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イワン・ウイスキーは、00ナンバーサイボーグの001。
0歳。誕生日不明。ロシア人。あだ名は「電子頭脳」。脳改造によって成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、エスパー能力を身につけた人間の赤ん坊。メンバーの窮地を救う切り札的存在。初期は台詞が片仮名で統一されていた。一人称は「僕」。
目元を覆った(一部の作品では目が描かれている)短髪の赤ん坊。ほぼ常時おしゃぶりをくわえている。能力を発揮している最中は、頭髪で隠れている目が光る。
生まれてまもなく、科学者である父=ガモ・ウイスキーの実験により脳改造を施された。脳の容量を増やした訳ではなく、人間の日常生活において通常使用されることのない、俗に「ナイトヘッド」と呼ばれる脳の領域を刺激し覚醒させたもの。平成版アニメでは、脳死状態で生まれた息子を蘇らせるための研究がエスカレートした結果となっている。
テレキネシス・テレパシー・テレポート・サイコメトリー・予知夢・自然治癒力など様々な超能力を持つ。
その能力は必ずしも万能ではなく、初期は意志を持つ者に対してテレキネシスやテレポートを使えないと言う制約もあり、仲間を助ける際は気絶するのを待っていたり、自身の能力で仮死状態にしていた。
ほぼ的中する良からぬ予知夢を見た際は、激しい夜泣きとともに、ポルターガイストを引き起こす。
他にも、彼らが解決しようと試みている事件に関し、重大なニュースが放映されていると、即座にみんなに知らせ警告を促す場面が見られる。
脳の全領域を酷使しているため、その疲労は常人以上らしく、1か月が1日に相当し15日間眠っては15日間起き続けるという特異な生活リズムを持ち、ほとんど成長していない。しかし、ゼロゼロナンバーが窮地に立たされた際、切望の念に触発されて目を覚まし仲間を救う場面もある。能力を酷使した後も疲れるためか眠ってしまう。
脳改造の結果、非常に高いIQを得ており、幅広い知識を常々吸収している。なお、改造されたのは脳だけであり、その他の身体能力は人間の赤ん坊そのままである。他者との意思疎通は基本的に、脳内へのテレパシーで行っている。
『完結編〜Conclusion God's War〜序章~』のラスト「宇宙の産声」では、自身の意識を自在に幽体離脱させる能力を得て、従来は不可能だった、意識のある者をテレポートさせることも可能になった。
普段はギルモア博士と同居し、普通(?)の赤ん坊として過ごしている。そのため緊急時のメンバー招集は彼が担当することが多い。短編では001がメインの話も多い。
理知的で人類愛に溢れる性格だが、常に冷静沈着で正確な判断を下し、ゼロゼロナンバーの参謀役を担う。時に世界のために非情とも言える冷徹さを見せるが、原作では狸寝入りを決め込んだりするなど人間臭い一面も見せている。自らを改造した行方不明の父に対しては複雑な感情を抱いている。
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