超神星DOOM・ドラゲリオン

ページ名:超神星DOOM_ドラゲリオン

登録日:2023/07/14 Fri 00:12:51
更新日:2024/07/09 Tue 13:55:29NEW!
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dm デュエマ デュエル・マスターズ フェニックス デーモン・コマンド ドラゴン・ゾンビ コマンド ドラゴン 闇文明 闇文明のクリーチャー 闇文明のドラゴン 超無限墓地進化 進化クリーチャー t・ブレイカー メテオバーン パワー低下 リアニメイト 墓地ソース ドゥームメタル sr スーパーレア ドラゲリオン dm22-ex1 dm23-rp2 超神星 超神星doom・ドラゲリオン 超神星death・ドラゲリオン うんちく





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超神星DOOMドゥーム・ドラゲリオン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM22-EX1「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」に収録されたスーパーレアの1枚である。


超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の転生版超神星DEATH・ドラゲリオン》から更に派生したカード。
カード名の由来はザキラの切り札繋がりから、ヘヴィ・デス・メタルの元ネタにあたる「ヘヴィメタル」のサブジャンルの一つ「ドゥームメタル」と思われる。



解説

超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12)
進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000
このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
T・ブレイカー
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

邪神R・ロマノフ》から始まり通算4体目となる、超無限墓地進化持ちの進化クリーチャー
コスト12もの重量級だが、進化元1体につき召喚コストを1少なくするという軽減効果を自前で備えているため、墓地肥やしする程に進化元の確保とコスト軽減が同時にこなせる設計となっている。
また、超無限墓地進化としてはRロマノフ以来となる進化元に文明の指定等がないタイプであり、サポート豊富なコマンドドラゴン持ちかつ単色である事も相俟って、同じ進化方法の中でも随一の出しやすさを誇る。


効果としてはT・ブレイカーに加え、フェニックス特有のメテオバーンを搭載している。
アタックトリガーでメテオバーンが起動し、進化元1体を消費する事で相手クリーチャー1体に9000ものパワー低下を叩き込んだ後、墓地から非進化クリーチャー1体をリアニメイトできる。
わずか1枚で発動可能という燃費の良さもさることながら、パワー低下による相手除去とリアニメイトによる味方展開の両方を行うため、かなりのフィールド・アドバンテージが見込める。
特にリアニメイトは《魔龍バベルギヌス》に等しい蘇生能力であり、超無限墓地進化で束ねた進化元をメテオバーンで使用すればそのまま墓地から蘇生可能なので、様々なクリーチャーを幅広く展開できる。


全体的に「墓地肥やし」の一点で噛み合った完成度の高い性能となっており、墓地利用デッキの新たな切り札として活躍している。
公式としては【墓地ソース】への投入を推奨してるらしく、後述するアニメでは実際に墓地ソの1枚として召喚された。



相性の良いカード

黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 7000
E・ソウル
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から3枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ3枚を好きな順序で山札に戻す。

言わずと知れた墓地肥やしの権化。
膨大に膨れ上がった墓地のカードによってコスト1まで軽減されて召喚できる上に、メテオバーンで実質好きなクリーチャーを蘇生できてしまう。
種族と文明が同じなのでサポートを共有できる点でも好相性。


詳しくは個別項目を参照。


大樹王 ギガンディダノス KGM 闇/自然 (12)
クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国 50000
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
このクリーチャーが出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
<フシギバース>[闇/自然(14)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇/自然(14)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇/自然(2)]より小さくならない)

不死樹王国のキングである超重量級クリーチャー。
名目コストがバカ高いDOOMはフシギバースと抜群の相性を誇り、14から12引いて切りよく最低コストで墓地召喚できる上に、進化元もセットでマナゾーンに行くので大量マナブーストが狙える。
また非進化かつ単純に強力なので、フシギバースを考慮せずともメテオバーンによる蘇生候補に十分入る。


ロイヤル・ドリアン R 自然文明 (5)
クリーチャー:ワイルド・べジーズ 1000
S・トリガー
このクリーチャーが出た時、すべての進化クリーチャーの一番上のカードを、持ち主のマナゾーンに置く。

基本性能が高いのであまり注目されないが、実は退化元としての適性もかなりのもの。
目当てのクリーチャーを一番上に重ねて超無限墓地進化しつつ、メテオバーンでロイヤル・ドリアンを蘇生すれば《竜魔神王バルカディア・NEX》でも《覇王ブラックモナーク》でもお手軽に退化できる。


絶望神サガ R 水/闇文明 (3)
クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000
このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。

サガループでお馴染みの絶望神。
詳細は省くが、ループで墓地肥やししまくった後のフィニッシャー役としてDOOMが大きく貢献し、メテオバーンで蘇生した《水上第九院 シャコガイル》のエクストラウィンで3ターンキルすら叩き出せる。


詳しくは個別項目を参照。



関連カード

超神星 DEATH・ドラゲリオン SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/フェニックス 11000
マナ進化GV−闇のクリーチャーを3体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで墓地に置いてもよい。そうした場合、そのターン、こうして墓地に置いたカード1枚につき、バトルゾーンにあるクリーチャーすべてのパワーは-3000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される。)
W・ブレイカー

派生元となるカード。
こちらは墓地進化ではなくマナ進化GVによって召喚され、メテオバーンは3枚全て消費すれば敵味方全員に9000のパワー低下を食らわせるため、全体除去として機能する反面味方も巻き込んでしまう事からややクセが強い。
単体を対象とするDOOMのそれは、範囲が狭まった代わりに扱いやすくなったと言える。


暴走龍 5000GT VIC 火文明 (12)
クリーチャー:アウトレイジ 12000
このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
すべてのプレイヤーは、パワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーを出すことができない。

【墓地ソース】の代表格。
DOOMとはコスト・パワー・打点・墓地を参照したコスト軽減など似ている要素が多く、しかも同じ墓地ソのカードとして推されている事から、カードのデザインにあたって強く意識された事が推測される。
しかし総合的な性能は小型除去&封殺とかなり異なっているので、差別化する必要は薄い。
それどころか、事前に出せばDOOMを召喚する上で障害となるメタクリーチャーを排除してくれるので好相性の部類に入る。


詳しくは個別項目を参照。



メディアミックスでの活躍

アニメ『デュエル・マスターズ WIN』の第6話「ガチデュエバトル開催!」で登場。
ウィンとのデュエルにおいて、うんちくが【グルメ墓地ソース】というガチの名に相応しいガチデッキの1枚として使用し、《樹食の超人》による大量墓地肥やしを活用してコスト2で召喚した。
メテオバーンのパワー低下で《アビスベル=ジャシン帝》を除去耐性ごと貫通して破壊しつつ《ブラキオ龍樹》も蘇生する活躍を見せた。
しかし、ウィンが破壊される事も織り込み済みで手札にジャシン君の蘇生カードを持っていたことで、アビスラッシュをする為に敢えて手札を捨てて墓地にカードを送ったプレイングの前に敗北している。


発売前だったDM22-EX1の販促枠でもあり、6話における「今日のカード」としても紹介されていた。



余談

  • このカードの収録から4ヶ月後、デュエマの元ネタにあたるTCG『Magic the Gathering』で《黒の太陽の黄昏》というカードが収録された。
    効果は相手クリーチャー最大1体をパワーマイナスした上で、条件が満たされていれば味方クリーチャー1体をタップ状態で戦場に戻すというもので、パワー低下&リアニメイトするDOOMと非常に似通った性能をしている。
    デュエマもMTGも共通してウィザーズが開発元である事から、恐らくは「太陽」の象徴でもあるドラゲリオンを元にした自社内でのオマージュかと思われる。



追記・修正はコスト1まで軽減してからお願いします。


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  • 黒の太陽の黄昏はたまたま効果が似ただけじゃないかな?白の太陽の〜、青の〜、黒の〜、赤の〜、緑の〜の5枚サイクルだから、その中で1枚だけDMオマージュは考えづらいし -- 名無しさん (2023-07-14 06:24:51)

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*1 画像出典:Twitter イラストレーターMoopic/ムーピク氏 @Moopic 2022年10月30日掲載 https://twitter.com/Moopic/status/1586687337911955459?s=20 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

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