを知り、戦いを止めるため現地へ向かうことになった。トーマスは乗り気ではなかったが、「ブルースなら来るだろう」というバリーの言葉に心を動かされ、仕方なく彼らに同行した。

ヒーローたちはバットプレーンでニューセミッシラへ飛び、道中でエンチャントレスをチームに加える。彼らは荒れ果てたかつてのイギリスに到着し、ワンダーウーマンとエンペラー・アクアマンが争う戦場に割って入った。戦闘中、リバース・フラッシュことプロフェッサー・ズームがバリーやトーマスの前に立ちはだかり、歴史改変の真相を語った。この世界を作ったのはプロフェッサー・ズームではなく、母親を救うため過去に戻ろうとしたフラッシュ自身だったのである。トーマスはプロフェッサー・ズームとの戦いで負傷したが、彼を背後から剣で突き刺して倒すことに成功した。

その後、トーマスはアマゾン族のスパイであることが判明したエンチャントレスの攻撃で致命傷を負う。アトランティスの爆弾で世界が崩壊し始めると、トーマスは息子への手紙をバリーに託し、この世界から逃げるよう助言した。トーマスの最期を看取った後、バリーは歴史の修正を試み、以前と同じと思われる世界を作り上げた。彼はバットケイブでブルース・ウェインに手紙を渡し、彼の父親の助けが無ければ世界を救うことはできなかっただろうと語った。ブルースは父親のメッセージに涙を流し、バリーに礼を言った。

能力と弱点[]

バットマン/トーマス・ウェイン

技能[]

所有物[]

装備[]

  • バットスーツ

トリビア[]

  • ゴールデン・エイジの古典的なバットマンの風貌に近く、目や装備品が赤いなどの変更が加えられている。

登場作品[]

翻訳単行本



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